東大でセクハラ・アカハラ 准教授らを処分2008年12月24日12時30分印刷ソーシャルブックマーク 東京大学は24日、元教授や准教授ら計3人について、セクハラやアカデミック・ハラスメント(教員の地位を利用した嫌がらせ)があったと発表した。 同大によると、50代の研究所元教授は05〜06年にかけ、同じ研究室の女性職員に職場やタクシーで繰り返し体に触ったほか、別の女性職員にも性的な話題を持ち出して転職を余儀なくさせた。同大は「停職2カ月相当」と認定したが、すでに退職しているため実際には処分を下せないという。上司にあたる50代の元研究所長はセクハラの相談内容を当事者の元教授に知らせたといい、戒告とした。 4月に大学院入試問題を漏洩(ろうえい)したとして解雇された30代の元准教授も、女性の職員や学生へのセクハラがあり、「懲戒処分相当」と公表した。しかし、この元准教授も退職していて処分を下せないと