「音声版Twitter」とも例えられる米国発のSNS、「Clubhouse」が流行している。自身のトークや知人との掛け合いを、話者が立てた「部屋」へ入室したリスナーに発信したりすることができる。知人のみ入室可能なクローズドな部屋も作成できるが、多くの部屋は開放されリスナーが自由に出入りする。利用の開始にあたっては既存ユーザーからの招待を必要とする「完全招待制」であることも要因となり注目を集める。 米国でサービスを開始した2020年より、日本国内において流行の兆しはあったが、爆発的に流行したのは2021年1月後半のことだ。流行を機に企業の関係者や芸能人も続々使い始め、米テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)や河野太郎規制改革相など超大物クラスも名を連ねる。 オープンだが心理的に安心感 有名人がClubhouseへ進出する背景にはさまざまな思惑があるだろうが、ひとつ考えられるのは新し