タグ

ブックマーク / chikawatanabe.com (10)

  • なぜアメリカの低所得家庭の子供はエリート大学に行かないのか

    Stanford大学 BioX Clark Center New York Timesの先週の日曜版に掲載されたBetter Colleges Failing to Lure Talented Poor。3月に発表された論文(PDF)の内容をベースに書かれた記事だが、私が「やっぱりね」と思ったのがこの点: 全国で学力がトップレベルの高校生を、親の収入で4段階に分類してみたら、親の収入が一番多い方から順に、34%、27%、22%、17%だった ちなみに、この記事の「学力トップレベル」とはトップ4%。4%は、日だと早慶+国立というレベルになるようだ。(いずれも、大学を受けない人も母数に含む)。 何が「やっぱりね」かというと、「親の努力で変えられる子供の学力の割合は小さそうだ、やっぱりね」と。・・・・いや、このデータからこの「やっぱり」へは少々飛躍があって(ADDだから)、そもそも「収入が高い

    なぜアメリカの低所得家庭の子供はエリート大学に行かないのか
    michael-unltd
    michael-unltd 2013/04/03
    情報格差でエリート校で優待されても知らないから行かない論
  • シリコンバレーで働きたい方はバブルの間に是非どうぞ

    さて、そろそろ、バブルの気配が濃厚に立ち込めてきたシリコンバレーの昨今。テクノロジー企業の上場申請が相次ぎ、未上場ベンチャーの企業価値は上昇し、未上場株の妖しいセカンダリーマーケットも躍進中。 私個人的には、身近でバブルが起こるのはこれで人生4回目です。こんな感じ: 1回目:日不動産バブル (もしかして近代日史上、最初で最後のバブル?) 2回目:シリコンバレーのドットコムバブル 3回目:アメリカのサブプライム住宅ローンバブル 4回目:インターネットバブル(なのか?) ← いまここ 以下長いが、サマリーは、「バブルは当面避けられない。いい面もある。シリコンバレー的には、10年に1回のバブルなので、『シリコンバレーで働きたい!』という人は、上向いている今の間にもぐりこむのが吉」ということ。 覚えていますか♪ ドットコムバブルの狂乱 ドットコムバブルの際は、世の余剰資金がどっとインターネッ

    シリコンバレーで働きたい方はバブルの間に是非どうぞ
  • シリコンバレーのベンチャーの買収にかかるよしなしごと

    遅ればせながらあけましておめでとうございます。久しぶりのブログ書き。今年もゆるゆるやりたいと思います。 さて、先日2009年から手伝ってきた会社が買収されました。めでたい。シリコンバレーの会社だけど、日エンジニア3名、アメリカ人デザイナー1名でやっていた会社で、Twitterのクライアントを作るのが事業内容。 細かい具体的な話は当然秘密なのですが、買収に関連して面白かったこと、なるほどど思ったこと、そういえばこれって日の人知らないことが多いよねと思い出したことなど、よしなしごとをいくつか。 Let's discuss how we can work together=買収に関心あり 複数の会社から買収の打診があったのですが、パターンはほぼ全て一緒で、まず 「御社の製品に関心があります。いろいろ将来の協業の可能性を検討しませんか」 みたいなメールがきます。ちなみに、「協業の可能性」のと

    シリコンバレーのベンチャーの買収にかかるよしなしごと
  • Foodspottingに見る起業アイデアの固め方

    先週東京は白金(プラチナ?)で行ったエンジニアのための起業セミナー、Tech Founders Japan。倍率5倍をくぐり抜けてご参加いただいた皆様ありがとうございました。 今日のブログでは、当日の最初のプログラムであった、サンフランシスコのベンチャーFoodspotting(日語版iPhoneアプリもあり)のファウンダー、Alexaによるスピーチの全原稿と、その和訳を掲載します。 起業のアイデアがあるときに、それをどうやってブラッシュアップしていくか、エンジニアでない人がエンジニアのパートナーを探すためにどうするか、といったことを、ユーザエクスペリエンスの専門家であるところのAlexaが雄弁に語ります。 Foodspottingは、キュートなiPhoneアプリ。「べたものの写真をアップする」という機能にフォーカスしたシンプルなものなのですが、そのシンプルさの裏にはこんな努力があるん

    Foodspottingに見る起業アイデアの固め方
    michael-unltd
    michael-unltd 2010/11/02
    「この製品はどんな問題を解決するのか?」
  • キャリアチェンジできる人・できない人(またはする人・しない人)

    人里はなれた隠遁生活(笑)をしているのであるが、それでもいろいろな人からキャリア相談を受ける。周りにも、同じく相談される、という人がちらほらいて、タイトルのような話になったことがあった。(多分、我々が、人と違うキャリアの選び方をしているので、「どうやったら私も違うことができるだろうか」と聞かれるのだと思う。) 結論から言うと、当にキャリアチェンジできるのは、具体策がある人。結論が先にあって、そこから逆算して何をすべきかがある人。 (「がんばっていればいつかは道が開ける」というフェーズも人間にはもちろんあるのだが、「もはや、今の仕事をどれだけがんばっても何も起こりそうにもない」というところに来た人を想定しています。) というわけで、以下、キャリアチェンジを望むのであればしてはいけない二つと、すべきことひとつ。 してはいけないこと 1)ゴールなき努力を始める たとえば、留学して心機一転新たな

