最近光学式以外のマウスをほとんど見かけなくなったけどいまだに使ってんだよボールマウス。あれはあれでなにか気持ちがいい。なにがなといえばたまに掃除が必要なところ。底のところのフタをカパッとあけてボールやローラーについてるゴミを取ったりする。あれ。あの無駄な時間。あれがいい。耳掃除とかの感覚に近い。しなくてよくなればいいなーと思うが、しなくて済むようになったら寂しくなる。メンテナンスフリーってのも考えものだなと思う。身辺に付着するマニュファクチュア感。綺麗に掃除するとポインタのグリップ感が増してな。脳と指先と画面が一致するバーチャ・ハイに似た恍惚。そこからアホみたいに遠い地平にある些細な単純作業。二者が越境して直結するダイナミズム。 このへんの妙な「細かいやりがい」みたいな部分で近い感覚だったのが、小学校時代の鉛筆けずりだった。おれの時代だと小学校は低学年がシャーペン禁止だった。学校でみつかる