前原誠司外相は28日の記者会見で、自民党の谷垣禎一総裁が衆院解散・総選挙を前提としなければ税と社会保障の一体改革などの与野党協議に応じない姿勢を示していることについて「日本の政治のことをあまり考えていない」と批判した。菅政権は与野党の話し合いによる「熟議の国会」を掲げているが、前原氏の痛烈な批判は野党側の反発を強めそうだ。 前原氏は「長らく政権与党にいた自民党が本当に日本のことを考えるのならば、堂々と自分たちの考え方を示した上で議論に乗ってくるのが筋だ」と主張。その上で「(谷垣氏は)簡単に解散、解散というが、経済は本当に危機的な状況にある。経済成長と財政再建をどうしていくかは、われわれに一義的な責任があるが、ここまで借金を膨らませた大きな責任は自民党にある」と語った。
菅直人首相(64)に痛恨のブーメランが返ってきた。かつて、世論から猛批判を浴びている与謝野馨経済財政担当相(72)と同様の離党劇を行った議員に対し、「離党と同時に辞職すべき」などと、国会等でののしりまくっていたのだ。過去の言動を平然と覆すのは民主党のお家芸とも言えるが、24日からの通常国会で追及されるのは必至の情勢だ。 この発言をくらったのは、無所属の大江康弘参院議員(57)だ。大江氏は2007年の参院選で、民主党比例で2回目の当選をしたが、翌08年に民主党を離党して改革クラブを作った。昨年4月には同党が舛添要一代表率いる新党改革に衣替えした際に離党、5月に幸福実現党に入党したものの年末に離党したという経歴を持つ。 大江氏らが総務省に改革クラブ結党を届け出た08年8月28日、野党・民主党の代表代行だった菅首相は記者会見で「比例で当選された方は、きちっと議席を党に戻した上で行動をすべきだ
与謝野経済財政相は14日夜、初閣議後の記者会見で年金制度のあり方について「(自らが閣僚だった自民党の)麻生内閣で『安心社会実現会議』を作った。その報告書の基調は民主党政権でも受け継がれており、社会保険方式が前提と理解している」と述べた。 超党派で改革を進める余地があるとの立場を強調したものとみられる。 また、「いろいろよい案があるが、制度移行が35年も40年もかかることが現実性があるのかという問題がある。すべての案を含め、総合的に検証する必要がある」とも強調、民主党案の修正も含め、検討を進めるべきだとの考えを示した。 民主党案は厚生、国民などの年金を一元化し、現役時代の所得に応じた保険料で年金額を決める所得比例年金とすることなどを柱としている。 一方、与謝野氏は「バラマキだ」と批判してきた子ども手当について「政策効果に対する確信が、導入当初は十分説明されていなかった」と指摘。「批判精神は失
丸川氏が柳田前法相の悪態を暴露 自民党の丸川珠代参院議員(39)は7日、東京・有楽町での街頭演説で、国会軽視発言で辞任した柳田稔前法相(56)の新たな“失言”を暴露した。 今月初旬、国会内のエレベーターで2人きりになったところ「柳田さんは『あんな質問をするなんて、君は人間のクズだ』と言い続けた」という。丸川氏は11月の予算委員会で、柳田氏を厳しく責め立てたが「反省のかけらもなしに政治家をやっていることが、日本の国難そのもの」とぶちまけた。 演説には同党の参院議員10人が集結。義家弘介氏(39)は、議会開設120年記念式典で秋篠宮ご夫妻にヤジを飛ばしたとされる中井洽衆院予算委員長(68)について「正面玄関で殿下をお迎えする時にモーニングを1人だけ着ないで、ポケットに手を突っ込んで雑談してた」と明かした。
【議員会館】 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館301号室 電話:03-3581-5111(代表) 最近の国会討論で、「格差」とか「格差社会」という言葉を聞くようになりました。小泉改革が推進された結果、世の中は以前に増して「所得格差が拡大している」という話しのようです。統計的に見れば、1980年代後半くらい、つまり1ドルが240円から120円へと円が暴騰した頃から格差が拡がってきているというのは確かのようです。しかし、問題はその理由、背景だと思います。 第一の理由として、私が異論を述べるなら、人口の高齢化だと思います。もともと日本の所得格差は、若い年齢層より高齢者層の方が大きい。初任給と退職時の給与とを比較してみてもご理解頂けると思いますが、その高齢化層の人口比率が高まっているんですから、統計に出てくる所得格差も大きくなります。 次にデフレも大きな要因だ
丸山弁護士「100%無罪」に横粂氏ら異論…尖閣ビデオ問題 中国漁船衝突の映像流出事件で関与を認めた海上保安官が起訴された場合、「弁護人になる」と名乗り出た自民党の丸山和也参院議員(64)に対し、民主党の横粂勝仁衆院議員(29)が12日、同じ弁護士として異論を唱えた。 丸山氏は、今回の件は国家公務員法の守秘義務違反にあたらないとし「100%無罪」と語っているが、横粂氏は「有罪です。海保職員全員が映像を見られたとしても、機密性はある」との見解。保安官が一部で「英雄扱い」されていることに「主観でなく、法に基づいた客観的な判断が必要。無罪となれば、今後の国家の運営ができなくなる」と言い切った。もちろん、横粂氏自身が弁護人になる意欲は見せなかった。 また、丸山氏は、同事件をめぐり仙谷由人官房長官(64)に社会的評価を下げるような発言で侮辱されたとし、今月中にも告訴する意向を示しているが、これには自民