    キャリアチェンジできる人・できない人(またはする人・しない人)
    michael-unltd
    michael-unltd 2009/08/19
    非常に的確なご意見。
  • ドイツからやってきたハイブリッドバイク会社のファウンダー

    シリコンバレーに来ずともアイデアはいろいろ出てくるはず、でも当に興味があるんだったらやっぱりシリコンバレーに来ないとね、という話しが前回、前々回のエントリーであった。 そして今日はそれを裏付けるような人に偶然会ったのでご報告。バイクと自転車のハイブリッド、ErockIT起業中のStefan Gulas。Palo Altoでお茶してたら、偶然隣に座ってたのが彼。ドイツでプロトタイプまで出来たので、格的に市場に出すためにシリコンバレーに会社を移すべく、その準備に来たのだそうだ。 うーむ、あまりに昨日、おとといのエントリーとぴったりで、まるでとってつけたようだが 。 もとい、どんなものかはこちらのYouTubeビデオを見てください。 日にも電動自転車はいろいろあるが、あの手の「免許のいらないママチャリ」ではない。人力を50倍まで増幅、最高時速80キロもでるので、ちゃんとバイクの免許がない

    ドイツからやってきたハイブリッドバイク会社のファウンダー
  • シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2

    さて、昨日は「シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山ある」ことについて書いたのだが、今日は後編で、「来なくてもわかることが沢山ある」。 インターネットも発達、腐って発酵して香しくなるほど情報がオンラインにあり、しかもTwitterやらチャットやらビデオコンファレンスやら、リアルタイムの情報まで入手できて、さらにはSNSで世界の人々と人間関係まで構築できるという今日この頃。当に近所にいることに意味があるのか?結論から言うと、「最後はやっぱり会って話せる環境がモノを言うが、しかしかなりのところまではオンラインでイケる」。 「シリコンバレー発世界に羽ばたくインターネット事業を立ち上げたい。ついては、シリコンバレーに住めばシリコンバレーがわかるはずだから、まずは移り住んでからどういう事業を起業するか考える」 「シリコンバレーの会社で働きたいが、まずはシリコンバレーに住めばシリコンバレ

    シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2
    michael-unltd
    michael-unltd 2009/03/12
    RSS情報の宝庫
  • シリコンバレーで働く方法

    Pasonatechのサイトで連載している「働けシリコンバレー」。基的には、シリコンバレーで働く日人にインタビューしたものを連載している。時々そうじゃない回もあるのだが。 最新号は福澤伴子さん。今回の特徴は、「アメリカの理系大学院に留学して、卒業後に出る『お試しビザ』であるところのoptional practical training (OPT) visaをゲットして、テクノロジー系企業に就職する」という王道のキャリアの人がついに登場したこと。これが一番楽にシリコンバレーで働く道なはずなのだが、このインタビューを始めて、そういう日人はなかなかいないということがわかった。 近いところでは、VMWareで働く吉澤さんのインタビューがある。カリフォルニア大学サンタクルーズ(UCSC)校の分校がシリコンバレーにあり、ここに9ヶ月通って大学卒業と同等の証書をもらい、OPTビザを取って就職したそ

    シリコンバレーで働く方法
    michael-unltd
    michael-unltd 2009/03/05
    キャリアプラン再考
  • 日本でのセミナーのお知らせ

    10月10日、11日とパソナテックの10周年記念カンファレンスのセミナーで話をします。無料です。10日のは私が一人で話すものでどなたでも参加可能、11日はパネルディスカッションで女性のみ。ご興味がある方はどうぞ。 10日は、「現場が生き生きする人材マネジメント」、ということで「日の組織文化が疲弊している現状で海外よりダイバーシティ戦略などさまざまなことを導入するが、現場がなかなか回らない。そういったところにメスを入れるにはどのうようにしたらよいのか?優秀な人材の活用などを絡ませてお話します。」ということなのですが。 話の内容としては、とりあえず今考えていることはこんな感じです。順不同ですが。 1.トップダウンは大切:トップにしかできない決断をトップがきちんとすると下は生き生きする。決断そのものが仕事の人が決断から逃げない。 2.ギークの活用:「管理職になる」ことが悪夢、という人材をどうや

    日本でのセミナーのお知らせ
  • 私がシリコンバレーツアーをサポートする理由

    梅田望夫さんが好きそうなタイトルだが、以下パロディではなくまじめに書きます。 シリコンバレーツアーというのは、シリコンバレーの日人NPO団体、JTPAで毎年やっているセミナーツアー。今年は3月6日から9日で、応募は今週いっぱいで閉め切る。20人の定員で、去年は100人強の応募があった。サンフランシスコ空港集合、同空港解散(つまり、前後に勝手にアメリカ旅行をくっつけられる)。3泊4日で、費、交通費(団体バス)、宿泊費、シリコンバレーには欠かせないロゴ入りJTPATシャツ、全てこみで450ドル、約5万円。予算としては3000ドルほど足が出るのだが、これはJTPAが寄付で集めたお金で補填する。 (つまり「超お得」ということです。) ボランティアメンバーで、企画、運営を全て行っており、セミナーで話していただく方も、皆無償で来ていただいている。スタンフォード大学で宇宙工学のPh.D.取得中の樋口

    私がシリコンバレーツアーをサポートする理由
  • 1