★飯島愛が死ぬクリスマス・イブほど悲しいイブを、私はほかに思いつきません。そんなに大好きでずっと追いかけていたわけではなくても、テレビで楽しそうに笑って正直に話してるだけで人を元気にさせる才能があった彼女が(自殺、病死にかかわらず、この若さで)「死んだ」という事実は、ちょっとした鬱病患者の心の支えをポッキリ折るのに十分すぎるほど悲しいニュースで、悲痛なものすら感じます。ずっとテレビで観ていたからずっと年上だと思っていたけど、まだたった36歳だったんですね。私は、彼女と同じ婦人科医を行きつけにしています。会ったことはないけど、大好きな芸能人が亡くなるよりも、もしかしたら今のほうが悲しいかもしれない。「陽」の感じをもった人が亡くなるのは、どうしようもなくやるせないものです。 彼女の冥福を祈るとともに、これから先は別の話題ね。彼女についてのことではなく、彼女の死から、いろいろ考えたこと。彼女には
『東京タラレバ娘』(講談社) 3月22日に最終回を迎える『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。ドラマの内容が話題になる中、漫画は発売当初からそのメッセージ性に対する議論が巻き起こってきました。8巻が4月に発売予定で、ドラマが最終回を迎えようとする中、同漫画について少女マンガ研究家の小田真琴が語ります。 ◎女性を罰しつつ、言い訳を繰り返す東村 筆が重いし、気も重い。東村アキコ先生のことは大好きだった。おしゃれすることの喜びに溢れた『きせかえユカちゃん』(集英社)、ウイング関先生という稀代のオタクキャラを創造した『ひまわりっ ~健一レジェンド~』(講談社)、そして最高傑作と言っても過言ではない『かくかくしかじか』(集英社)。どれもマンガ史上に残る傑作であるし、個人的にも思い出深い作品ばかりだ。ところが『東京タラレバ娘』(講談社/以下、タラレバ)と来たらどうだろう。これは女性を罰し、自己責任を押し
3月22 白波瀬達也『貧困と地域』(中公新書) 8点 カテゴリ:社会8点 副題は「あいりん地区から見る高齢化と孤立死」。日雇い労働者の町であった大阪西成区のあいりん地区(釜ヶ崎)の歴史と実情、そして将来の展望を分析した本になります。 著者は長年に渡ってあいりん地区でソーシャルワーカーとしても働いたことのある社会学者です。あいりん地区については、近年、「西成特区構想」が進められており、その内容は推進役となった経済学者の鈴木亘が『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』という本にまとめています(この本は面白い!)。著者はこの構想のプロジェクトの中心的な役割をになったまちづくり検討会議にファシリテーターとして参加しており、『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』の内容を補う本としても面白く読めます。 『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』では、日雇い労働者が集まる「集積のメリット」が、景気低迷と日雇い労働者
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スーパーやコンビニなどにずらりと並んでいるおにぎり。あなたはどんな具のおにぎりが好きですか?しかし、そのおにぎり、値段は据え置かれたまま、少しだけ小さくなってしまうかもしれない事態に直面しています。何が起きているのでしょうか?取材していくと日本の農業政策のひずみが関係していることがわかってきました。 埼玉県の食品メーカーの会議室に置かれた2つのおにぎり。見た目には同じ大きさにしか見えません。しかし、左側は90グラム、右側は95グラム。左側は5グラム コメの量を減らしてつくってあります。 この会社では、おにぎりやいなりずしを製造し、スーパーなどに卸しています。 年間およそ5000トンものコメを原料として使っていますが、今、業務用のコメの価格が2年前に比べ2割値上がりして、経営を圧迫しているというのです。取引先のスーパーに商品の店頭価格を引き上げてもらえないか打診をしましたが、消費者の財布の
厚生労働省が23日発表した1月の毎月勤労統計調査(確報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月に比べて0.1%減少した。名目賃金が減少し、速報段階の横ばいから下方修正となった。従業員1人あたりの平均の現金給与総額(名目賃金)は0.3%増の26万9790円だった。速報段階では0.5%増だった。内訳をみると、基本給にあたる所定内給与が0.