民主党の「小沢ガールズ」、三宅雪子衆院議員(45)=比例北関東=が2日未明、東京都港区白金の自宅マンション4階から地面に転落し、病院に搬送され腰の骨を折る全治約1カ月の重傷を負い入院した。 今年5月の内閣委員会で、民主党が公務員制度改革関連法案を強行採決した際に転倒。右ひざに3週間のけがを負ったと主張し、松葉杖をついて国会に現れ、一時は車いすにも乗っていた。 このとき三宅氏を押したとして、民主党は自民党の甘利明元経産相(61)の懲罰動議を提出したが、ネット上に映像が出回り、「甘利氏は触っていない」「三宅氏の自作自演では」「ダイバー三宅」「甘利神拳」などと騒動となった。 その甘利氏は2日午後、夕刊フジの取材に対し、「私はその時間、赤坂議員宿舎で熟睡していたので、今、この件を知って驚いた。大変心配しているし、お大事にして欲しい」と話した。
31日午後7時半ごろ、京都市下京区西七条南東野町の空き地で、男が金網フェンスに張られた自民党の小巻實司府議(70)の政治活動用ポスター4枚の下から傘の先端を差し込み、はがし破いたのを京都府警七条署員が目撃し、器物損壊容疑で現行犯逮捕した。男は来春の府議選に小巻府議と同じ選挙区から民主党公認で立候補予定の名引直寿容疑者(53)。同署によると今年8、9月、同じ場所でポスターが破られたと被害届が出ていたため、警戒していたという。 名引容疑者は伊吹文明・元自民党幹事長の秘書などを経て、07年の府議選に無所属で出馬、小巻府議に47票及ばず次点だった。 同署によると、名引容疑者は、はがしたことは認めているが「破るつもりはなかった」と話しているという。ポスターには小巻府議と伊吹氏の写真が使われていたという。【成田有佳】
自民党の安倍晋三元首相は25日付の自らのブログで、仙谷由人官房長官が国会答弁や記者会見などで不適切な発言を繰り返している問題について「日本と中国の国益がぶつかっているとき、記者会見で過去の歴史を持ち出して日本国民に反省を求めるお馬鹿(ばか)さんだ。国益が損なわれている」と痛烈に批判した。 また、14日の参院予算委員会で仙谷氏が、新聞報道をもとに質問した自民党の山本一太参院政審会長を「最も拙劣な質問方法だ」と批判した点も取り上げ、「私が官房副長官のとき、彼は新聞どころか週刊誌の記事を取りあげ核問題で私に質問していた」と指摘。「本人はわからないだろうと、高を括(くく)っていたのだろうが、救い難い浅はかさだ」とした上で、仙谷氏の一連の言動を「空虚で無内容、事実誤認に満ち、立ち居振る舞いの卑しさは見るに耐えない」と切って捨てた。
仙谷官房長官が15日の記者会見で、一部報道で菅政権を「仙谷内閣」と評する記事が出ているのは、「私に対するおちょくりだ。菅内閣に対する揶揄(やゆ)としか考えられない。菅首相が十分なリーダーシップを持って政権運営している。全体を正しく見れば、そういう表現が出てくるわけがない」と述べ、怒りをあらわにする一幕があった。 菅首相をたてる狙いがあるとみられる。 一方、仙谷氏は同じ記者会見で、自らも野党時代に新聞報道に基づいた質問を国会で行っていたことを認め、殊勝な一面もみせた。仙谷氏は「私の質問もある意味で拙劣だったことになる」と語った。仙谷氏は、14日の参院予算委員会で、新聞記事をもとに自民党の山本一太氏が質問したことを「拙劣だ」と非難し、後に謝罪した。
野田聖子元郵政相が語った「パートナーの過去と妊娠」 「あの人が罪を償う姿を見て、 産みたいって・・・思いました」
自民党の谷垣禎一総裁は4日昼、民主党代表に菅直人副総理・財務相が選出されたことについて「選挙間近に表紙をかえる古い手法だ。派閥の会合を繰り返して談合
官房機密費を政治評論家に配った――野中広務・元官房長官のこんな発言が波紋を広げている。「政治と金」を厳しく追及してきたはずのマスコミの側に「マスコミと金」の問題が急浮上した形だ。政治部記者の「接待」を機密費で面倒みたと話す、かつて小沢一郎氏(現・民主党幹事長)の懐刀といわれた平野貞夫・元参院議員(74)に話を聞いた。 接待うけた記者がその後出世していった 辞める直前の細川護煕首相(当時)から「お世話になった人たちにお礼をしたいので、機密費の使い方を教えてくれ」と電話が入ったこともある、と話す平野貞夫さん。 ――官房機密費の対マスコミ使用について、直接経験したことを聞かせて下さい。 平野 昭和40(1965)年の終わりから2年間ぐらいの話です。当時、衆院事務局に勤務しており、園田直・衆院副議長の秘書を務めました。園田さんに言われて竹下登・官房副長官のところに報償費(官房機密費)を月々300万
三宅雪子氏“自爆”を否定…衆院内閣委員会で転倒負傷 12日の衆院内閣委員会で転倒し、右足を負傷して注目を集めた民主党の三宅雪子衆院議員(45)が16日、5日ぶりに自身のブログを更新。「負傷した上にパフォーマンスだなどと、いわれなき批判も受け、本当に驚き、かつ悲しく思っています」などと心境をつづった。 民主党は、三宅氏の転倒の原因を自民党の甘利明前行革担当相(60)とし、甘利氏の懲罰動議を衆院に提出している。三宅氏は名指ししていないが「その場で一言、謝罪があれば済んだ話」と指摘。 さらに「自民党の議員が私とエレベーターで同乗した際、自分で転んだと語ったとホームページに書かれていますが、そのような事実はありません」とも記した。馳浩衆院議員(49)のブログを指しているとみられる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く