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ピケティに関するmidnightseminarのブックマーク (9)

  • 「ニューアカ」のピケティ批判 - マスクラットの日記

    80年代「ニューアカ」の巨匠がピケティを批判する――雑誌「新潮」4月号掲載の「現代思想の使命」(浅田彰×中沢新一×東浩紀)からメモ。 浅田:そもそも、原書が出たとき読んで呆れたけれど、ピケティのの『21世紀の資』というタイトルは詐欺ですよ。マルクスの『資(論)』は、正しいかどうかはともかく、資主義のメカニズムを原理論的に分析し、それを超克する方向を示すでしょう。他方、ピケティは、手広く統計を集め、資主義のもとで戦時中を除けば格差が増大する傾向にあるということを現象論的に示しただけで、その裏側にどういうメカニズムがあるのかという分析もなければ、資主義をいかに乗り越えるかというヴィジョンもなくて、富裕税によって資主義の偏りを補正するというだけ。 中沢:僕もピケティのは翻訳される前に読みましたが、まあ飽きました。同じことの繰り返しが続いて、最初と最後の結論が同じ。これは資主義

    「ニューアカ」のピケティ批判 - マスクラットの日記
    midnightseminar
    midnightseminar 2015/07/23
    まさにここで引用されている会話がゲンロンカフェの動画として公開されていて、面白かった。この後で中沢氏が「ピケティの、本を売るマーケティング戦略には感心する」とも言っていた。
  • ピケティ「21世紀の資本」への噂からの感想

    話題の「21世紀の資」だが、内容について風聞が色々と流れてくるので、拝読する前に噂をもとに感想を述べたい。 書は、資収益率(r)が経済成長率(g)を上回ることを長期経済統計を用いて示しつつ、それが起因して富の偏在が発生して問題だと主張しているらしい。例外的にr>gが解消された時期と理由などの論考もされているようだ。 1. r>gはつまらない事実 r>gと言う分析結果に面白みは無い。教科書的な新古典派成長理論であるRamsey Modelでも、時間選好率の分だけ、rの方が高くなる。Diamond OLGでは、時間選好率、人口増加率、資分配率が高くなるほど、rがgより高くなる*1。r>gと言う事実だけでは、常識は覆されない。 2. rが安定的なのは興味深い 興味深いのはgを上げても、rがそれほど変化しないように書いてあるらしい。gをあげると問題解決になるそうだ。日で高度成長期とバブ

    ピケティ「21世紀の資本」への噂からの感想
    midnightseminar
    midnightseminar 2015/01/22
    風呂場で序章みたいなとこだけ読んで放置してる
  • 苫米地『21世紀の資本論の問題点』:見る価値なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    『21世紀の資論』の問題点 作者: 苫米地英人出版社/メーカー: サイゾー発売日: 2014/12/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る ひどいね。ピケティ便乗の中で群をぬいてひどい。 批判としてあがっている基的な議論は、ピケティの挙げるグローバル累進資課税はよくないしうまくいかない、というもの。なぜかというと、累進資課税はまず持っている資産により税率がちがうから不公平でよくない、とのこと。 そしてなぜうまくいかないかというと、金融資産のほとんどは負債だからだ、という。 何のことやら最初はよくわからなかった。金融資産のほとんどは債券だってことかな? そう思って読んでいったら、そうじゃない。金持ちはレバレッジをかけて投資しているから、課税しようと思ってもレバレッジの借り入れと相殺されて課税できるお金がない、よって格差解消につながらないからダメなんだっ

    苫米地『21世紀の資本論の問題点』:見る価値なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • トマ・ピケティ『21世紀の資本』の甘さ - 佐藤優|論座アーカイブ

    トマ・ピケティ『21世紀の資』の甘さ マルクスとは異質な発想、ぼやけた資主義の構造的問題 佐藤優 作家、元外務省主任分析官 世界的規模で大きな話題になっているフランスの経済学者トマ・ピケティの『21世紀の資』(みすず書房)が翻訳し、上梓された。山形浩生、守岡桜、森正史3氏による訳文がこなれているので読みやすい。 トマ・ピケティ『21世紀の資』 (みすず書房) 原書がフランス語で、邦訳が英訳からなされていることを批判する人がいるが、このような批判は的外れだ。『21世紀の資』は、フランス語版オリジナルではなく、英訳がベストセラーになった。世界的規模で現実に影響を与えている英語版から翻訳するというのは正しい姿勢だ。 書の特徴は2箇所にある。 第1は、比較的簡単な道具立てで、ビッグデータを処理し、過去200年の資主義が格差を拡大する傾向にあることを実証することである(ただし、二度の

