日銀は30日、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の全文を公表し、イールドカーブ・コントロール(YCC)が長期金利の形成にもたらした影響を定量的に示した。資料写真、日銀本店外観、2009年3月撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 30日 ロイター] - 日銀は30日、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の全文を公表し、基調的な物価上昇率や自然利子率といった、今後の金融政策を占う上で重要な概念について重点的に解説した。3月に終了したイールドカーブ・コントロール(YCC)の定量分析も示し、長期金利をおおむね1%下押ししていたとの分析を示した。