ワーナー エンターテイメント ジャパンは12月22日に予定していた「逃亡者」などブルーレイとHDDVD向けのソフト15本の発売を2007年に延期した。このほかにもユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの「キング・コング」やブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントの「パール・ハーバー」、パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンの「ブラック・レイン」など、次世代DVD向けソフトの発売延期が続いている。一部は2007年1~2月に発売日が延期されたが、2006年12月18日の時点で発売日未定のソフトは依然多い。 延期の理由は「米国本社の制作上の都合」(ワーナー)、「制作素材の遅延」(パラマウント)と各社様々だが、その背景には制作の難しさが高まっていることにあるようだ。ある映画ソフト会社関係者は「(次世代DVDソフトの)映像の品質を評価する体制が整っておらず、制作進行が遅れた」と明かす。
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