問題 digコマンドでTTLを確認できますか? 答え DNSコンテンツサーバー(権威DNSサーバー)に問い合わせるとTTLがわかる。 google.com mx のNSは ns1.google.com。ns1.google.comに問い合わせると、以下の通り。 この場合だと、600秒(10分)ですね。 $ dig google.com mx @ns1.google.com ; <<>> DiG 9.10.3-P4-Ubuntu <<>> google.com mx @ns1.google.com ;; global options: +cmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 30387 ;; flags: qr aa rd; QUERY: 1, ANSWER: 5, AUTHORITY:
Linuxサーバの障害対応で社内で伝統的に使われているテクニック。I/Oで完全にブロックしているポイントを特定するノウハウ。 問題対応のため、怪しいプロセスをstraceしてみる read(2)やwrite(2)でブロックしていることを発見する read(2)やwrite(2)、connect(2)の引数にはファイルディスクリプタ番号がみえる プロセスIDとファイルディスクリプタ番号を使って、/proc//fd/ の中身をみると、ソケットI/Oで刺さっている場合はソケット番号を発見できる netstat からソケット番号でgrepして接続先を発見する [y_uuki@hogehoge ~]$ sudo strace -p 10471 Process 10471 attached - interrupt to quit read(58, <unfinished ...> Process 10
tcpdumpの提供する-Wオプションと-Gオプション,ならびにcrontabを併用するといける. tcpdumpの-Wオプションはログローテーションを行う回数で,-Gはそのローテーション期間を秒数で指定できる. 例えば $ tcpdump -w ./%Y%m%d%H%M%S.pcap -W1 -G60などとやると,ログローテーション1回,ローテーション期間は60秒となるので,つまり60秒tcpdumpを実行した後にexitする (ローテーション1回指定なので). ちなみに-wオプションで指定するファイル書き出し先についてはstrptimeと同じフォーマットが利用できるのでこういう時に便利. あとはcrontabでこのコマンドを仕込んでやるとOK (id:hirose31さんから「crontabでは%をエスケープする必要がある」との指摘があり修正しました). 55 * * * * tcpd
Linux基本コマンドTips一覧 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ドメインの所有者などをはじめとするドメイン情報を表示する「whois」コマンドです。 whoisコマンドとは? 「whois」コマンドは、インターネット上でのドメイン名やIPアドレスの所有者を検索し、ドメイン情報を表示するために用います。 CentOSやUbuntuには、デフォルトではwhoisコマンドがインストールされていません。「yum install whois」や「apt install whois」でインストール可能です。実行にはroot権限が必要です(連載第68回)。
Linux基本コマンドTips一覧 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ドメイン名からIPアドレスを調べる「dig」コマンドです。 digコマンドとは? 「dig」コマンドはDNSサーバに問い合わせることで、ドメイン名からIPアドレスを調べるコマンドです(逆も可能)。nslookupコマンド(第156回)やhostsコマンド(第157回)とよく似た機能を備えています。 問い合わせ内容をファイルから読み込むバッチモードや、オプション指定によってhostコマンドよりも表示内容を細かく指定できることがdigコマンドの特徴です。なお、nslookupコマンドとは異なり、対話モードを備えていません。
ipは、LinuxにおいてTCPやUDP、IP(IPv4、IPv6)に関する操作全般を統合的に行うためのコマンドだ。従来のarpやifconfig、routeといったコマンドの機能を代替する。 目的と用途 ipコマンドの歴史は意外に古く、1990年代には既に存在していたようだ。そもそもの開発経緯は、従来のLinuxやUNIX系ネットワークコマンドでは対処できないような低レベルのネットワーク操作を実行したいというもの。従来の複数のネットワーク系コマンドの機能を網羅しつつ、さらに低レベル機能に広く対応するなど、かなり奥深い。 当初はマニュアルも用意されていなかったため、一部ユーザーのためのマニアックなコマンドという位置付けだったようだが、近年ではiproute2パッケージとしてきちんとメンテナンスが進められており、一般ユーザーでも簡易に利用できるようになった。 これに伴い、メンテナンスが長年滞
Linux基本コマンドTips一覧 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ARP(Address Resolution Protocol)テーブルの管理を行う「arp」コマンドです。 arpコマンドとは? arpコマンドは、IPアドレスとMACアドレスの対応などを管理するARPテーブルの内容(エントリ)を表示したり、エントリを追加、削除したりするコマンドです ※1。 古くから使われているコマンドですが、現在はネットワーク関連の機能を集約したipコマンドへの移行が進んでいます。arpコマンドの機能は「ip neigh」(連載第149回)に相当します。 ※1 イーサネットで通信するためには、通信相手のMAC(Media Access Control)アドレスが必要だ。例えば画面1の「08:00:27:c6:ec:9a」がM
ssコマンドとは? 「ss」コマンドは、ネットワーク通信で利用する「ソケット」についての情報などを出力するコマンドです ※1。従来はnetstatコマンドが使用されていましたが、現在はssコマンドへの移行が進んでいます。 ipコマンド(連載第146回~第149回)と同じiproute2パッケージに、収録されています ※2。 ※1 ネットワーク通信を行うアプリケーションソフトウェアでは、TCPやUDPなどの(トランスポート層の)プロトコルを直接利用するのではなく、ソケットと呼ばれるAPIを通じて間接的に利用し、開発の手間を省くことが多い。サーバ側とクライアント側ではソケットの使い方が一部異なる。サーバ側では(TCP)ソケットの生成後、LISTEN用のポートにバインド、LISTEN実行、クライアントからのコネクションの受け付け、通信実行、ソケットのクローズというように処理が進む。クライアント側
Linux基本コマンドTips一覧 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「ARP(Address Resolution Protocol)テーブル」の管理を行う「ip」コマンドです。 ipコマンドとは? 「ip」コマンドは、ネットワークデバイスやルーティング、ポリシーなどの表示と変更を行うコマンドです。従来は、ifconfigコマンドやnetstatコマンド、routeコマンドなど、net-toolsパッケージに収録されているコマンド群を使用していました。現在は、いずれもipコマンドへの移行が進んでいます。 「ip addr」(連載第146回)や「ip link」(第147回)、「ip route」(第148回)のように、「オブジェクト」と組み合わせて使用します。 今回はARPテーブルなどの管理に使用する「ip ne
Linux基本コマンドTips一覧 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ルーティングテーブルを管理する「ip」コマンドです。 ipコマンドとは? 「ip」コマンドは、ネットワークデバイスやルーティング、ポリシーなどの表示と変更を行うコマンドです。従来は、ifconfigコマンドやnetstatコマンド、routeコマンドなど、net-toolsパッケージに収録されているコマンド群を使用していました。現在は、いずれもipコマンドへの移行が進んでいます。 「ip addr」(連載第146回)や「ip link」(第147回)のように、「オブジェクト」と組み合わせて使用します。今回はネットワークの経路情報(ルーティングテーブル)の表示や変更を行う「ip route」を取り上げます。従来はrouteコマンドで表示や変更を行っ
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