through the stained glass
やおい歴ン十年、筋金入りの腐女子であるところの闇猫さん(=仲村明子さん*1)が、ようやく『オタク女子研究』を読んだというので、電話でだらだら話した。やはりというか当然と言うか闇猫さんも批判的で、その趣旨そのものはネットで見かける批判と大差ないのだけれど(とはいえ、その言葉の直截さには闇猫さんならではのユーモアがあって、ぜひどこかに書いてもらいたいと思う)、なぜ(一部の)腐女子がこの本を批判せずにはいられないか、その背景を、簡潔に説明してくれたのが僕にはとても印象的だったし、納得した。 ことはジェンダーにかかわる。僕が、知人のSF業界人の言を引き合いに出して、たとえばSFオタクが同様の本を書かれたとしても、この本に対して反応した腐女子ほど感情が先に立つとは思えない、と言ったところ、闇猫さんは「それはあなたやあなたの知り合いが男だからだよ」とあっさり答えたのだった。さらに続けて「女の人はジェン
なんか、やっぱり反響がでかいので、本日もひとつひとつレスしてみたいと思います。 http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20061004/p1#c1159999354 # とおりすがり 『基本的に文化系女子とか腐女子は、 「ホモソーシャル関係とホモセクシャル関係の違い」がはっきり理解できないのです。 (最近は「ホモソーシャル=ホモ」みたいな投げ遣りな理解の仕方 の腐女子が増えてきてワロス。)』 (2006/10/05 07:02) # 度々とおりすがり 『ちなみに「永遠の乙女/花の23年組」である上野千鶴子も ホモセクシュアル関係とホモソーシャル関係の違いが よく理解できないようです… 「最近理解した」とか言ってますけど、多分わかってないと思います。 これはもう仕方が無いので、放置するしかありません。』 (2006/10/05 07:08) ああ、これは僕もそう思いま
斉藤環氏とともに聞き手となった金田淳子氏が、『ジョジョの奇妙な冒険』をめぐる自分のやおい妄想を原典の作者に向かって熱弁したことが各所で叩かれていたらしい、「ユリイカ」臨時増刊の荒木飛呂彦インタビューを読んだ。このインタビューの感想をネットでいくつか斜め読みした範囲では、金田氏のやおい妄想そのものの妥当性について触れているというよりは、もっぱら、やおい妄想を公然と語ることのイタさ、およびそれを原作者へのインタビューの場でやっちゃったことへの嫌悪感や反感が語られていたように思う(逆に、数少ない擁護派には、妄想の内容を評価する言葉もあった)。〈なお、はじめに告白しておくと、僕は『ジョジョ』の読者ではない。読んでいたのは連載初期の2年くらいでしかない。なので、金田氏の語る妄想の中身にはいっさいふれることができない、ということを、お断りしておきます。〉腐女子が自分の妄想をおおっぴらに垂れ流すことは、
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