マックス・ルケードの「たいせつなきみ」を読め。 20年前に出た絵本だけど、今のブクマカ達の無意味なスター集めを猛烈に批判している。以下、アマゾンによるあらすじ。 木でできた小人たちの村では、誰もが同じことに夢中になっていた。ほめたい人にはお星さまシールを、けなしたい人には、だめじるしシールをはること。だめじるしばかりベタベタはられたパンチネロは、外出するのもいやになってしまう毎日。そんな時、どちらのシールもはられていない不思議な小人ルシアに会う。すべてのパンチネロに贈る心を癒すメッセージ。

「チキンかあさん煮」「大盛り五穀米」 この二つのフレーズを言うだけで、数分後には私の目の前にチキンかあさん煮定食が届く。 「チキンかあさん煮」はチキンカツをさらに煮たものであり、冷静に考えればおかしな食べ物だ。 揚げ物のサクサク感はなくなり、煮たせいで衣は外れやすい。いい年をした大人にとって決して体に良い食べ物ではないと思う。 二ヶ月ほど前、営業先の近くの大戸屋の席に座り、にこやかな店員にいつもと同じフレーズを伝えた。 店員Aは、何の問題もないという感じで私のテーブル上でのことを済ませ、次のオーダーを取りにせわしなく動いた。 七分ほどあと、いつもより遅いということに気付く。まあそんなこともあるだろう。そう思ってもうしばらく待つ。店員Bが少し暇そうに店内を歩いていた。 私の横を通り過ぎた時、私はくれぐれもとげのない声で「あの、まだ来ていないんですが」と伝えた。 店員は、「申し訳ありません。今
企業が採用で最重視するコミュ能力 若者の理解とはズレ:朝日新聞デジタル 私の上司の上司は私よりも年下で私の弟と同い年である 仕事で直接関わることはあまりないが大変見やすいメールを書く人である 私は今の仕事でメールをよく書くような業務になったとき仕事のメールというのは馬鹿に言い含めるように書かなければいけないということを思い知った 多少主語や述語が飛び散ってもいいからとにかく○と伝えるべきぶぶんが△にならないよう注意を払わなければならない 私はふだんは大変わかりづらい文章を書いており読んだ人が私の意図を曲解してもむしろ曲解したほうが私の隠された意図なのだみたいな解釈を好む だから仕事のメールというのはとてもマジメに書こうという気にはならないのだが前述の人は見出しなども大変見やすくつけており、いつだったかの年度末にかなりのボリュームのメールを寄越したときにはよくこれだけの情報量を詰め込んだもん
最近は寒暖の差が激しい。 真夏のように暑い昼間、一転して初春のような涼しい夜。体調崩されている方も多いと思う。 ご多分にもれず、私も風邪をひいた。最近、とある薬を別の薬に変更した影響か、とかくこの春は免疫が暴走気味である。 一度は風邪がおさまったのであるが、再び急激な寒さがやってきてぶり返した。緩慢にだんだん悪くなっていく気がした。 消化に良いもの、と言うことで、いつものサムゲタンスープを食べた。いつもよりニンニクを増量し、生姜も多くすった。おかげで少し風邪が楽になった。 この風邪は長引きそうな予感がした。 サムゲタンスープを食べた翌日、一気に勝負に出ようということで、ニンニクたっぷりのスープを作った。 レシピは簡単。 ニンニク1束、カレー用の牛肉、ネギ、卵二個、胡麻である。 ニンニクは通常かけらが10個程度ついた丸々一個が、編みかけされて売っているが、枝からかけらを全部剥いで、皮をむいて
昨日まで短文主義について簡単に書いていたのだが、実際に私がやっているのは、それと逆の流れだ。 もともと、「短編小説の集い」という集まりで、五〇〇〇字程度の小説を毎月書いていた。だが、主催者様に第一子が誕生された。それとともに、自然に休会となっている。再会はいつになるかわからない。 たいそう遅れてしまったが、第一子ご誕生、誠にお喜び申し上げます。 はてさて、少し途方に暮れたのだが、この機を利用して、もう少し長い小説を書こうという企みをしていた。 三月の終りは三〇枚程度、四月の終りは五〇枚程度に挑戦した。 同時に体調が頗る悪かったので、内容は非常に暗い物になってしまった。だから、どこかに出すかどうかは非常に迷っている。創作物だと多めに見てもらっても、書き終えて冷静に考えれば、誰がこれを読んで喜ぶのか分からない内容になってしまった。
一年に一度くらいか、ブログの文章の書き方を反省する。 そんなときはたいてい、ブログを書くことで煮詰まっている時期だったりする。だいたい、数日かけて何千字もの記事を書いて、「こんなの誰もよまねえよ」と思って反故にした後だ。今がそうだ。 今回は久田将義責任編集の「Tablo」というウェブ上の雑誌を読んでいてそう思った。この雑誌、過去には「日刊ナックル」という名前だった。この名前から推測すれば、どんな雑誌か想像がつくだろう。一言で言えば、ヤバい雑誌。 連載コーナーがあって、久田将義や吉田豪などが執筆している。両者とも距離を取ってみている分にはとても面白い人物。吉田豪はなんとなくわかっているだろう。久田将義は「実話ナックル」の総監当時の編集者だ。威張っているヤツが大嫌い。そんなエピソードがたくさん載っている。 tablo.jp その記事を見ていて思うのが、みな文章が短いのである。 こういうのを読ん
