先日、Google 日本語入力 (以下、Google IME) がリリースされてから、各地で絶賛の意見をよく目にします。 Google IME の魅力は、その紹介にもある通り、圧倒的な語彙ですが、確かに普段の自分が使わないような語彙がすらすらと変換できて、とても刺激的です。 ですが、ふと冷静に考えると、そこまでの語彙が必要なのでしょうか。 MS IME や「ことえり」の語彙はとても貧弱で、確かに日本語入力の足枷でしかありませんが、ATOK に関しては、十分な語彙を兼ね備えています。 また、僕の愛用している SKK (Mac の AquaSKK と Emacs の ddskk) も、辞書を登録することで十分な語彙*1を利用することができます。 こうして、語彙の優位性を省いたときに、Google IME が他の IME よりも刺激的かと言えば、そうは感じません。 ATOK と SKK の優位性