社会 県立図書館、八重山分館廃止へ2012年2月9日 Tweet 県教育庁は県立図書館八重山分館を本年度末をめどに廃止する方針をあらためて決定し、8日までに八重山3市町に伝えた。これに対し、石垣市と与那国町は図書館サービスを低下させないよう要望。竹富町は廃止に反対し、分館存続を求めている。 県は2007年の県行政改革プランに基づき、老朽化や石垣市立図書館の存在を理由に、09年度末に分館を廃止する方針を示していた。だが地域住民の反対を受けて延期、住民との意見交換を重ねていた。 廃止方針を受けて、石垣市は県に対し、分館の全蔵書を市立図書館に寄贈することや市立図書館への図書収納庫の設置、分館の建物の修繕と無償貸し出しなどを要望しており、与那国町も同様の意向。竹富町は町民の理解が得られていないとして存続を求める要請書を県に提出している。 県教育庁生涯学習振興課は廃止決定の理由を「県内には公