(関 信浩=シックス・アパート) いまインターネット上で生まれつつある新しい広告モデルと、旧来の広告モデルの違いについて考えてみたいと思います。 まず、最も基本的な広告のモデルとは、たくさん人が来るところに広告を置き、多くの目に触れるようにするというものです。インターネットの世界でも、基本的にはこのモデルが用いられており、バナー広告がまさにこれです。アクセスの多い人気サイトのトップページにバナーを張っておけば、多くの目に触れることになります。中にはその広告に興味を持つ人もいるでしょう。ターゲティングという意味では、ネットは通常のメディアよりも適したメディアかもしれませんが、この手法はあくまで“従来型の広告モデル”です。 一方、CGM(消費者生成メディア)やクチコミをベースにした、インターネットの新しい広告のあり方に、いま注目が集まっています。ブログを広告に活用する場合、興味を持たれる