野党や一部マスコミが仕掛けている、「そんたく」罪や、「首相や首相夫人とかかわったら悪」(野党が籠池氏と接近したので最近はこちらは許容に転換したようだ 笑)みたいなイメージ批判は、悪質である。悪質なのは民主主義を危機に陥らせ、議会政治を破綻させるからだ。典型的なファシストの手法だ。
リンク twitter.com 株式会社石井マーク(@ishiimark_sign)さん | Twitter 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign)さんの最新ツイート 弊社は “表示”という視覚的アプローチによって防災や防犯、配管識別をはじめとして多様な産業シーンへの「安全」「効率」「伝達」の手段を提供します。 ここでは技術や図記号そのほか、業界情報交換の場になればと考えております。 Twitter上からはご注文や納期照会等を受け付けておりません。ご了承ください。 〒530-0053 大阪市北区末広町2番38号 4 株式会社石井マーク @ishiimark_sign 左の「いわゆる車椅子マーク」は「車椅子」や「車椅子利用の身体障害」を指すのではなく、あくまでも「障害者」のための国際シンボルマークという位置付けでございますが、さてここでクイズです。 一方、図の右側は障害者では
次の記事が話題になっているから、勢いで書いてみる。あまり推敲はしていない。 英科学雑誌 日本の科学研究の失速を指摘 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html 40代。国立大学工学系の教授。 30代に成した業績が評価されて、30代後半には学部でもっとも若くして教授になったくらいだから、自分で言うのもなんだけど、優秀な部類だと思う。 いや、優秀だったと、過去形で書くべきか。 この日本の科学研究の失速は、なるべくしてなったものだ。 なによりも重要な「研究時間」の減少がひどすぎて目も当てられない。 僕自身の論文生産性も低下の一方で、今後、以前のようにまた増えるなんてことは、まったく想像できない。 natureで言われている研究費減少の影響も大きいが、まずは研究時間が無いことにはどうにもならない。 そして、意外と大事な
さっき散髪してて思ったんだけど、 「ベーカムと本人の好きな程度のバイト」 という「解決策」って、 「バイトしてる年金受給の年寄」みたいですね。
役所仕事を民間に委託すると安くなるっていうの、民間の給料が上がらない理由になってるよなって思う。なのでこれも貧乏になる方法をわからずに()実践してるって感じ。
お待たせしました。一応「専門」なので、もう少しまとめてからと思っていたらあっという間に時間が経過。 大学を辞める直前にやっていた研究が、「民主選挙下のアフリカの(独裁)権威主義体制の研究」でした。日本国際政治学会にも論文を掲載していただいていたところで、次はモザンビークとルワンダを比較政治学的にアプローチしようと思っていたところ、色々なことが起こったといこともあるし、世界的にはすでに沢山の方が研究されていることもあり(私でなくていいやん)、止めてしまったところでした。 しかし、現代アフリカ政治学のバックグラウンドが今の日本政治の分析に役立つ(かも)時代がくるとは・・・予感あがったものの、思ったより早くきたな・・・というのが正直なところの感想です。 が、まだ日本については(も)勉強不足なので、あくまでも「森友学園問題」で明らかになった情報を、「現代アフリカの独裁・権威主義体制の研究」を踏まえ
最近子供(二歳児)の影響でウルトラマンシリーズを観まくってるんだけど、童心に帰ったというかなんというか、いい歳してなかなかハマってしまった。 子供向けなんだろうけど、結構作り手の人は一話一話ちゃんとしたテーマを込めて作ってるんだなー、って感じ。 大人でも考えさせられる話多い。 あとやっぱ自分が子供の頃観てたウルトラマンや怪獣が今の作品にも客演で出てたりとかするのも嬉しい! 昔憧れだった人が今でも元気で頑張ってるのを観て勇気づけられる感じ? 仮面ライダーだと映画以外じゃあまり無いよね? なんか世間的には仮面ライダーのが人気高いみたいだけど、みんなもっとウルトラマン観ようよ!! 面白いよ!!!
