かつてMySQLの最高経営責任者(CEO)を務め、現在はSun Microsystemsのデータベースグループ担当シニアバイスプレジデントを務めるMarten Mickos氏が、再編計画の一環としてSunを離れることが明らかになった。 米国時間2月6日午前、筆者がMickos氏に直接電話で確かめたところ、退社は事実だと認めた。ただし同氏によれば、「MySQL」事業は異例なほど好調な四半期決算を達成したばかりで、退社の理由は同事業の不調ではないという。 「私が辞める理由はMySQL事業にあるわけではない」とMickos氏は語った。「ビジネスは順調だ。最近も、われわれが生んだ勢いを確固たるものにする数百万ドル規模の契約を締結したばかりだ。われわれはまた、過去最高の四半期決算を達成したばかりだ」 だがMickos氏は、2009年2月第1週に社内のスタッフ宛てに送信した電子メールの中でほのめかして