これだけ聞くと、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」のように聞こえてしまうが、「ポイントプログラム」という仕組みをご存じの方からすると、この話は常識として認識されている。 例えば、スルガ銀行が全日本空輸(ANA)と提携して提供する住宅ローンのサービスがそれである。簡単に述べると、残高が5,000万円を超える住宅ローンを2年間利用すると、ハワイを1往復分できるだけのマイレージを貯めることができるのである。 上記のマイレージとは、航空会社が発行している一種のポイントであり、これを貯めることで様々なサービスと交換できる。こうしたポイントやマイレージは、現在では様々な業種で導入されており、お互いに交換できるものや、他社が提供するサービスに対してもポイントが付与されるものもある。また、EdyやSuicaといった電子マネーも、仕組みとしてはポイントプログラムと酷似しているといえよう。 ポイントプログラムや