増田聡さんのレポート課題「完全なパクリレポートを作成せよ」 - YAMDAS現更新履歴

増田聡さん（id:smasuda）が非常勤講師を務める神戸大学発達科学部の「表現の政治学」で課したレポート課題がすさまじくいかしている。 文化的生産物の「オリジナリティ」と「模倣」の関係について新たな角度からの視点を獲得するために、文章テキストの作成過程に特殊な制約を設けた下記の課題を受講生に課することとする。 その「特殊な制約」とは何か。 完全な「パクリ」レポートとして作成せよ。書物や新聞記事、インターネット上に存在する任意の既存の文章を探し、組み合わせ、テーマ１の内容を過不足なく満たしたレポートを完成させること。その際、自分で独自に執筆した文章を一字一句たりとも交えてはならない。 うぉお〜っ！ これはすごい（笑）。さすが漢増田！ これは確かに「新たな角度からの視点を獲得」につながるだろう。パクリレポート問題が言われるようになって久しいが、それを逆手にとったユニークさに脱帽である。 増田

[noitseuq]

今年もまた「自由に使える読書感想文」の季節がやってきた。

[trashtoy]

MADを作ってるような感覚になりそう

[stilllife]

これは面白い

[mena]

文章内改変禁止でコピペパッチワークだけで論旨と文章が通るような完成度のレポート、という課題／難しそうだが燃える

[HeavyFeather]

これはしんどそうな課題。

[Nean]

清水徹というか宮川淳の「引用の織物」を思い出したりする。

[chroju]

これってひょっとしてものすごく大切なことなんじゃないだろうか。

[inumash]

そのうちbot作って論文を自動生成せよ、みたいな課題が出るようになるんじゃないか。「圧縮新聞」の論文版みたいなやつ。で、どれだけ自然で破綻のない論文にできるかを競うという。

[iroiroattena]

自分の考えを2chの該当スレに貼り付けてコピペすりゃいいじゃん。どこぞの2chまとめブログでもやってる手法だよ。自分の主張を他人かつ複数の意見として取り上げる事が出来るぞ

[pinball-1973]

賢い人だなあ

[kirishima2813]

一瞬、あの「増田」と空目した自分がいた。ただ、この「増田聡さん」の視点は、「逆転の発想」であり、これを元に報告の本質を学ばせるこの課題は、大変興味深い。

[TKK8637F]

文章を切り貼りしながら、論理的な整合性を保つって結構難しそう。

[suzu_hiro_8823]

門外漢の俺でもこれは結構難易度が高いと見る。

[pulltop-birth]

この上「異なる出典を１０カ所以上」か。結構めんどいぞ。

[n-yuji]

氏の公式サイトはずばり「増田」http://homepage3.nifty.com/MASUDA/

[massunnk]

増田さんならではの課題／前に濱野さんが提案してたレポート課題も面白かったなーgoogleで検索上位に来るようなレポート書けみたいなやつ

[chroQ]

面白い！模倣の集積から一体何がはみ出してくるのか楽しみだねー。

[stealthinu]

一字一句独自の文章の無い完全なパクリレポート

[barbieri]

１人が完成させたら、あとはみんながそれを完全コピペで終了なんじゃね

[suyntory_junnama]

　国内　神戸　増田聡さんのレポート課題「完全なパクリレポートを作成せよ」

[jun_okuno]

比較的容易に単位が取れそうと思って講義を選択した学生は涙目。

[nennpa]

いいな、これ／阪大工学部の「ウソプレゼン」講義を思い出した。「虚偽の内容」を「実在の文献の引用」のみから構成し、プレゼン。いならぶ教授陣を前に１時間ウソを吐きとおせれば「優」、という。

[miko88]

恐らく学生の方々が普段何気なく使ってしまっているであろうコピペが、たった一言で難解な作業に。すごい……！

[BRITAN]

斜め上を行く課題。「完全なパクリ」の方が絶対に難しそう。

[bb_river]

既存の切り貼りのはずなのに、既存のどの文章とも異なる主張を構成しろと言うことだろうか。ラッセルのパラドクスみたいだ。

[JORG]

採点する気満々なのが好感。今学生なら、まず結論を考えて、GoogleBookでそれっぽい単語を一旦検索して、自分の書きたいことを書いているところを、トピックごとどんどんぶっこ抜いていくかなぁ

[hobbling]

切り貼りによって、ネタ元の主張を180度ネジ曲げるテクニックとか。

[takeshiketa]

こ、これはこれで難しい

[Kmusiclife]

「完全なパクリレポートを作成せよ」

[satou1205]

「どの素材を」「どうやって組み合わせるか」っていう過程に書き手（パクリ手？）の恣意性が介在することが不可避であると考えると、盗作の類のものを模倣として非難するか否かの基準は、結局、程度の問題なのかしら