ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (100)

  • 終わりに近い 厳しい夏 - ururundoの雑記帳

    少し離れた空中で 雲母のようにキラキラ光るのは トンボの群れだ。 薄い羽が 太陽の光を反射する。 気の早いシデの樹の葉っぱが ハラハラと落ちる。 道の端に それらが貯まり そこは黄色の帯になる。 車のフロントガラスに ぶつかりそうに飛んでいるのは燕。 帰りそびれたのか? もう終わりのトマト まだ収穫出来るナスビ。 もらった野菜を鉢に入れ いつもの様に テーブルに載せ 艶々としたナスビの美しさを愛でる。 厳しい夏は終わりに近く 日暮れの早い秋は もうすぐそこまで。

    終わりに近い 厳しい夏 - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/08/25
    なんともかわいい茄ですね。笑みがこぼれます。
  • 「湖国の食事(くいじ)」図録から - ururundoの雑記帳

    「湖国の事(くいじ)」 琵琶湖博物館 企画展図録 琵琶湖をぐるりと囲む4っつの地域。 湖北 湖南 湖東 湖西。 それらの地域の伝統を琵琶湖博物館で展示している。 その図録が 知人から届いた。 滋賀のネイティブではない私の 知らない材 料理が80ページにわたり載っている。 夏にはラッキョウ なす きゅうり 冬には白菜 大根 カブラ。 どの地域でも 一年中 欠かさずに野菜をべる技 それが漬物。 何年も漬かった大根を 水にさらして塩抜きし 出汁 醤油 みりんで炊く「ぜいたく煮」は うちの集落でも ご馳走だ。 私の住んでいるいる「湖西」の道の駅では 栃を沢山売っている。 その無骨な大きさが田舎風。 先日 きゅうりの「辛子漬け」を貰った。 黄色い辛子で漬けたのか?と思った。 それは 塩水に赤い鷹の爪を入れて 漬けたものだと こので知った。 冷蔵庫 冷凍庫のない時代の保存。 それは 天日

    「湖国の食事(くいじ)」図録から - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/08/18
    私は湖南出身ですが、滋賀ってほんとに東西南北で違う文化がありますよね。日本にいた時はそういう文化にはあまり興味を持ってなかったので、今更そういう事を知りたいと思っています。その本もとても興味あります。
  • 気持ちのいい空間 - ururundoの雑記帳

    7月19日 午後 小屋の中でも 30度あった。 扇風機を回して 昼ご飯をべた。 山の中では これだけで十分に涼しい。 細いくねくねの山道を車で15分 郵便局に行く。 春の淡い緑の山や林は 今は 蒸せるような濃い緑。 川では 何人もの鮎釣りが 長い竿から糸を垂らして忍耐の立ち姿。 昨日の喧騒が夢の様な静けさのキャンプ場。 橋を渡る時 北に向かって流れる川 その向こうに小さく見える山 明るい空と雲が あまりにも美しく 写真を撮った。 どうだろう この気持ちのいい空間は。

    気持ちのいい空間 - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/07/20
    本当に素晴らしい景色です。
  • 「枯れた植物」 続き - ururundoの雑記帳

    栃の実 昨日の「枯れた植物」の続き。 toikimiさんが 私の栃の実を表現した「頑固ジジイみたいな実」 を 二度見に行ったと ブックコメに書いておられた。 写真の中の小さな栃の実では 頑固ジジイ風が分からないであろうと 今日 アップで撮った。 どうだろう この頑固ジジイぶりは。 しかし 深い濃い茶色の素朴な実は 思わず指でつまんで口に放り込みたい 甘くてホロリとした 風情を醸し出している。 yuuko1220さんは 「3段目右端の実」が トックリバチの巣のようだとか。 ああ 当に 土で作られた巣に見える。 でも これも小さな栃の実なのだ。 栃の実を初めて見た時の印象。 それは忘れがたく 私の心に残った。

    「枯れた植物」 続き - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/07/14
    確かに頑固ジジイっぷりが凄い(笑
  • 森茉莉の染み - ururundoの雑記帳

