今月の『文藝春秋』に出ている浜矩子氏の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という原稿が話題を呼んでいる。日本経済のスーパースターと目されるユニクロが日本経済を滅ぼすと主張しているので、私も見出しに引かれて読んでみたが、唖然とした。彼女はこう書く:この過激なまでの安売り競争は、さらに一段の不況地獄の先触れではないだろうか。少し落ち着いて考えてみればいい。250円の弁当で1食すませる生活が当たり前になれば、まともな値段の弁当や食事は「高すぎる」ということになってしまう。(強調は原文)もう少し落ち着いて考えてみよう。「まともな」値段とは何だろうか。浜氏は原価に「適正利潤」を乗せた価格を想定しているようだが、これは誤りである。少なくとも経済学でいうまともな価格(均衡価格)は、限界費用と等しい水準であり、利潤はゼロになることが効率的なのだ。そういう競争をしたら「経済がどんどん縮小してゆき、デフレの悪循環に陥って
タイトルの言葉を毎日毎朝通勤ラッシュの車内で言っている妊娠六ヶ月の者です。優先座席に座っておられる、サラリーマンなどお若く健康そうな方に対して言っています。一応乗車してから一駅分は何も言わず立っているのですが、見事に一度も席を譲って頂けたことはありません。一駅先からはかなり混むので、そのタイミングで上記の言葉を言って、どなたかに席をかわってもらっています。 私は第二子を妊娠中なのですが、職場近くの実家に毎朝子供も預けるため小さな子供も連れています。健康な妊婦ですが、混雑すると子供を支えて立つのは困難ですので、譲って頂いた席に私が座り、お腹を圧迫させないよう子供をひざに乗せています。近場の保育園に以前は通わせていましたが、お友達に怪我をさせられて帰ってくることが何度かあったので信頼のおける両親に子供を託して働いている次第です。さすがに遠距離通園は子供にも負担ですので、二ヵ月後から実家近くのマ
アフガニスタン北部クンドゥズ州で4日、空爆されたタンクローリー周辺を警備する治安部隊=APアフガニスタン北部クンドゥズ州で5日、前日に空爆を受けたタンクローリーを調べる駐留外国軍兵士ら=AP空爆で負傷し、アフガニスタン北部クンドゥズの病院に担ぎ込まれたグルさん=ジャヘド・アハディ氏撮影 【カブール=四倉幹木】アフガニスタン北部のクンドゥズ州で4日、多数の民間人が巻き添えになった駐留外国軍による反政府武装勢力タリバーンへの空爆の実態が、被害者らの証言で明らかになってきた。戦闘のはざまで、いや応なく犠牲を強いられる村人たちの憤りは深い。一方で今回の事件は、駐留外国軍のアフガン戦略にも影を落とし始めた。 11日午前。ラフマトゥラ君(15)は首から下を包帯でぐるぐるに巻かれ、首都カブールの病院の一室で横たわっていた。全身の9割にやけどを負い、頭も顔も真っ黒に焼けただれている。4日未明にクンドゥ
日本型経営の欠陥がもたらす雇用危機 - 経営者のやりたい放題を制約する社会的な力はどこに? | すくらむ 全労連の労働組合幹部セミナーが8月10~11日と開催されました。そこで行われた近畿大学法科大学院の西谷敏教授(大阪市立大学名誉教授)による「雇用危機下の法的規制と労働組合」と題した講義の要旨を紹介します。 急激かつ深刻な雇用危機を迎え、いま労働法は転換期にあります。全労働者の4.7%を占める派遣労働者が、「派遣切り」され十数万人が職を失っています。この間の非正規労働者の失職が二十数万人で、そのうちの60%が派遣労働者です。つまり、派遣労働者の雇用は切りやすく、真っ先に切られたわけです。 さらに「派遣切り」の特徴は、中途解約が多いことです。約半数が中途解約で「派遣切り」にあっています。派遣労働の場合も、一般有期契約の場合も、予定された契約期間が終われば一応満了ということになりますが、いま
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