■「SPEEDI」隠しで住民79人が亡くなった ついに堪忍袋の緒が切れた。 原発事故で避難生活を強いられている福島県浪江町の馬場有・町長(63)が、国を相手取って刑事告発に踏み切る考えを明らかにした。 罪状は「業務上過失致死」などを検討している。 それだけ政府の過失責任は重大なのだ。 事故直後に「SPEEDI」(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報を隠した結果、多くの住民が放射線量の高い北西方向に避難、余計な被曝(ひばく)を招いた。 何度も避難先の変更を余儀なくされ、病状が悪化して死亡した住民もいる。 現時点で79人が「震災関連死」として認定された。 「政府が速やかにデータを公開していれば、亡くならずに済んだ人もいるでしょうし、余計な被曝も防げたはず。これは町民全体の共有認識です」(浪江町職員) 馬場町長は「(北西に)行ってはいけないとなれば、別の避難地もあった。人道上問題
![菅直人がいよいよ「お縄」になる日-ついに福島県・浪江町が刑事告発を検討](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/499386a14fca8063c1155ff418cb5fe09ac7af66/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-15.fc2.com%2Fm%2Fr%2Fk%2Fmrkagayaki%2F1_20120417073756.png)