    20代の頃 私は森茉莉のを何冊何冊も 熱心に読んでいた。 森茉莉の書く 森茉莉の生活。 10代に行ったベニスの運河の色を コカコーラのガラス瓶の色であったと話したり 風呂もないアパートの 狭い一部屋でする料理の 目玉焼やオムレツでさえも その色や 味を語る「贅沢貧乏」 森鴎外の娘として生まれ 良いものを沢山見て育ち 独特の審美眼を身につけた 変な少女の様なおばあさん。 今日 私は 冷蔵庫に残っていた茄子を素揚げした。 それに辛子醤油をかける。 それを見ながら 色を 醤油との相性を 頭の中で思っている自分に気がつく。 引っ越しの慌ただしさの中で 無くしてしまった森茉莉の。 でも 二十歳の私に染み付いた森茉莉は 簡単には消えないほどの シミとして残ってしまった。

    森茉莉の染み - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/06/24
    あまりにも綺麗な紫に見入ってしまいました。もう3-4回見入りに来ています。
  • 燐寸倶楽部(マッチクラブ)の葉書 - ururundoの雑記帳

    薪ストーブの薪に 夫の煙草に 仏さんの蝋燭に 裏でゴミを燃やすのに。 一日に何回もマッチで火をつける。 こんなにマッチを愛するからには 兼松日産農林の 燐寸倶楽部(マッチクラブ)に入らなければ。 夫がマッチクラブに入ったのは 随分前だ。 マッチの小箱に貼られている センスのいいシールのデザインは 驚くほどの数がある。 そのシールを葉書にしたのが 入会のギフトで送られて来た。 5年前にマッチクラブは解散。 兼松日産農林が マッチの製造をやめたのが理由だ。 引き出しに残していた 数枚の葉書。 その中から 一枚選び額に入れる。 ライト兄弟の飛行機か? 勇しい姿で空を飛ぶ。 レトロで斬新なデザイン。 こんな美しいシールが あの小さなマッチの箱に 貼られていたのだ。 机に飾られた シールの葉書。 改めて見ると クラフツマンシップの技が 実に暖かく 趣深い。

    燐寸倶楽部(マッチクラブ)の葉書 - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/06/19
    もうかなり昔にコレクターに特化したフリーマーケットが開催されたとき、マッチのコレクターの方が出店してました。それはもう魅力的なコレクションで、こんな世界があるのか と危うくハマりそうになりました。
  • ブルターニュ風ケーキ - ururundoの雑記帳

    「ブルターニュからやって来たケーキ」 それが あまりにも美味しかった。 素朴で 味わい深い そのケーキみたいなのをべたい。 強い思いが ブルターニュ風もどきのケーキになった。 薄力粉 ベーキングパウダー 砂糖 バニラエッセンス ひとつまみの塩 卵 牛乳 キャノーラ油 それ等をさっくりと混ぜると つきたて位の生地になる。 耐熱皿に納め 上にフォークで放射状に線。 小麦色に焼き上がった。 熱々の間に たっぷりのバターと ウィスキーで薄めた杏ジャムを塗る。 非常にいい感じに美味しく出来た。 しっとりと バターの香りが高い。 『ブルターニュ風ケーキ』 薄力粉       300グラム 砂糖        150グラム 塩 一つまみ ベーキングパウダー 小スプーン 2 牛乳        40cc キャノーラ油    70cc バニラエッセンス 全卵        1個 黄身        1個

    ブルターニュ風ケーキ - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/06/13
    とても美味しそうです。焼き菓子はあまり得意では無いのですが、これはなんとか味わってみたいのでいつかトライしてみたいです。
  • ブルターニュからやって来たケーキ - ururundoの雑記帳