パトレイバーの内海課長といえば、作者本人が「一典型を作った」とも自負する、画期的なヴィラン(悪役)の一つで、何度もこのキャラクター自身が話題になっています(俺が拾ってるのかもしれん)。 その内海課長の「魅力」、特に作中で、各種の巨大組織を敵に回していきながら、部下を最後まで引っ張っていくその力はなんでしょう。ラノベ作家のSOWさんは、その魅力を「三国志」の劉備と比較して語ります。特に、部下の側から見たこの二人の魅力とは。
本当は音声入力についての記事を下書きしていたのだが、どこかに行ってしまった。 この春、花粉症であることが発覚した。 ここ数年、冬から春にかけて、ひどい鼻づまりだった。鼻うがいを始めたのもこれが原因だった。 アレルギー薬のおかげで、鼻づまりはひとまず解消した。 それに伴い変化があったのは、音声入力だった。iPhoneでもiPadでも、ウィンドウズでも音声認識の精度が非常に低かった。 それが結構改善した。 その結果をお見せしたかったのだが、下書きが吹っ飛んでしまった。 とにかく、鼻が詰まった状態で音声認識をしても、とても苦労するということが言いたかった。 そうそう、鼻づまりが解消して変化したことがもう一つある。 それは、音程が取りやすくなったということ。 若い頃に比べ、歌う機会もほぼなくなり、キーはどんどん下がっていった。ショックだったのは鼻が詰まると、音程を取るのが難しくなり、昔歌えていた曲
金沢龍谷高校(金沢市上安原町)の野球部で4月、1年生の男子部員に対し、男性監督(40)による不適切な言動の指導があり、同校が男性監督を謹慎処分としていたことが10日、わかった。 石川県高野連を通じて事態を把握した日本学生野球協会は11日、審査室会議を開いて同校への正式な処分を決める。 同校によると、4月1日午後、ノックの練習中に、男子部員の集中力が欠けていると感じた男性監督が「ボールが頭に当たったら死ぬぞ」などと発言した。言動にショックを受けた男子部員は翌2日から練習を休み、母親が同校に経緯を説明した。男子部員は現在も不登校の状態が続いている。 学校側は男性監督や他の部員、母親から事情を聞いた上で、「発言は生徒の命を守るためのものだったが、言い方が部員に不安感を抱かせる不適切なものだった」と判断。4月4日から男性監督を部活での指導を禁じる謹慎処分とし、同月7日付で県高野連に報告した。男性監
アルバム『幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする』 ドラマーで俳優の中村達也が「仲間に失言されて腹が立った」との理由で男性客を蹴った疑いで書類送検された......というニュースは小室哲哉の引退宣言でもうすっかり忘れられつつあるわけですが、本人のキャラクターが世間に浸透していたせいかネット上では「タツヤらしいなー」「その男性客が命知らずで馬鹿なだけ」「蹴られてうらやましい」的な感想ばかりだったのは、さすがだと思いました。 ボクが中村達也を初めて取材したのは、99年に『BURST』(コアマガジン)という不良雑誌で行われた伝説の自主盤レーベル・ADKレコードの座談会のとき。 日本のパンクレジェンドが大勢集まる会合をまだ20代だったボクが仕切ることになって人生最大級のプレッシャーを感じる中、当時ブランキー・ジェット・シティで大メジャーだった中村達也が、いまの基準だと完全にアウトな話ばかり呑気
海外にバレたら「Metoo運動」は必至 外国人を虐めまくっている『日本のアウシュビッツ』を知っていますか? 北関東の農村地帯に「外国人収容所」があるのをご存じでしょうか。 その名は東日本入国管理センター。茨城県牛久市にあることから「牛久入管」とも呼ばれます。 不法滞在で捕まった外国人は、入国管理局で取り調べを受けたのち、収容されます。その収容先の1つが牛久入管です。農村の雑木林の中にひっそりと佇む同施設は、一部の外国人からは「日本のアウシュビッツ」と恐れられています。 収容定員700人の牛久入管には常時400~500人の外国人が収容されています。オーバーステイで捕まった人、犯罪をおかして在留資格を抹消された人、難民申請をしている人など立場はさまざまですが、「日本から追い出されようとしている」という点においては共通しています。 退去強制令書を出されれば、原則として自費による帰国となりますが、
最近、日本で「ひきこもり」の話題を見かけることがめっきり少なくなりました。 精神科医の斎藤環さんが『社会的ひきこもり──終わらない思春期』を出版した90年代後半から、「ひきこもり」はいまどきの青少年の社会問題としてクローズアップされてきました。 しかし、2010年代になってから精神医学の方面で目にするのは、青少年の社会問題としての「ひきこもり」ではなく、高齢化する「ひきこもり」の話題です。 私自身の臨床感覚としても、”青少年が新たに「ひきこもり」になった”という相談を受ける頻度はめっきり少なくなったという印象です。 00年代の精神科では珍しくもない存在だった「十代や二十代のひきこもり」が、現在は少なくなっていることを裏付ける統計的資料を探してはいるのですが、「高齢化するひきこもり」についての資料はザクザク見つかる一方で、「若いのひきこもりの発生率は低下している」ことを裏付ける資料はまだ見つ
