この本でお伝えする「ネガポジ・メソッド」とは、僕が自分自身の最悪・どん底の状況=超ネガティブな半生から得た学びをまとめ上げた、「もっと楽に生きる方法」「悲惨な状況をサバイブする思考術」です。(「はじめに」より) 『最悪から学ぶ 世渡りの強化書──ネガポジ先生 仕事と人間関係が楽になる授業』(黒沢一樹著、日本経済新聞出版社)の冒頭には、こう書かれています。もしかしたら「大げさだな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、読み進めていけば間違いなく、大げさでもなんでもないことがわかるはずです。 母親が17歳の高校生だったとき、逆子で早産というギリギリの状態で生まれる 父親が4人 3人目の父親から虐待される 極貧状況のなか、万引きで食料を調達 働いてお金を得たかったから、高校は入学式にも出席せず退学 板前を目指すものの、原因不明の病のため断念 知人に誘われインドネシアで仕事を始めるも、こっそり