Linux基本コマンドTips一覧 本連載では、Linuxの基本的なコマンドについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、どこにあるコマンドが実行されているかを知るための「type」コマンドです。 typeコマンドとは? コマンドラインで「cd」コマンドや「ls」コマンドを実行すると、シェルは最初にエイリアスを、続いてシェルのビルトインコマンド(組み込みコマンド)に該当する名前のコマンドを探し、それがない場合は環境変数PATHにセットされているパス(コマンドサーチパス)を先頭から順に探し、見つけたものを実行します。 「type コマンド名」を実行することで、シェルがどのコマンドを起動しているかを確認できます。type自身はシェルのビルトインコマンドで、sh、bashおよびzshで使用できます。 tcshの場合は、「where」コマンドを同じ
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