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ブックマーク / u-site.jp (11)

  • 複雑なPC向けコンテンツに対して、アコーディオンが常に答えになるとは限らない

    ページは、長いほうがユーザーのためになることもある。アコーディオンはページを短くし、スクロールの回数を減らすが、インタラクションコストを上げてしまう。トピックの見出しに対する判断をユーザーに要求するからである。 Accordions Are Not Always the Answer for Complex Content on Desktops by Hoa Loranger on May 18, 2014 日語版2014年7月9日公開 アコーディオンメニューとは見出しを垂直方向に並べたリストで、見出しをクリックすることでそれに関連したコンテンツを出したり、見えなくしたりできるもののことである。これはコンテンツをユーザーに徐々に見せる方法の1つで、広げたり、あとで見るために隠したままにすることでコンテンツをコントロールできるので、読むものと無視するものをユーザー自身で決められる。ユーザ

    複雑なPC向けコンテンツに対して、アコーディオンが常に答えになるとは限らない
  • 入力フォームのプレースホルダーを使ってはいけない

    入力フォームのプレースホルダーテキストは、入力欄にどんな情報を入れたのかをユーザーが思い出すことや、エラーのチェック・修正を難しくしてしまう。また、視覚や認知機能に障害のあるユーザーにはさらなる負担となる。 Placeholders in Form Fields Are Harmful by Katie Sherwin on May 11, 2014 日語版2014年6月17日公開 コンテクストに沿った説明やヒントは、入力フォームのそれぞれに何が入るかを明確にするのに役立つ。その結果、入力が促進され、コンバージョンレートは向上する。ヒントの提供方法はいろいろとある。実装として一般的なのは、入力フォーム内に説明を入れるやり方だ。しかし、残念ながら、入力フォーム内のプレースホルダーはユーザビリティに役立つよりも損なうことのほうが多いことがユーザビリティテストでは繰り返し示されている。 ラベル

    入力フォームのプレースホルダーを使ってはいけない
  • 5種類の買い物客のためのECサイトのデザイン

    ECサイトの買い物客には主に5つのタイプがある。それぞれ異なる、サイト訪問時の動機や行動パターンを知ることで、デザイナーは各ユーザーのニーズをサポートしつつ、サイト全体のユーザビリティを向上させる決断を下せるようになる。 Designing for 5 Types of E-Commerce Shoppers by Amy Schade on March 2, 2014 日語版2014年4月2日公開 ECサイトの買い物客というのはさまざまだ。特定の商品を目当てにサイトを訪問する人もいれば、買うものを決めようとしている段階の人もいるし、暇つぶしに来る人もいる。したがって、ECサイトサイトのあらゆる要素、つまり、商品の画像から説明、登録、精算に至るまで、すべてがサイトの成功には重要だ。しかし、買い物客のタイプによってサイトで利用される要素は異なっている。 それぞれのユーザータイプの特定は、デ

    5種類の買い物客のためのECサイトのデザイン
  • 「右カラム無視」への対策

    Webユーザーは、情報過負荷へ適応するため、重要でなさそう、あるいは広告のように見えるエリアから注意をそらすように自分たちを訓練してきた。しかし、サイドバーは適切にデザインすれば、コンテンツを発見しやすくし、ユーザビリティをうまく向上させることができる。 Fight Against “Right-Rail Blindness” by Hoa Loranger on October 12, 2013 日語版2013年12月17日公開 残念なことだが、Webサイトクリエイターが右カラム(Webページの右レールとも呼ばれる)を広告の掲載によく使うので、ユーザーはこのエリアをチェックしないように自分たちを訓練してこざるをえなかった。これは右カラムはやめるべきということだろうか。いや、そんなことはない。 ページの右側で消費されるピクセルは利用可能な量のうちの20%程度だが、ピクセルとはコンピュータ

    「右カラム無視」への対策
  • 効果的なカルーセルをデザインする: お化け屋敷ではなく、しゃれた娯楽を創り出そう

    カルーセルを使えば皆が一番欲しがる場所を複数のコンテンツで独占することができるが、ビューポートの大小にかかわらず、カルーセルはスクロールして飛ばされてしまうことも多い。もしカルーセルをページの主役にするなら、良質なナビゲーションとコンテンツによってその有効性を高めることが可能である。 Designing Effective Carousels: Create a Fanciful Amusement, Not a House of Horrors by Kara Pernice on September 14, 2013 日語版2013年11月11日公開 カルーセルの普及 カルーセルと見なされているUI要素にはいろいろなものがある。例えば、(DellのWebサイトにあるような)クリック可能な複数イメージからなるフィルムストリップもそうである。 また、(NestのWebサイトにあるような)

    効果的なカルーセルをデザインする: お化け屋敷ではなく、しゃれた娯楽を創り出そう
  • Webサイトを読むということ:そんなことも(時には)ある

    ウェブコンテンツによってユーザーが興味のあるセクションに集中できるようになれば、ユーザーはその記事を流し読みから実際に読むようになる。 Website Reading: It (Sometimes) Does Happen by Jakob Nielsen on June 24, 2013 日語版2013年7月8日公開 (オンラインバンキングのような)直接取引を別にすれば、インターネットコンテンツに関するユーザーの行動というのは矛盾している: ユーザーは情報を求めてウェブサイトに行く。 ユーザーは標準的なウェブサイトの訪問中、ほとんど読むことをしない。 この2つめのポイントは長年にわたる大量の調査で十分に裏付けられている: 1997年に世界で初めて行われたユーザーがウェブコンテンツをどのように読むのかについての調査の結果を要約すると次の一言に集約される: ユーザーは読まない。情報を注意深

