歴史[編集] 19世紀後半、ヘンリー・ジェームズ=クラーク(英語版)やウィリアム・サヴィル=ケントが襟鞭毛虫と海綿動物の襟細胞の類似性を議論しているが、この時はむしろ海綿動物を群体性の鞭毛虫だと位置付けており、襟鞭毛虫が後生動物の起源だとは考えなかった[18]。20世紀半ばに植物学者ヴィルヘルム・フィッシャー(英語版)が細胞後方の1本鞭毛によって推進する微生物群に Opistokontae という暫定名を与え[注釈 6]、まもなくヘルムート・ガムスが後生動物の精子も同様の特徴を持つことを指摘した[注釈 7]が、このアイデアは当時広い支持を得ることができなかった[18]。たとえばハーバート・コープランド(英語版)は1956年にツボカビ類に対してオピストコンタ門 (phylum Opisthokonta)という分類群を提唱したが、ガムスの仮説については「興味深いが今のところこじつけだと考えるべ
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