平成31年4月25日は2019年。では、令和元年5月8日の西暦は。生活や仕事で、元号を西暦に換算することは日常茶飯事。元号をまたぐ年は混乱する。そんな中、公的機関に西暦と併用するよう訴えている市民グループが、電子申請で元号で入力させる日本年金機構に、西暦でも入力できるよう求めた。しかし、機構の腰は重い。(中沢佳子)

生活保護費の基準額を引き下げた国の処分取り消しを求めた集団訴訟で、原告の請求を退けた金沢、京都、福岡地裁の判決文に同じ誤字があることが16日、分かった。原告側弁護団は、判決文をそのまま引き写す「コピペ」をした疑いがあると指摘している。最高裁は判決理由の書き方に関し「一般的な取り扱いを定めたものはない」としている。 問題の誤字は、引き下げの根拠としたデータに関する部分。5月の福岡地裁判決は食費や光熱費を補助する「生活扶助」で支出されない品目として、正しくは「NHK受信料」とするのを「NHK受診料」と記載。9月の京都地裁判決、11月の金沢地裁判決でも同様の判断が示され、いずれも「NHK受診料」と記載した。
林容疑者がビルから出てきた瞬間。ビニールシートに囲われ、表情はうかがえない=18日午後10時45分、さいたま市大宮区で さいたま市大宮区のインターネットカフェの個室に客の男が女性従業員を人質にして立てこもった事件で、発生から32時間余り経過した18日夜、埼玉県警が突入、監禁の疑いで住居不定、無職の林一貴(かずたか)容疑者(40)を現行犯逮捕した。保護された女性従業員に目立ったけがはなかった。
防衛省が運営する新型コロナウイルスワクチンの東京大規模接種センターのインターネット予約システムで、正しい接種券番号などを入力したのに予約できない人が相次いでいることが、自治体などへの取材で分かった。同システムでは、架空の番号を入力しても予約できてしまう欠陥が見つかっているが、新たな欠陥がある可能性が浮上した。(大平樹) 予約受け付けは、東京23区の65歳以上を対象に、17日に始まった。東京都板橋区によると、予約開始以降、「区から配布された接種券番号を認証画面に入力したが予約できない」「接種券番号が間違っているのでは」など数十件の相談が寄せられた。本紙の取材に、同区内の70代の男性は「何度やっても『入力に誤りがあります』というメッセージが出て先に進めなかった」と話す。 目黒区にも、予約できなかった人から数件の問い合わせがあった。同区の担当者は「接種券番号を入力し確認画面に移った後、生年月日の
自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約で、実在しない市区町村コードや接種券番号を使っても可能になっていることが17日、政府関係者への取材で分かった。
九歳の誕生日、同居していた祖父から将棋の盤と駒をもらったのが、始めるきっかけになりました。祖父は孫とのコミュニケーションの道具として、将棋を思い付いたのでしょう。もの静かで優しく、放射線技師の仕事を引退後、老後の趣味としてたしなんでいたようです。 私もすぐに将棋に夢中に。平日は近所の将棋道場に通い詰め、週末は父の経営する川崎市内のラーメン店でお客さんに水を出す手伝いをした後、店の近くの道場へ行くようになりました。 父のラーメンは「家系」と呼ばれるとんこつしょうゆ味で、脂の量も調節してくれます。味付け卵やチャーシューも手が込んでいます。父のラーメンが一番好きです。父は研究熱心で、店で出すキムチの勉強をするため、本場の韓国まで行ったことも。私が十歳前後のころだったでしょうか。その後も十年おきぐらいに、一流とされるラーメン店に弟子入りのような形で修業に出て、家をしばらく空けることがありました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、今夏の東京五輪・パラリンピックの開催が危ぶまれている。延期の場合に問題となるのが選手村だ。大会後にマンションにリフォームされ、二〇二三年春には入居が始まることが決まっているためで、スケジュールの遅れや補償問題が懸念される。一帯では学校や商業施設など約一万二千人が暮らす街づくりが計画され、混乱が及ぶのは必至だ。 (岡本太) 東京臨海部の中央区晴海地区で完成間近となった選手村。二十一棟の宿泊棟などから成り、大会期間中は最大約二万六千人の選手らが過ごす。 「延期した場合、選手村を予定通り使えるのか。補償問題になりかねない」。大会関係者がため息をついた。「かといって『他の施設で』ともいかない」 選手村の建物は、大会終了後まで東京都が開発業者から借り、今年末には返還期限を迎える。 業者は来年から、分譲マンションへのリフォーム工事に入り、二三年三月には入居が始ま
外国人労働者受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を巡り、立憲民主党など野党七党派は三日、失踪した技能実習生から聞き取ったすべての生データ(聴取票)の書き写し作業を終え、集計結果を公表した。およそ三人に二人が失踪前、最低賃金を下回るような給与水準で働いていたとしている。 野党が書き写したのは、法務省が二〇一七年に失踪者二千八百七十人から聴いた聴取票。一部の聞き取りに重複があったとみられ、計二千八百九十二枚。十一月十九日から衆院法務委員会などの理事らに閲覧が認められ、野党が書き写しを続けてきた。今回すべての集計を終えた。 野党が、書き写した聴取票から時給を計算したところ、千九百三十九人(67・0%)が一六年の全国最低賃金(七百十四円)を下回った。野党は、回答した失踪者の多くは一六年に働いており、賃金を含む過酷な労働環境に耐えかねて失踪したとみている。失踪の動機では「危険」「指導が厳しい」「
自民党は2018年運動方針案をまとめた。憲法に関する独立した章を前文の次に設け「憲法改正案を示し、改正実現を目指す」と明記した。安倍晋三首相(党総裁)の改憲への強い決意を踏まえ、一歩踏み込んだのが特徴だ。6日の党総務会で了承を得て25日の党大会で採択する。 17年運動方針では「改憲に向けた道筋を国民に鮮明に示す」と前文で指摘したが、具体的な党改憲案の提示には触れておらず、政策に関する章の一項目としての位置付けにすぎなかった。
東京都八王子市の無職女性(23)が今月二十一日から行方不明になり、警視庁が捜査していたところ、神奈川県座間市緑ケ丘六の二十代の男の自宅アパートで三十日夕、少なくとも二人の遺体が見つかったことが、警視庁への取材で分かった。捜査一課は今後、死体遺棄容疑で男の逮捕状を取り、調べる方針。 一課によると、アパート玄関に置かれたクーラーボックスの中で、性別や年齢の分からない、切断されたとみられる頭部が二つ見つかった。室内には、ほかにもクーラーボックスが複数あり、一課はボックスの中を調べる。 八王子市の女性と男とはインターネットの自殺サイトで連絡を取り合った形跡がある。女性は知的障害者の作業所に通っており、二十一日午後六時半に面接があったのを最後に、行方が分からなくなった。女性と男は二十三日、JR八王子駅と、男の自宅近くの小田急線相武台前駅で一緒にいるところが、駅のカメラで確認された。
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