    トマ・ピケティ『21世紀の資本』の甘さ - 佐藤優|論座アーカイブ
  • 池田『日本人のためのピケティ入門』:pp.38-47をとばせばアンチョコとしてはOK - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資』のポイント 作者: 池田信夫出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2014/12/12メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る ピケティのアンチョコ、お次はこれです。 期待している人には申し訳ないんだが、アンチョコとしては決して悪いではない。もちろん、『21世紀の資』は言っていることはストレートなので、アンチョコ部分はだれが書いても大きくまちがえることはない。昨日の竹信金曜日も、そこのところははずしていない。が、アンチョコとして使うには、つまみいしやすいというのも重要な条件だ。書はそっちの点もうまく出来ている。だから当に手抜きをしたい人には、こののほうが向いてるかも。 もちろん中身は薄いよ。でもそのためのだから仕方ない。一応Q&A形式でまとめていて、その形式も中身はぼくの

    池田『日本人のためのピケティ入門』:pp.38-47をとばせばアンチョコとしてはOK - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    midnightseminar
    midnightseminar 2014/12/31
    自分を罵倒してた池田先生を持ち上げる度量の大きさを見せる…と思いきやしっかり叩いていた
  • 話題の仏学者ピケティ氏:金融緩和に頼らず財政で経済活性化を - Bloomberg

    Connecting decision makers to a dynamic network of information, people and ideas, Bloomberg quickly and accurately delivers business and financial information, news and insight around the world.

    話題の仏学者ピケティ氏:金融緩和に頼らず財政で経済活性化を - Bloomberg
  • ピケティ『21世紀の資本』スライド - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (107件) を見る の翻訳終わって、いま原著サポートウェブサイト翻訳ほぼ完了。その中で、ピケティ自身による原著の説明スライドがあるので、訳しておきました。 ピケティ『21世紀の資』スライド(PDF, 884KB) (同じディレクトリにパワポ版もあるので、拡張子変えたらダウンロードできるよ) の内容もだいたいここにある通りなんだけれど、たくさんグラフが続いている部分とかは、そのままだと意味がわからないかもしれない。が、文で書いてある内容の傍証として挙がっているものなので、少し考えてくださいな。わからなければ、が出たときに買って読んでみよう! あと、このサポートサイト、図表をすべて、pdf 形式と、さらに xps 形式で

    ピケティ『21世紀の資本』スライド - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    midnightseminar
    midnightseminar 2014/10/12
    おお。著者による本の要約のスライドの日本語訳が上がっている。
  • 大切な作業に表計算ソフトは使わないように(本当に!) | POSTD

    経済学者のことがうらやましいです。コンピュータ・サイエンティストとは違い経済学者は、革新的な研究をすればベストセラーが出せるようです。 ピケティの『21世紀の資論』 は良い例です。このはその名の通り、マルクスの『資論』を彷彿とさせます。まだ読んでいない方のためにお伝えすると、こののメッセージはシンプルで、“資から得られる所得は賃金の成長率より高い。すなわち、資を有する層がより裕福に、よりパワフルになっていく”、ということです。人口の大半にとっては救いがない状況です。少数のエリートが全ての富を手にし、普通の人たちには何も残されない世界が現れることになります。この観測自体は目新しいものではありません。よく知られている 富の集中 という概念でも、同様の標語を掲げています。“ 富めるものはますます富み、貧しいものはますます貧しくなる ”、です。 誰でも同じような声をあげることはできる

    大切な作業に表計算ソフトは使わないように(本当に!) | POSTD
    midnightseminar
    midnightseminar 2014/07/18
    “ピケティのコードには誤りや改ざん、その他いくつか問題があることが明らかになったのです。”
  • ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Note (2014.08.04) What follows are some rants by the Japanese translator of "Capital in the 21st Century." I realized that it can be taken out of context (and that some people actually do such things), so I guess I need to explain what's going on. The whole piece was intended to serve as a half-joke expectation management. In Japan, there was some false rumor about the timing of the Japanese trans

    ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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