「シムズ理論」とは何か このところ、筆者が色々な人と経済についての話をする時に、必ずと言っていいほど話題に上るのが「シムズ理論」である。最近は様々な論者が「シムズ理論」を解説しているらしい。 筆者は他人が言っていることにあまり関心がないので詳しくは知らないが、どうも、論者によって内容も解釈も大きく異なっていて、多くの人は「シムズ理論」の意味がよくわからないと言う。 先週も述べた通り、「シムズ理論」とは、「物価の財政理論(the Fiscal Theory of Price Level)」といわれるものであり、「FTPL」という略語が使われている。この「FTPL」自体は、決して新しい経済理論ではなく、1990年代の終盤から2000年代前半にかけて、主にアメリカのマクロ経済学者の間で「理論的な可能性」として議論されてきた。「シムズ理論」のクリストファー・シムズ教授(プリンストン大学)はその主な
「シムズ理論」とは何か このところ、筆者が色々な人と経済についての話をする時に、必ずと言っていいほど話題に上るのが「シムズ理論」である。最近は様々な論者が「シムズ理論」を解説しているらしい。 筆者は他人が言っていることにあまり関心がないので詳しくは知らないが、どうも、論者によって内容も解釈も大きく異なっていて、多くの人は「シムズ理論」の意味がよくわからないと言う。 先週も述べた通り、「シムズ理論」とは、「物価の財政理論(the Fiscal Theory of Price Level)」といわれるものであり、「FTPL」という略語が使われている。この「FTPL」自体は、決して新しい経済理論ではなく、1990年代の終盤から2000年代前半にかけて、主にアメリカのマクロ経済学者の間で「理論的な可能性」として議論されてきた。「シムズ理論」のクリストファー・シムズ教授(プリンストン大学)はその主な
筆者は、現在の日本経済の状況は、決してデフレに逆戻りしているわけではないが、デフレ脱却に向けて力強く前進しているかといえば、そういうこともない状況だと考えている。
「シムズ理論」とは何か このところ、筆者が色々な人と経済についての話をする時に、必ずと言っていいほど話題に上るのが「シムズ理論」である。最近は様々な論者が「シムズ理論」を解説しているらしい。 筆者は他人が言っていることにあまり関心がないので詳しくは知らないが、どうも、論者によって内容も解釈も大きく異なっていて、多くの人は「シムズ理論」の意味がよくわからないと言う。 先週も述べた通り、「シムズ理論」とは、「物価の財政理論(the Fiscal Theory of Price Level)」といわれるものであり、「FTPL」という略語が使われている。この「FTPL」自体は、決して新しい経済理論ではなく、1990年代の終盤から2000年代前半にかけて、主にアメリカのマクロ経済学者の間で「理論的な可能性」として議論されてきた。「シムズ理論」のクリストファー・シムズ教授(プリンストン大学)はその主な
昔の紙幣は兌換銀行券と言って、金や銀などの貴金属との交換が保証されたものであったから、中央銀行にとって発行した紙幣が負債であるのは明白であった。一方、現在、日本銀行が出している紙幣は不兌換で、法的に何かの返済義務を負っているわけではないから、その負債性が見えにくくなっている。償還日がない発行済紙幣は、日銀のバランスシートの負債ではなく純資産(資本)に計上すべきと言う声もそこそこ聞かれるぐらいだ。しかし、日銀が状況に応じて日銀券の回収を行なう義務を負っているからこそ、日銀券の価値と機能が維持されている。だから、日銀券はやはり負債と考えるのが適当だ。 日銀券に負債性があるのは、銀行券の価値の安定のために、適時、国債を主とした金融資産で日銀券を回収することを予定しているからだ。インフレ率を制御するために通貨供給量をコントロールする必要があるわけで、通貨供給量、つまり発行済日銀券は放置しておいて良
「シムズ理論」とは何か このところ、筆者が色々な人と経済についての話をする時に、必ずと言っていいほど話題に上るのが「シムズ理論」である。最近は様々な論者が「シムズ理論」を解説しているらしい。 筆者は他人が言っていることにあまり関心がないので詳しくは知らないが、どうも、論者によって内容も解釈も大きく異なっていて、多くの人は「シムズ理論」の意味がよくわからないと言う。 先週も述べた通り、「シムズ理論」とは、「物価の財政理論(the Fiscal Theory of Price Level)」といわれるものであり、「FTPL」という略語が使われている。この「FTPL」自体は、決して新しい経済理論ではなく、1990年代の終盤から2000年代前半にかけて、主にアメリカのマクロ経済学者の間で「理論的な可能性」として議論されてきた。「シムズ理論」のクリストファー・シムズ教授(プリンストン大学)はその主な
"政権支持者(自称中立者も含めて)が一生懸命「森友問題よりもほかの政策に関する議論をしろ!」と野党批判をしています" この文章を見てすぐに思い出されるのは菊池誠だな。あいつなんであんなに右傾化したんだ? 森友学園事件
レクチャーを頼まれましたので、作成したパワーポイント資料とレジュメです。2017年3月下旬時点の最新のデータで、なぜ野党が安倍自民党に勝てないのか、勝つためにはどんな経済政策を打ち出すべきかを説明しています。ご賛同いただけましたら、ご利用いただいて、ぜひ周りの人々に広めてください。 (追伸:パワーポイントのスライド#33の賃金の推移のグラフで、民主党政権と安倍政権の期間にミスがあったので修正しておきました。3/23) 松尾匡 March2017Lecture March2017LectureResume 追々伸:パワーポイントを持っていない人のために、スライドをpdfにして欲しいとのご要望がありましたので、pdfにしたものをアップしました。下記よりダウンロードしてください。 March2017Lecture
最近Douglas L. Campbellというモスクワ・ニューエコノミックスクールの准教授がブログを始め、Economist's Viewがそのエントリに良くリンクしているが、それらを読むとリフレ志向の人のようである。例えば初回の3/2エントリは以下のように結ばれている。 What the Fed has come to decide over time is not that they need to do more stimulative monetary policy, but that the economy can't grow like it used to. And given that the Fed can always make the economy grow slower if it wants, this situation has developed not
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