6年前、県内に住む女性のアパートに侵入し、体を拘束して性的暴行を加えようとしてけがをさせた罪に問われた岐阜県の公務員に対し、金沢地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。 岐阜県南部のごみ処理施設に勤務する公務員で岐阜県大垣市に住む山内貴仁被告(33)は平成30年2月13日の午前6時ごろ、石川県内に住む当時20代の女性のアパートに侵入し、結束バンドなどで体を拘束して性的暴行を加えようとした上に女性がベランダから飛び降りて逃げる際に肺挫傷などのけがを負わせたとして、強制性交等致傷と逮捕監禁、それに住居侵入の罪に問われていました。 これまでの裁判で被告は起訴された内容を認め、検察は被告が金沢市の大学に在学中から女性のあとをつけて家を特定していたなどとして懲役6年を求刑したのに対し、弁護側は執行猶予の付いた判決を求めていました。 12日の判決で金沢地裁の野村充裁判長は「被告は一定の準備をし