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ブックマーク / news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro (2)

  • 英の封鎖解除・オリンピック〜変異株の競争(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

    2021年の7月はパンデミック史の記録に残るものになろう。日がオリンピック開催を強行する一方で、英国は「自由の日」と銘打って封鎖制限を一挙に解除する。表面的にはこの2国の動向は同期しているようでいて、意思決定に至る理由と背景は随分異なる。それゆえに英国の現状ならびに背後にあるコロナの科学を解説することは、ひるがえって日の現状・対策について理解し夏以降の対策を考える助けになろう。 今回からいくつかの記事にわけて、デルタ株が出口戦略にもつ影響と、英国の封鎖解除とオリンピック開催強行が持つ意味について解き明かすことを目指す。この目的のもと、今回は主要な変異株の特徴と変遷について最新知識を解説する。 1.変異株が加速するパンデミック 新型コロナウイルスは少しずつ(およそ月に1−2箇所の速さで)遺伝子配列を変化(変異を獲得)している。これ自体はウイルスの性質として驚くことは何もなく、世界中でウイ

    英の封鎖解除・オリンピック〜変異株の競争(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

    英国のボリス・ジョンソン首相が、対コロナウイルス政策の転換について、国民に演説を行った。この演説でジョンソンが「感染が広がるにつれ、実に多くの家族が身内・親友を失う」という誰にでもわかる強い言葉を伝え、大きな衝撃を与えている。さらに、英政府の基方針が国民の多数がコロナウイルスにかかることで「集団免疫」をつけることを流行収束の目標とすることが明らかになり、英国内で異論が噴出している。 政府の方針が人口の60%の感染で流行が収束する見通しであることから、テレビのニュースは、全英の人口5%にあたる200万人が感染により重体となり、0.7%にあたる27万人が死亡する予測を伝えた。この衝撃的な数字は、英国内に確実にパニックを引き起こしている。 まず明確にしたいが、感染症疫学の問題は非常に専門性が高いので、これに関して免疫学者である私には何も言うべき事はない。しかしながら、「集団免疫」についてかなり

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