    「la Biscuiterie Guéguen」 直径15センチ 高さ3センチ 重さ480グラム。 ずっしりとした バターの香り高いケーキが フランスのブルターニュからやって来た。 そのケーキは ラップでしっかりと包まれ 白の紙にラベンダー色の紐を結んである。 小麦粉 砂糖 卵 バター ベーキングパウダー。 材料はとてもシンプル。 風貌も非常に素朴。 周りはカリッとして 中はしっとりしている。 ナイフで薄く切り 大事にべればいいのか。 それとも 普通に切って 満足感を感じればいいのか? 珍しいお菓子を前に 迷うではないか。 この素朴なケーキを送ってくれた クルクル髪のブルターニュの男の子。 写真で見るその村は まるで絵映画に出てくるような 静かな美しい所だ。 biscuiteriegueguen.fr biscuiteriegueguen.f

    ブルターニュからやって来たケーキ - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/06/03
    わー!わー!なんだこれ!!見ただけで絶対美味しいって伝わってきます。ほんとに美味しそう、、、
  • ジギタリス (キツネの手袋) - ururundoの雑記帳

    ジギタリス(狐の手袋) 「ほら あのピーターラビットの花ですよ」 と 私が言うと この花の名前を聞いた人は 「ああ あれね」と納得がいく。 去年の今頃 山の裾から 何株か掘って持ち帰り 小屋の周りに植えた。 今年も 濃いピンクの花が咲いた。 山の中や川のそばに咲いているように 群れてはいないが 私を喜ばすには 十分だ。 川向こうの山から聞こえる キツツキのコンコンと木を叩く音。 早くやってきた 梅雨の合間の 穏やかな 夕べは 緑の濃密な香りがする。

    ジギタリス (キツネの手袋) - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/05/26
    ご存知とは思いますが、毒には気をつけてくださいね。
  • 昨日の残りのスープ - ururundoの雑記帳

    昨日の残りのスープ 強い雨が降り続いた昨日。 冬の終わりに 戻ったかの様な 冷たい日だった。 残り物で温かいスープでも作ろう。 トマトとひよこ豆の缶詰 常備の人参 貰ったニラの残り。 いかにもかき集めた素材の しみったれ料理だ。 鋳物の鍋で 小さく切った人参を オリーブオイルで炒め 後は トマトとひよこ豆。 水を加えてストーブの上でコトコトと煮る。 まったりと煮えた野菜に 細かく切ったニラ 少しの塩 チキンコンソメとチリパウダー。 厚みのある鍋と 穏やかに煮る事だけで 不思議な程 美味しいスープになった。 夜ご飯には 大きなスープ皿で そして今日の昼ご飯は 小さめの鉢で。 深みを増した残り物。 スープでも 豚汁でも 温かい汁物は 心までほっとしてくれる 優しいおかずだ。

    昨日の残りのスープ - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/05/22
    ヒヨコ豆のたっぷり入ったトマト系のスープはとても美味しい。私も大好物です♪
  • NHKラジオ「ラジオ深夜便」絶望名言 - ururundoの雑記帳

    Google画像より) 先日 友達LINEで送ってきたラジオのサイトアドレス。 「絶望名言」というタイトルに興味を持ち開けてみた。 NHK「ラジオ深夜便」の中の 人気のコーナーであるようだ。 文学紹介者の頭木弘樹が選んだ 私達の馴染みの作家や画家達の 絶望の言葉の数々を NHKアナウンサー川野一宇が 低い声で読んでいく。 「弱虫は綿で怪我をするんです」 太宰治(人間失格) 「将来に向かって歩くことは 僕にはできません・・・ いちばんうまく出来るのは 倒れたままでいる事です」 カフカ(フェリーツェへの手紙) ドストエフスキー ゲーテ 芥川龍之介 シェークスピア ベートーベン 中島敦 ミラン・クンデラ等々 私達が子供の頃から知っている人たちが こんなに「明るく」絶望しているなんて。 つげ義春の「無能の人」振りに通じる 突き抜けた 絶望感を感じるのは 絶望している人に対して 失礼だろうか?

