トヨタ ロシアの極東で生産へ 2月18日 4時24分 トヨタ自動車は、自動車の販売が急速に回復しているロシアでの販売を伸ばすため、大手商社や現地の自動車メーカーと組んで、来年にもウラジオストクで自動車の生産を始めることになりました。日本の自動車メーカーがロシアの極東に生産拠点を置くのは初めてです。 関係者によりますと、トヨタは、三井物産とロシアの自動車メーカー「ソラーズ」が設立する合弁会社に部品を供給し、ウラジオストクにあるソラーズの工場で来年にもトヨタブランドのSUV=多目的スポーツ車の生産を始めます。生産規模は年間3万台となる見通しです。ロシアではトヨタや日産が西部のサンクトペテルブルク周辺の工場で生産を行っていますが、日本の自動車メーカーが極東に生産拠点を置くのは今回が初めてです。ロシアの自動車市場は金融危機のあと、販売が大きく落ち込みましたが、去年はおよそ200万台と、急速に回復し