ブックマーク / www.satonao.com (10)

  • www.さとなお.com(さなメモ): 「共感を纏った情報」こそが流通する(SIPS論3)

    先日の「AIDMA → AISAS の次は『SIPS』かな」というエントリーの中の「『共感』がいきなり主役に躍り出てきつつあることも必然の流れだったりする」のところをもうちょっと説明してくれ、というリクエストがあったので以下簡潔に。書き殴りなので細かいツッコミはなしでよろしゅうw 先月だったかの読売新聞の連載にも書いたけど、たとえばおいしいとんかつ屋に行きたくなって、「とんかつ屋 東京」とグーグル検索すると、数万軒のとんかつ屋が出てくる。ありがたい。でも、この中で「自分の好みっぽいとんかつ屋」に出会うのは大変だ。情報はたくさん手に入るようになったが、その中から「信頼できる、自分に合った情報に出会う」のはとても難しくなっている。 べ物屋については「べログ」みたいな専門クチコミサイトもあるが、それを見たとしても、匿名投稿ばっかりでレビュアーの経験値もわからず、情報は玉石混淆。「信頼できる情

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    mi3papa 2010/09/27
    なるほど。→「ソーシャルメディア上では情報は共感しないと流通しない」
  • www.さとなお.com(さなメモ): AIDMA → AISAS の次は、「SIPS」かな

    この3連休、ソーシャルメディアのことをつらつら考えていた。 というか、ソーシャルメディアの浸透が引き起こす今後の広告コミュニケーションの変化について、か。 アメリカでの革命的変化に比べて、日ではまだまだ先の話ではあると思うけど、広告の現場でも確実に変化の潮流はある。 たとえば、社会貢献系キャンペーンが増えてきたのもソーシャルメディア浸透の流れの上に乗っている。「共感」を流通貨幣とするソーシャルメディアでは、生活者の間に「一緒に生きている社会をよくしようという連帯意識」がとても生まれやすい。そしてそれを企業にも求めるようになる。つまり社会貢献系キャンペーンは一時の流行ではなく、必然の流れだったりするわけだ。 要するにすべての行動のドライブ元が「共感」になりつつあるということ。 このように「共感」がいきなり主役に躍り出てきつつあることも必然の流れだったりするわけなのだが、ここは論文の場ではな

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    mi3papa 2010/09/21
    今の状態はもう少し違う気がする(かといって持論出すほどまとまってないが)けど、将来的にそうなのかなと。
  • www.さとなお.com(さなメモ): ツイッターは1000人フォローしよう

    前にも書いたが、ツイッターを始めたら、がんばって1000人フォローしよう。景色がガラリと変わる。一気にツイッターが面白くなる。 自分の知り合いや有名人を数人〜数十人フォローしている段階では「自分が選んだ人」だけあって趣味や関心が近いことが多く、それぞれのツイートの方向性がどうしても似てくる。価値観が似てるのだ。そうなると、たとえばミクシィでマイミクと話題を共有しているのとそんなに変わらない。閉じている。それではツイッターの面白みのごく一部しか味わえない。 100人を越え、500人を越え、1000人を越えると、ツイッターが「緩くつながる場所」から「アトランダムかつリアルタイムに情報に出会う場所」に変わる。 1000人フォローするためには「自分と趣味が合いそうな人」ばかりでは無理で、どうしてもいろんなタイプの人・いろんな年齢層の人がタイムライン(TL)上に増えていく。そうなると、いままで狭かっ

