(CNN) インドで新型コロナウイルスの流行中に報告された「超過死亡」の数が、公式のコロナ死者数の10倍に上る可能性があることが分かった。米国に拠点を置く世界開発センターが発表した暫定的な論文で明らかになった。 インドでは2020年1月から21年6月にかけて、推計340万~490万人の超過死亡が報告された。一方、インド保健省に報告された死者数は約40万人となっている。 インドのマンダビヤ保健相は20日、上院で死者数の過少報告に関する質問を受け、「死亡を隠す理由はない。インド政府が死者数を隠しているという声が多いが、インド政府は州政府から送られてきた数字を取りまとめて公表しているだけだ」と説明。そのうえで「インド政府が死者数の過少報告するよう要請したことは一度もない」とした。 世界開発センターの研究は超過死亡に関する3つの異なる推計値を基にしている。 1つ目の推計値となる340万人という数字
2021年の7月はパンデミック史の記録に残るものになろう。日本がオリンピック開催を強行する一方で、英国は「自由の日」と銘打って封鎖制限を一挙に解除する。表面的にはこの2国の動向は同期しているようでいて、意思決定に至る理由と背景は随分異なる。それゆえに英国の現状ならびに背後にあるコロナの科学を解説することは、ひるがえって日本の現状・対策について理解し夏以降の対策を考える助けになろう。 今回からいくつかの記事にわけて、デルタ株が出口戦略にもつ影響と、英国の封鎖解除とオリンピック開催強行が持つ意味について解き明かすことを目指す。この目的のもと、今回は主要な変異株の特徴と変遷について最新知識を解説する。 1.変異株が加速するパンデミック 新型コロナウイルスは少しずつ(およそ月に1−2箇所の速さで)遺伝子配列を変化(変異を獲得)している。これ自体はウイルスの性質として驚くことは何もなく、世界中でウイ
塩野義製薬が開発を進める新型コロナウイルス予防ワクチンの年内供給が、困難な見通しであることが16日、分かった。先行するワクチンの実用化が進み、偽薬を用いた数万人規模の最終段階の治験(臨床試験)を年内に実施することが難しい状況となっているため。同社では、ワクチンの安定供給と、日本特有の変異株出現に備えるため、安全性を担保した上で使用を認める緊急使用許可の仕組みの必要性を訴えている。 【地図でみる】世界と日本の製薬企業TOP5 塩野義が開発を進める新型コロナウイルス予防ワクチンは現在、治験の第1、2段階にあたる第1/2相試験を国内で実施している。同時に、最終段階の治験となる、偽薬を用いた、世界の流行地域の数万人を対象にした治験に向けて準備を進めており、その予算は数百億円規模を見込む。 ところが、世界では米ファイザー製や英アストラゼネカ製など実用化したワクチンの接種が広まっていることから、未承認
健康状態 (飲酒、喫煙、持病)を同時に評価した値を表示。P<0.05(太字):統計学的に有意。 この結果は、若年女性に関しては経済活動の停滞よりも、社会的繋がりの喪失や差別/偏見の経験の方が不安・抑うつに強く影響している可能性を示唆しています。 波及効果、今後の予定 本研究は、日本全国の大規模なデータを用いて、新型コロナ流行後の日本の一般人口と、実際に自殺が増加している若年女性の不安・抑うつの危険因子を明らかにしました。一般人口の解析では、世界中で報告されている若年と女性のみならず、経済活動停滞の影響を受けやすい低所得者/自営業、社会的繋がり喪失の影響の色濃い介護者の存在/ドメスティックバイオレンスの経験/新型コロナの恐怖が危険因子であった一方、若年女性では社会的孤立に関連する因子に加え、新型コロナに関連する差別/偏見を受けた経験が重要な危険因子でした。 このことは、新型コロナ流行による自
The COVID-19 pandemic has affected every aspect of life. As the virus has spread globally1, anxious individuals have voluntarily engaged in physical distancing and reduced their economic activities to prevent infection. To contain the virus, governments have implemented large-scale costly interventions in an unprecedented manner: citizens and communities have been requested to limit social contact
Our goal at Our World in Data is to make data and research accessible so that we can achieve progress against the world’s largest problems. → View all of our work on COVID-19. → Read about our mission. → Download our complete, daily updated Our World in Data COVID-19 dataset. Our World in Data is free and accessible for everyone. Help us do this work by making a donation. Licenses: All visualizati
Amazon Web Services ブログ AWSが支えるCOVID-19との闘い①──LINEパーソナルサポートプロジェクトは、なぜAWSクラウドでなければならなかったのか?―発案者・宮田裕章教授に訊くAWSの魅力 世界的に甚大な災禍をもたらした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。日本では当初、感染経路の追跡と水際対策を徹底してきましたが、市中感染が拡大するにつれビックデータを活用した感染防止のプロジェクトが進行しました。基盤として活用されたのはAWSクラウドです。なぜこのプロジェクトにAWSクラウドが必要とされたのでしょうか? 今回は、プロジェクトの発案者である宮田裕章教授に、当社の執行役員 宇佐見 潮がお話を伺いました。 感染拡大防止には、ビッグデータのリアルタイム解析が不可欠 振り返れば、2020年1月15日に国内での最初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、3
オックスフォード大学と英国立衛生研究所の研究により、新型コロナウイルス感染者が回復後、メンタルヘルス問題に見舞われる可能性が高いことがわかった。不安障害、不眠症、および認知症が最も多く見られた。 by Charlotte Jee2020.11.13 264 526 8 6 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者が回復後に、メンタルヘルスの問題に見舞われる事例報告がここ数カ月増加している。最近になって、この事例報告を裏付ける数値が発表された。医学誌「ランセット精神医学(The Lancet Psychiatry)」に発表された新しい研究によると、新型コロナウイルス感染者のほぼ5人に1人が、検査で陽性が確認されてから3カ月以内に精神疾患と診断されていることがわかった。 オックスフォード大学と、NIHR(英国立衛生研究所)オックスフォード生物医学研究センターの研究者は、2020年1月2
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