昨年(2011年)の10月に、北海道の道東自動車道(道東道)、夕張〜占冠(しむかっぷ)間が開通しました。これにより、札幌圏と帯広圏が、初めて高速道路で結ばれました。食料基地である道東地域と、消費地の札幌圏、重要港湾を持つ苫小牧とが高速道路でようやく接続され、大変意義のある開通でした。 この付近をウェブの地図サイトで眺めていたところ、興味深いことに気付きました。結論からいうと、大多数の地図サイトが2012年2月時点でこの開通に対応している中、Googleマップだけが、開通前の地図を掲載し続けているのです。 試しに、Yahoo!ロコの地図を見てみましょう。 画像の中ほどを左右に走っているのが道東道です。切れ目なく続いているのが分かります。 同じ場所を今度はGoogleマップで見てみるとどうか。 なんと、高速道路の緑色の線が途中で途切れてしまっています。これは去年の10月まで未開通だった部分です