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2012年12月28日のブックマーク (2件)

  • 「今年の漢字」はいつから現実逃避のアイコンになったのか? - シロクマの屑籠

    2012年、“今年の漢字”に選ばれたのは「金」だった。 2011年は「絆」。 これらが、それぞれの年の事実の一部分を示していることは否定しない。2012年のオリンピックで金メダルがたくさん取れたのは事実だし、2011年の大震災で絆が改めて意識されたのも事実ではある。 しかし実際には、2012年において「金」は足りないものであり、2011年において「絆」も足りないものだった。大震災後、多くの地域共同体は危機に瀕しているし、震災後にみられた種々の議論は、合意形成よりも唯我独尊を押しつけあうような、なかば中傷合戦のような様相を呈していて、度量のある身振りと政治が心がけられた人は少数に過ぎなかった。 そんな現状のなかで、「金」だの「絆」だのといった、全体としては枯渇気味もいいところな要素を指し示す漢字が、二年連続で選ばれているのである。願望か、あるいは現実逃避か――いや、現実逃避というのも願望のひ

    「今年の漢字」はいつから現実逃避のアイコンになったのか? - シロクマの屑籠
    mhkj2
    mhkj2 2012/12/28
    えっ?「金」って『去年は「絆」なんて言ってはみたものの、しょせん、世の中「金」が全てよ!お・カ・ネ!!』って言う意味だとばっかり。。。素晴しく今年を象徴する言葉だと思ったのに~!
  • 朴聖焌先生のこと - 内田樹の研究室

    朴聖焌先生と『日辺境論』の韓国語訳者である金京媛先生がギルダム書院の日語クラスのみなさん13人と一緒に昨日凱風館を訪れてくれたので、日韓合同ゼミが開かれた。 安藤忠雄の「光の教会」と直島を訪ねるツァーの途上である。 この日語クラスは私が8月にソウルを訪れてギルダム書院で講演をした後に始まって、最初のテクストが『日辺境論』で、それを読み終えての訪日である。 日語クラスの次のテクストは光嶋くんの『みんなの家』だそうである。 テクストを読んだら、書いた人間に会いに行く。 「みんなの家」凱風館を見学して、建築家自身の話を聞いてから、それが建つまでの経緯を書いたを読む。 朴先生ならではの「現実主義」の領が伺い知れる。 この合同ゼミはついこの間ソウルに別件で訪れた光嶋くんがギルダム書院に行って、朴先生と意気投合して、決めてきた話である。 光嶋くんも朴先生も話が早い。 朴聖焌先生については

    mhkj2
    mhkj2 2012/12/28
    朴聖煥先生の素晴しい文章とその翻訳を公開して下さった事に感謝いたします。