学校の教科書は「時代」が変わると仕切り直しになってしまう。しかし現実の歴史は1本のタイムラインで今日までつながっている。江戸時代以降の400年を人口、経済、気温、身長の4つのデータから読み解く。第1回は「人口」について――。 ※本稿は「プレジデント」(2018年2月12日号)の特集「仕事に役立つ『日本史』入門」の掲載記事を再編集したものです。 人口減は「パラダイムシフト」を起こしてきた 日本の人口は2008年、1億2808万人をピークに減少に転じました。国立社会保障・人口問題研究所は「このままいけば2053年には1億人を割り込み、2115年には5056万人になるだろう」と推計しています。 国の将来がしぼんでいくようで寂しい印象を受けますが、日本の人口動態を見ると過去にも「縄文後・晩期」「鎌倉時代」「江戸時代中期」と、3度の人口減を経験していたことがわかります。 いずれも直前には大きな人口増
もちろん私は成功した人ではない。 世に成功者の体験談は溢れている。そういった人たちを見ていて思ったことを手短かに書こう。 我々がこのような体験談を読む場合、注意せねばならないことがある。 一つ目は体験談と同じことは我々凡人にはできないということだ。だからこその成功なのである。逆に言えば、成功した経営者は、この点を失念する。できっこないことを要求するから、相手は過労死するのである。 二つ目、必ずそれは時期外れであるということ。今からやっても遅いよ、という提案が多い。成功するには、誰よりも早くやらねばならない。ライバルがいないから、一人勝ちできるのである。大抵の成功譚は、それをまねて実行している人間があふれてから提言される。遅いのだ。 あまり大きな声では言えないが、ホリエモンはこのどちらか、もしくは両方を備えた意見を言うことが多い気がする。 一見すると無駄に見える成功者ウォッチングであるが、世
四十代の私なんかが使う「小生」は、ちょっとふざけ半分みたいなニュアンスが出てしまいますが、七十代の方からのメールに「小生」と書いてあるのを見ると明らかに風格が違いますね。 小生物語 (幻冬舎文庫) 作者: 乙一 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/04/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (72件) を見る 別の記事へジャンプ(ランダム)
リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 日本には数多の組織があり、多くの人がその中に属しています。組織は、ある目的のために集まった人た
今週のお題「ゴールデンウィーク2018」 ゴールデンウイークが終了した。 本来であれば、楽しかった思い出をここで書けばよいのだが、あいにく我が家はこういう連休のときに、どこかに遠出をするということがないので、書くことがない。 しかもたまりにたまった小説の原稿をなんとか進めているので、なおさらである。ただ作品中でしようしたかったので、稲毛海岸まで自転車で行ってきた。 この時期の陽射しは殺人的な威力を持っているので、わざと曇天の日を選んで行ってきた。 海にいる人はそれほど多くなかった。 海の水はぬるま湯。 だからか、ウインドサーフィンなどをする小麦色の人々がいた。 あと、周囲をジョギングしたり、わたしと同じくサイクリングする人が多かった。老人も居るのだが、みな一様に筋肉質だった。 あと、新宿へ行った。 南口からちょっと前に新しくなったバスターミナルを突っ切って、ハンズへ行った。 ハンズから紀伊
昨日、大学時代のゼミの同期と久しぶりに飲んだ。彼は15人ほどいるゼミ生のなかで「頭がいい」と思わせられるものを持っている数少ない人間だった。大人しく、自分の意見もあまり言わないタイプだが、たまに口を開くとどの言葉も聡明さを感じさせた。それまでワーワーと紛糾していた授業が、彼が喋りだすとみんな静かに耳を傾けるなんてところがあった。就活の面接官もそれを嗅ぎ取ったようで、周囲が苦戦するなか、特に苦労を見せずに名の通った企業の内定を得て就職していった。 それが三年前のことで、それから会ってはいないが、フェイスブックでゆるく繋がっていて、ひょんなことから昨日会うことになった。彼が名の通った企業を退職したと書いていて、それにメッセージをしたら、久しぶりに飲もうとなったのだ。 池袋の居酒屋で会った彼は以前と比べて、少し顔が疲れているようだった。やつれていた。僕はすぐに聞いた。 「なんで辞めることにしたの
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