  • www.さとなお.com(さなメモ): その商品が纏っているコンテクストを我々は買う

    今日は朝から体調がすぐれず、会社を休んで療養することにした。打ち合わせ予定だった方々、申し訳なし。 昨晩はニッセン産業文化フォーラムというところで講演だった。聴いて下さった方々、どうもありがとうございました。演題は「コミュニケーションの未来予想図とソーシャルメディア」。 講演しつつ「なんか調子がおかしいなぁ」とは思っていた。 規定時間1時間半を20分もオーバーして、内容的には盛り沢山に話せたと思うけど、でも、なんというか、調子が悪いときって「伝える念力」みたいなものがうまく出なくて、途中で何度もしゃべり方を変えて軌道修正したりしていた。結局最後までうまく軌道にのらなかったけど、「いつもはすごく眠いんですけど、今日はまったく眠くなかったです!」とか、ありがたいお言葉も聴衆からいただけたし、なんとかなったのだろうと希望的観測(笑) というか、このフォーラム、2年前にも講演させてもらったけど、そ

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    mi3papa 2010/05/14
    なるほど、なキーワードがたくさんだな。勉強になる。
  • www.さとなお.com(さなメモ): ツイッター「ホコテン」論

    先月だったか、銀座の歩行者天国(ホコテン)を歩いていてなんとなく思ったのだけど。 こうしてリアルタイムを共有して大勢が思い思いにぶらぶら歩いているホコテンって「ツイッター」にとてもよく似ているな、と。 それぞれ別に目的もなく、ぶらぶら歩き回っていて、同時性をゆるく共有している。老若男女入り乱れ、有名人も意外と歩いている。そして面白い大道芸やイベントがあるとバーッと集まる(RT)。ウィンドウ・ショッピングをして、通り沿いの店から偶然性を伴って情報を仕入れ、楽しむ。「あの人のファッション可愛いね」みたいに、通行人同士もウォッチしあっている。偶然知り合いに会うことも意外とあるし、知らない人同士の会話が始まることもある。みんななんとなく笑顔でポジティブ。そんなところもツイッターっぽい。 そうなると、通り沿いの店舗は「ブログ」だ。 それぞれの主張を持ってショーウィンドウや看板を出し、通りすがりの人に

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    mi3papa 2010/04/20
    なるほど、これはいい。分かりやすい。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 昨晩のNHK「激震マスメディア」を見ながらボンヤリ考えてたこと

    最近、「自分の老い方をどうするか」をよく考える。 どうやって60代70代を迎えるか、ということである。来年50歳になると実感してから急に気になるようになった。そろそろ準備をしないといけない。 もちろん「自分の人生的には60代70代はまだまだ上り坂。楽しい盛り」である。人生のピークを80歳と考えているので、それまではずっと上り坂(笑)。でもそれは「個人の人生」の場合。「社会での老い方」はまた別だと最近考えるようになってきた。 変化が激しいこの時代、今は変化についていけているが(変化を引っ張っているほうだとも思うが)、そのうち自分で気がつかぬうちに変化に遅れ始める(と思う)。そして少しずつ社会の障害になる。壮年時代にがんばって成功事例を作れば作るほどその可能性が高い。 昨晩22時からのNHK放送記念日特集「激震 マスメディア~テレビ・新聞の未来~」を見ていてもそう思った。 この番組、放送業界・

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    mi3papa 2010/03/23
    "というか、「時間がないので今日はこの辺で」と終わってしまうテレビ番組って、もう「古い」よね。"←この一言をさらっと言うさとなおさんが好き。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 日本で一番古くて伝統ある、一番大きな会社

    昨日の民間ワーキンググループの件について、いろいろご期待をいただきました。ありがとうございました。 でも、あまり早急に結果を求めないでくださいね。 変化していく過程ですので、これからいろいろな試行錯誤があると思うし、民間ワーキンググループが出来ることも限られています。温かく見守っていただけると助かります。というか、会での提言がこうして実際にカタチになって進みつつあるだけでもすごいこと。 まぁでも、実際、思ったより遠い道のりなのだろうと思います。 たとえばアナタが「伝統ある古くて大きな会社」の一員だとして、その会社が昭和時代のやり方を改めて変わろうとしているとします。そしてこの夏、実際に社長も替わったとします。 社長も経営陣も一新した。社長は改革派である。でも、長く続いた借金体質や密室運営、業界の慣習や既得権益を守ろうとする守旧派の跋扈などにがんじがらめになって身動きがとりにくい。とはいえ

