自分自身で考えているようで、考えられる事なんて、決まり切っている。 それでも自分で考えず、簡単な善悪の判断さえ、自分以外にゆだねるよりはよっぽどましだ。所属意識なんぞ糞食らえだ。 大仰な出だしである。 一昨日、「関東すら梅雨の戻りだよ」などと気象予報士に言われながら、無事空振りに終った。昨日は「蒸し暑くなるよ」と同人に言われながら、寒いくらいだった。 このタイミング、絶対に床屋は空いている、と読んだ。 いつも通っている床屋に行くと、予想に反して混んでいた。 考えることなどみな同じである。 待つ間、プレイボーイを読んでいた。 そのなかで伊集院静がエッセイを書いている。それが読みたかった。 内容はというと、伊集院静が若いころの話であった。 若い者の常で、左翼思想にかぶれた伊集院氏である。高校時代の恩師の影響だ。それが高校卒業後、父親と不仲になり、そうでない世界を見ることになる。 父親と不和にな
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