    NHKラジオ「ラジオ深夜便」絶望名言 - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/05/14
    聴きました。ベートーベンがちょっときつかったです。切なすぎる、、、。
  • さくらんぼ(桜ん坊)(2) - ururundoの雑記帳

    さくらんぼを一粒 二粒とべている時 ジャムにしなかった事に ほんの少しだが 後悔した。 売られているさくらんぼジャムは 小さな瓶に詰められ 高い値段がついている。 それを横目で見ながら いつも 買おうかどうかと迷う。 気の小さい ケチな話だ。 残りのさくらんぼの 種を取り 砂糖と共に 少し多い目の水でよく炊いた。 実と水分の色が変わる時 とろりとする瞬間が出来上がり。 火を止め 小さな蓋物に入れた。 2回分の朝のパンの為に。 よく炊かれたさくらんぼは 甘くて 酸っぱくて 淡い紅色。 白の器がお気に入りのようだ。

    さくらんぼ(桜ん坊)(2) - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/05/10
    さくらんぼのジャム、それは美味しそうです。 覚えておこう。
  • 琵琶湖大橋の畔 - ururundoの雑記帳

    琵琶湖大橋畔 琵琶湖の源流の川沿い 空の狭い山の村に住んでいる私は 琵琶湖の広さ 空の高さに いつも感動する。 今日 用事が終わった後 琵琶湖の南 琵琶湖大橋のほとりをぶらりとした。 雲一つない青い空が広がり 嘴の赤い 黒い羽のバンが 行儀の悪い声で鳴いた。 風もない 穏やかな午後。 波が静かに水際に打ち寄せた。 いいひと時だった。

    琵琶湖大橋の畔 - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/04/20
    帰国時には必ず琵琶湖を見に行きますが、毎回感動してちょっと泣きそうになります。琵琶湖は良いですよね。
  • アメリカ映画「スモーク (SMOKE)」 - ururundoの雑記帳

    アメリカ映画 「スモーク」 1995年公開 原作 脚は、作家のポール・オースター だ。 1990年 ニューヨークのブルックリンの街角の小さな煙草屋 そこに集う常連客の それぞれの人生を描く。 同じ時刻 同じ場所を Canonで撮る 煙草屋の主 オギー・レン(ハーベイ・カイテル)。 オギーの友達 常連の作家 ポール・ベンジャミン(ウィリアム・ハート) 数年前にを銀行強盗の流れ弾で亡くして以来 スランプで小説が書けないでいる。 ポールがぼんやりとして 車に轢かれそうになった時 助けてくれた黒人の若者 ラシード 何か訳ありだ。 ラシードが生き別れた父親サイラス オギーのかつての恋人ルビー 等々。 登場人物の人生と日々が織りなすこの映画は 国 人種を問わない どこかにあるような 心温かい人情話だ。 クリスマスが近づいてきたある日。 作家のポールは ニューヨークタイムズから クリスマスにふさわし

    アメリカ映画「スモーク (SMOKE)」 - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/04/12
    名作ですよね、私も大好きです。暫く観ていないので観たくなってきました。
  • おねだり上手のヤマガラ - ururundoの雑記帳

    朝の10時ごろ 胡桃が載ったココアクッキーを齧りながら 小屋のそばで 灰色の空を見上げていた。 冬より寒い春に 恨んだ目をしていたかも知れない。 カーキ色のくたびれたジャケットを着て 冷たい風が首から入り込まない様に ジッパーをしっかりと上げた。 人懐こくて レンガ色のベスト 黒のジャケットを着た風体の ヤマガラがやって来た。 ドアの上の梁や柱 木の壁に止まり 首を傾けて こちらを見たりと 忙しなく 動くのは このクッキーの胡桃が欲しいのだね。 ドアのそばのポストの上に 胡桃のかけらを載せた。 人懐こいヤマガラは おねだりも上手。 こんな野鳥には初めて会った。

    おねだり上手のヤマガラ - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/04/10
    ヤマガラ、どんな鳥だろう と思って検索してみました。特徴として人懐っこいという記述を見ました。そんな野鳥もいるのですね。それは可愛いでしょうね。
  • 花が咲いたクロモジの木 - ururundoの雑記帳