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    mi3papa 2009/12/26
    深い。しみる話。渦中や周りの人が言うと失言だけど、ただしく理解している人が言うと深い。
  • www.さとなお.com(さなメモ): スタートラインには立てたんじゃないかな

    昨晩、鳩山首相と二度目のご飯をした。ご飯に至った経緯と趣旨は昨日のブログにくわしく書いたのでそちらを。 場所は浅草の小さな中国料理店「龍圓」。前回ご飯にどこに行こうか迷ったときの候補のひとつ。 直前の会議が長引いたということで少し遅れて事が始まった。メンバーは鳩山首相と友人の松井官房副長官、そして秘書官たち。あと平田オリザさんとボクである。ビールで乾杯したあと、すぐに紹興酒(この店のは生酒でとてもうまい)。いろいろな話をしているうちにツイッターの話に。 ツイッターがなぜ荒れにくいかの話になったので、前回の鳩山さんとの会のときにいただいた返信(@やRT)のプリントアウトをお見せした。数千に渡る返信のうち、ネガなコメントはほんの十数個。これは2ちゃんなどではありえないこと。そんな話から今回の提言に移っていった。 提言というのは、昨日も書いたが、国民と政治の距離を近くするためのソーシャルメデ

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    mi3papa 2009/11/30
    twitterは政治と民間をつなぐテクノロジになれるかというコラムが出てくるでしょう。でもそれじゃあ他力本願。コミュニケーションはもっと視覚的だよというお話。あたまをニュートラルに…
  • www.さとなお.com(さなメモ): 完成しきったメディア。出来上がりつつあるメディア。

    パーティ嫌いなボクにしては珍しく、昨晩はパーティのハシゴをした。 ひとつはもうとっくに完成して成熟しきってしまったメディア。もうひとつは今まさにメキメキ成長している伸び盛りのメディア。短時間にハシゴして何だか感慨深かった。 まず18時半ごろに谷崎潤一郎賞・中央公論文芸賞の贈呈式に出かけた(@東京會舘)。 中央公論新社に知り合いがいて「ちょっと文壇系の集まりも経験してみない?」と誘われたのである。 こういう文学賞の授賞式みたいのを見に行くのは初めて。 中央公論文芸賞は村山由佳の「ダブル・ファンタジー」(谷崎潤一郎賞は該当者なし)。ボクが会場に着いたときには彼女の受賞スピーチも終わっており、歓談&立の時間に突入していた。お、林真理子がいる。あ、渡辺淳一がいる。わ、浅田次郎がいる。と、一応文学好きなボクとしてはミーハー的なワクワクもあった。あとは編集者と思われる方が多数。銀座のクラブのおねえさ

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    mi3papa 2009/10/16
    そうじゃないとダメと発言する人はウサンくさい。でも、こう語られるとウサンくささはない。さすがさとなおさん。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 鳩山首相とご飯した

    昨晩、ひょんなことから鳩山首相とご飯をべた。 首相の了解を得て、ご飯中に少しだけ(失礼にならない程度に)Twitter に実況したから、知ってる方もいらっしゃるかもしれない。 ちなみに先にお伝えしておくと、お会いしたのはボクの会社の関係でもなんでもなく、仕事の話でもなんでもなく、当に「いちブロガーとして」友人に紹介されたからである。首相がたまにボクのこのさなメモを読んでくださってるらしいこと、そしてその結果として映画「サマーウォーズ」を観たらしいことなどが重なってのお誘いであった。 経緯はこんな感じ。 昨日の朝、以前からの友人である松井孝治議員(内閣官房副長官)からケータイにメールがあり、首相の夜ご飯の予定がポッカリ空いたので一緒にべないか、と急にお誘いをうけたのが始まりである。 昨晩は作家の山田あかねさん初監督作品「すべては海になる」の試写会に行く予定にしてたので一瞬躊躇したが、首

    mi3papa
    mi3papa 2009/10/02
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