ウクライナ東部の要衝マリウポリで、ロシア軍が包囲しウクライナ側に投降を迫っていた製鉄所について、ウクライナ軍は戦闘任務を終了したと明らかにしました。 ロシア国防省は、ウクライナ側の兵士など265人が投降したと発表し、一部のロシアメディアは、ロシア軍が製鉄所をまもなく制圧するという見方を伝えています。 ウクライナではロシア軍が掌握を目指す東部で激しい攻防が続いていて、要衝のマリウポリのアゾフスターリ製鉄所では、ロシア軍が包囲し繰り返し投降を迫る中、ウクライナの部隊の抵抗が続いていました。 ウクライナ軍の参謀本部は日本時間の17日朝、製鉄所にとどまっていた部隊の戦闘任務を終了したと明らかにしました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日動画を公開し、製鉄所について「マリウポリの兵士たちを救うための作戦が始まった」と明らかにしました。 そのうえで「兵士の中には重傷を負っている者もいる。英雄たち