タグ

ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (9)

  • 『Mastering Bitcoin』日本語訳がネット上に全文公開されていた - YAMDAS現更新履歴

    こないだ「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2016年版)」で、ビットコイン/ブロックチェーンの邦訳が未だ出ていないと書いた。のだが、その後 id:ryozo18 さんに、『Mastering Bitcoin』は既に九カ国語に翻訳されており、その中に日語訳(リンク先 PDF ファイル)もあることを教えていただいた。 間違った情報を書いてしまい申し訳ありませんでした。それにしても翻訳が全文ネット公開できるのは、原文が CC BY-SA ライセンスだったからやね。 日語訳は今井崇也氏が翻訳リーダーを務めて完成されたみたい。 Mastering Bitcoin: Unlocking Digital Cryptocurrencies 作者: Andreas M. Antonopoulos出版社/メーカー: O'Reilly Media発売日: 2014/12/20メディア:

    『Mastering Bitcoin』日本語訳がネット上に全文公開されていた - YAMDAS現更新履歴
  • 邦訳の刊行が期待される洋書30冊を紹介しまくることにする - YAMDAS現更新履歴

    今回の文章を書こうと思ったのは、マガジン航に掲載された大原ケイさんの「2011 ロンドン・ブックフェア報告」がきっかけである。 この記事の最後に「日は出版コンテンツにおいても「情報後進国」」として、以下のようにある。 それより、気になるのは相変わらずの出版不況が伺える日。どの版権担当者に、どののことを問い合わせても「えーとね、中国韓国の版権は売れちゃってる(=既に翻訳されて刊行される予定がある)けど、日語版権は空いてるわよー」という返事が返ってくる。これは純文学系のフィクションでも、最新のコンピューター専門書でも同じ。 ロンドン・ブックフェア2011報告 « マガジン航[kɔː] 今更だが、これは由々しき事態だと思う。何でも翻訳すればいいというものではないが、質は一定以上の量に担保されるとワタシは考える。近年日人の内向き志向についてとやかく言われるが、日の翻訳文化まで細るのが

    邦訳の刊行が期待される洋書30冊を紹介しまくることにする - YAMDAS現更新履歴
  • 農業をオープンソース化する試みについて - YAMDAS現更新履歴

    Open Source Farming ReadWriteWeb のエントリを読み、農業をオープンソース化しようとする Open Source Ecology の活動を面白いと思い、後で TED 講演の動画を見ようと思っていたら、早速日語字幕版があがっていた。素晴らしい。 Wikiや3次元デザインツールなどを利用し、TEDフェローのマーチン・ヤクボスキーは50もの農業機械の設計図をオープンソース化し、誰でも一からトラクターや収穫機を作れるようにしています。これは完全に自立した集落を目指すための取扱説明書を書く上での第一歩に過ぎません(初期費用は1万ドルから)。 マーチン・ヤクボスキー:文明の設計図をオープンソース化する試みについて | TED Talk (ほら、はてなダイアリーにTED Talksの動画を貼り付けられたほうがいいでしょ?) 農業というと何となく縁遠そうだが、ワタシも少し関

    農業をオープンソース化する試みについて - YAMDAS現更新履歴
  • オープンソースはコンピュータ教育にとって危険な存在なのか? - YAMDAS現更新履歴

    The Impact of Open Source on Computing Education | blog@CACM | Communications of the ACM Open source: dangerous to computing education? | opensource.com Swiki の原作者であり『Squeak入門』(asin:4434029479)の邦訳もあるジョージア工科大学教授 Mark Guzdial がコンピュータ教育にとってオープンソースの影響について懸念を述べている。 Mark Guzdial が語る論点はいくつかあるが、まずオープンソース開発が商用ソフトウェア開発よりも閉鎖的で多様性が少ない点がある。前者は開発に参加する参入障壁の問題で、後者はオープンソース開発者が圧倒的に白人かアジア人の男性に占められていることを言っている。 そして多くの

    オープンソースはコンピュータ教育にとって危険な存在なのか? - YAMDAS現更新履歴
  • ジョエル・スポルスキーの「ダクトテーププログラマ」というjwz評が論議に - YAMDAS現更新履歴

    こないだ紹介した『Coders at Work』だが、これを読んだ Joel Spolsky が、早速 The Duct Tape Programmer というエントリーを書いている。 Joel Spolsky は、一番目にインタビューされている Jamie Zawinski(通称 jwz)を「ダクトテーププログラマ」と評している。ここで「ダクトテーププログラマ」とは、乱暴に要約すると、彼のもう一つの造語である「アーキテクチャ宇宙飛行士」の対極にいるような、プラグマティックに力技で問題をずんずん乗り越えていくプログラマを指している。 ただそれが、物のプログラマは C++ のテンプレートや多重継承なんかには頼らないもんだと読まれてしまい(これも乱暴な要約ね)、Hacker News(Shiro さんもコメントしてる)といったおなじみのところや Tim Bray や Jeremy Zawod