    黒文字(クロモジ) 小屋のそばで ぼんやりと 黄色の靄を纏ったように 立っているのはクロモジの木。 小さな花は蜜蝋のような渋い黄色。 しべがかわいい。 葉は柔らかい灰緑色。 夜から 柔らかい雨が降り続いた。 数日前までの 固い蕾が 眠りから覚めたように 花開いたのだ。 雨を欲していた茶色の苔も 鮮やかな緑を取り戻し 私を喜ばせる。 音がしそうなほどの 活力を感じるのは 私だけではないだろう。

    花が咲いたクロモジの木 - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/04/05
    クロモジってこんな花が咲くんですね。初めて見ました。
  • やっと花開いた桜 - ururundoの雑記帳

    私の住んでいる集落では 今 梅の花が真っ盛りだ。 それは 梅の実を採るために 家のそばに植えられている。 梅の実で保存を作る人は亡くなったが 大きく育った木には 溢れる様に咲いた 白の小さな花が あちらこちらの家の角で 霞のように咲いている。 そして やっと花開いた桜。 川のそばで 沢山の蕾をつけている。 青い空の下 淡いピンクの花びらが 太陽の光を受けて 気持ちよさそうに枝を広げ 見上げる私や 走るバスを のんびりと見下ろしている。 桜の花は特別だ。 明日 図書館の裏の堤に咲く 桜を見に行こう。 車を片道30分走らせて ローソンでココアを買って それを飲みながら 短い花見をしてこよう。 あっという間に散ってしまう花だから。

    やっと花開いた桜 - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/04/01
    桜の花は特別、ほんとにそう思います。日本を離れてその思いは更に強まりました。
  • 深夜にココアとクッキーを - ururundoの雑記帳

    夜 寝る前に飲むココア。 それには クッキーが付く。 ソフトな生地に オレンジマーマレードを載せたクッキー。 二日目からが美味しい。 「寝る前にべてはいけないって?」 ラジオを聴きながら ブログを書きながら飲む ミルクで溶いた熱々のココアの美味さ。 「これは小さな幸福ではないか?」 と 深夜にふと思う。

    深夜にココアとクッキーを - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/03/16
    おっしゃる通り。その小さな幸せがストレスを無くしてくれる方が健康に良いと思います。
  • きな粉クッキー - ururundoの雑記帳

    小麦粉ときな粉を混ぜて 予想外の美味しいクッキーが焼き上がった。 指で摘み かじると それはしっとりと まるでマジパンの感と深いコクを持つ。 姿は素朴で 土の塊のようだ。 この土の塊に胡桃のかけらを飾る。 薄茶の木綿か 麻の服に 木のボタンを付けた感じがする。 黄色のホーローの蓋物に 土の塊クッキーを山盛り納め テーブルの上に。 お菓子がテーブルの上にある。 それは 私にとって 豊かさを感じさせる事だ。

    きな粉クッキー - ururundoの雑記帳
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    mata1 2021/02/16
    うーむ。きな粉クッキー、香ばしさが漂ってきそう。おからクッキーを作りたいなぁと思っていましたけど、きな粉クッキーの方がいいかなぁと思っています。いつもクッキー美味しそうですね。
  • レモンとザクロ - ururundoの雑記帳

    国産レモンが3個。 届いた荷物の中に入っていた。 濃い緑の葉の間に 黄色の実が 見え隠れする。 空は青く そこには雲が 流れていなければならない。 私の頭に浮かぶレモンの実は そんな明るい景色の中にある。 そして 魅力的なレモンの形は ザクロの姿と同じように 私の心に残る。 レモンの酸味を思うだけで 口の中が酸っぱくなり ザクロの紅い実は小さく 苛つく程に べるのに難儀する。 しかし 共にべるのに難儀する二つの果物は 檸檬と柘榴の字体の 不思議な美しさと 明るい黄色と侘びた紅色を持つ。 手のひらに載せて 眺めていると それらが 物語性のある果物だと気づくのだ。

    レモンとザクロ - ururundoの雑記帳
    mata1
    mata1 2021/02/07
    ザクロ、味は好きなのですが、食べるのが面倒くさすぎて、なかなか手が出ず。100%ジュースを買ってなにかに混ぜてよく飲んでいました。