    Webサイトを読むということ:そんなことも(時には)ある
  • A/Bテストとユーザビリティテストの使い分け

    A/Bテストは、用意した複数のデザインのどちらの成果指標がよりよいか、という結果を定量的に比較検討するための手法です。いくつかのデザインの選択肢があった場合に実際にユーザーに利用してもらうことで、どのデザインが最も数値目標達成率が高いかを把握するのには有効ですが、なぜその結果になったのか、という理由を把握することはできません。デザイナーの発想の域を越えることはできず、変更すべきデザイン要素が別のものだったとしても気づくことができません(例:真の問題は、色ではなく配置だった)。 一方、ユーザビリティテストは、ユーザーの利用状況を観察することで、目的達成を妨げる問題など、定性的な洞察を得るための定性的な手法です。まだ開発途中である場合や、リリースしたあとに、ターゲットとしたユーザーがどのように思考し行動するかを把握するのに有効ですが、定量的な指標による評価にはあまり向きません(それをしようとす

    A/Bテストとユーザビリティテストの使い分け
  • なぜEtsyでは無限スクロールは失敗したのか

    「ユーザーがページに滞在してコンテンツに関わる時間が長くなる」といわれる無限スクロールを採用したものの、うまくいかなかったというEtsyでの事例から、その教訓を読み解きます。 U-Site編集部 2013年1月25日 HCD新人部員のTです。 1年以上前の記事ですが、「Pinterestによってもたらされた、6つの重要なWebデザインとユーザビリティにおけるトレンド」という下記の記事を読んでいました。 該当記事:6 Important Web Design and Usability Trends Sparked By Pinterest – The Daily Egg ここで挙げられている項目の3つ目のトレンド、”Deliver Content in Flow”を見てみますと、「無限スクロールによって、ユーザーがページに滞在してコンテンツに関わる時間が長くなる」と書かれています。 Bec

    なぜEtsyでは無限スクロールは失敗したのか
  • ユーザー登録時のパスワード入力画面を考える

    UXやユーザビリティという観点で、海外の記事を中心にサマリーと併せてご紹介していきます。第1弾の今回は、ユーザー登録時のパスワード入力画面についてです。 U-Site編集部 2012年12月10日 こんにちは。U-Site編集部です。 今まではニールセン博士と黒須教授の記事のみを配信して参りましたが、編集部でも、UXやユーザビリティという観点で記事を配信していくこととなりました。海外の記事を中心にサマリーと併せてご紹介していければと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。 さて、早速第1弾の投稿ということで、今回はユーザー登録時のパスワード入力画面に関する記事をご紹介します。 #パスワード入力画面についてはニールセン博士も2009年の段階で言及しております。その当時の記事はこちら。 ユーザー登録フォームにおける、よりよいパスワードの隠し方 ご紹介記事:Better Password

    ユーザー登録時のパスワード入力画面を考える
  • 国別サイトの出来があまりにも悪い理由

    多国籍企業がローカライズした国別サイトを制作すると、ユーザビリティが失われてしまうことは多い。現地の広告代理店がデザインするのが、見栄えはいいが、情報が伝わらないサイトだからである。 Why Country Sites Are So Bad by Jakob Nielsen on June 18, 2012 日語版2012年7月4日公開 国際的ユーザビリティ調査をここ数回、観察していて、悩ましく思ったことがある。それは世界中でテストしたウェブサイトのうちの多くが、並外れて質が低かったことである。それらは1990年代にアメリカで目にしていたものと五十歩百歩だったのである。 この観察結果を検討してわかったのは、ひどく質の悪いサイトというのは現地の企業や政府機関によってデザインされた当の意味でのローカルサイトではない場合が多い、ということである。それよりむしろ、その原因のほとんどは、ひどいユ

    国別サイトの出来があまりにも悪い理由
  • モバイルのUXがユーザビリティガイドラインを厳格化する

    ガイドラインの多くはモバイルデザイン向けもデスクトップデザイン向けも似たようなものである。しかし、モバイルの場合はその解釈の仕方がずっと厳密になる。 Mobile UX Sharpens Usability Guidelines by Jakob Nielsen on November 7, 2011 日語版2011年11月22日公開 最近、書いたコラム、モバイルコンテンツ: 不確かならば省略しようでは、モバイルユーザーに向けて書くときには副次的な内容は削除しよう、ということをサイトオーナーに向けてアドバイスした。すると、多くのツイートやブログの投稿、コメントが、このテーマについて敷衍した。そう、モバイルコンテンツからは無駄な部分を確実に取り除いたほうがよい。しかし、デスクトップウェブサイト向けに書くときにも副次的なコンテンツはカットしよう。 私はある意味、これには同意するしかない。19

    モバイルのUXがユーザビリティガイドラインを厳格化する
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