    ジョエル・スポルスキーの「ダクトテーププログラマ」というjwz評が論議に - YAMDAS現更新履歴
  • 増田聡さんのレポート課題「完全なパクリレポートを作成せよ」 - YAMDAS現更新履歴

    増田聡さん(id:smasuda)が非常勤講師を務める神戸大学発達科学部の「表現の政治学」で課したレポート課題がすさまじくいかしている。 文化的生産物の「オリジナリティ」と「模倣」の関係について新たな角度からの視点を獲得するために、文章テキストの作成過程に特殊な制約を設けた下記の課題を受講生に課することとする。 その「特殊な制約」とは何か。 完全な「パクリ」レポートとして作成せよ。書物や新聞記事、インターネット上に存在する任意の既存の文章を探し、組み合わせ、テーマ1の内容を過不足なく満たしたレポートを完成させること。その際、自分で独自に執筆した文章を一字一句たりとも交えてはならない。 うぉお〜っ! これはすごい(笑)。さすが漢増田! これは確かに「新たな角度からの視点を獲得」につながるだろう。パクリレポート問題が言われるようになって久しいが、それを逆手にとったユニークさに脱帽である。 増田

    増田聡さんのレポート課題「完全なパクリレポートを作成せよ」 - YAMDAS現更新履歴
  • リーナス・トーバルズのインタビュー日本語訳 - YAMDAS現更新履歴

    Linus Torvalds - Part I の日語訳 Linus Torvalds - Part II の日語訳 id:shiumachi さんによるリーナス・トーバルズのインタビューの日語訳が JF で公開されている。 JF の Wiki にずっと公開されていたとはいえ、正式公開まで大変な忍耐を要したと思うのでそれを労いたいというのがあり、またインタビューが公開されたときにもワタシは紹介しているが、ボリュームのある網羅的な内容なので多くの人に読んでもらいたいと思った次第。 あと細かい点だが「誰がプロジェクトの中心人物なのですか?」の前にインタビュアーの表記が抜けている。直に修正されるだろうが。(追記:修正されました) 以下、リーナスの気になる発言をいくつか引用しておく(賛同しないものも含まれる)。 ぼくは Linux がとても面白いと思っていて、というかぼくに言わせると、面白い

    リーナス・トーバルズのインタビュー日本語訳 - YAMDAS現更新履歴
  • Googleのことは2年以上前にアーロン・シュワルツが言い当てていた - YAMDAS現更新履歴

    TechCrunch の「Google社員が辞める理由」が話題になったが、はてなブックマークの反応を見ても、誰もアーロン・シュワルツの文章に言及してなくてがっかりした。 そう、「The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件」である。 「ソーセージが実際に作られるところを見るのはいつだって恐ろしいものだ」とあるプロダクトマネージャは説く。そしてそれこそが、Google の秘密主義が防がなければならないものなのだ。その壁の内側にいる少数の精鋭たちが真実――そこに「そこ」はない――を知り、この重責に縛り付けられている一方で、世界中の残りの人たちは、Google をその内部世界にあらゆる神秘を備えた計り知れない組織だと見ている。 The Goog Life: how Google keeps employees by treating them like ki

    Googleのことは2年以上前にアーロン・シュワルツが言い当てていた - YAMDAS現更新履歴
  • 岩波書店からウィキペディア本が出る時代になった - YAMDAS現更新履歴

    ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか? 作者: ピエールアスリーヌ,フロランスオクリ,ベアトリスロマン=アマ,デルフィーヌスーラ,ピエールグルデン,Pierre Assouline,B´eatrice Roman‐Amat,Delphine Soulas,Florence O’Kelly,Pierre Gourdain,佐々木勉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/07/25メディア: 単行購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (24件) を見る 森山和道さんの日記で知っただが、著者や原書にまったく心当たりがなく、版元が岩波書店というのも気になった。 2007年夏,ある調査がフランスで話題となった.調査はウィキペディアによる教育の現場の混乱や,そこで不正確で悪意のある書き込みが日常化し政治的な意図をもった情報操作も行われていることを明らかにした.単なる

    岩波書店からウィキペディア本が出る時代になった - YAMDAS現更新履歴
  • 1