本日6月3日(金)よりスタートする「耽美の誕生 ボーイズラブ前史」展のお知らせです。 ■展示内容 女性向けの小説・まんが・イラストなどの創作物に、かつて「耽美」と呼ばれ、現在、男性同士の関係を描くことに特化して「ボーイズラブ」と呼ばれるジャンルがあります。これも他の多くのジャンルの成立期と同じく、さまざまな他分野の要素を養分として生まれました。それは少女たちの無茶苦茶なパワーで、あらゆる文化の耽美な部分をクロスオーバーさせ、囲い込み、蛸壷化させていく過程でもありました。この「耽美」が、独自のジャンルとして成立する上で大きく寄与した雑誌「JUNE」を中心に、関連資料を展示します。 主な展示品: ・雑誌、単行本、同人誌 約120点 ・関連資料4点 ・山崎俊夫『童貞』初版(四方堂書店) ・同人誌「らっぽり やおい特集号」表紙原画(波津彬子) ・「やおい座談会」原稿(同人誌「らっぽり やおい特集号
やおい歴ン十年、筋金入りの腐女子であるところの闇猫さん(=仲村明子さん*1)が、ようやく『オタク女子研究』を読んだというので、電話でだらだら話した。やはりというか当然と言うか闇猫さんも批判的で、その趣旨そのものはネットで見かける批判と大差ないのだけれど(とはいえ、その言葉の直截さには闇猫さんならではのユーモアがあって、ぜひどこかに書いてもらいたいと思う)、なぜ(一部の)腐女子がこの本を批判せずにはいられないか、その背景を、簡潔に説明してくれたのが僕にはとても印象的だったし、納得した。 ことはジェンダーにかかわる。僕が、知人のSF業界人の言を引き合いに出して、たとえばSFオタクが同様の本を書かれたとしても、この本に対して反応した腐女子ほど感情が先に立つとは思えない、と言ったところ、闇猫さんは「それはあなたやあなたの知り合いが男だからだよ」とあっさり答えたのだった。さらに続けて「女の人はジェン
コミックJUN1号(1978年10月号)・2号(1978年12月号) JUNE3号(1979年2月号・コミックJUN改題)〜8号(1979年8月号) JUNE復刊1号(1981年10月号)〜85号(1995年11月号) ヴィジュアルJUNE(1996年1月号)・(1996年4月号) 小説JUNE1号(1982年10月)〜152号(2004年2月) 小説JUNEDX(153号)(2004年4月) JUNEクロニクル(2001年3月) リストを見ていくと、1984年の『元禄無頼』は著者名「沙羅」になってますが、後に栗本薫名義で単行本化されてますよね。創刊当初に何作か書かれている「ジュスティーヌ・セリエ」も、(訳・あかぎはるな)などと書かれてますが、実は栗本薫さんだそうです。ご自身のサイトで告白されてました。他にも栗本作品あるかもしれませんね。 JUNEは当初(株)
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