「死のお手伝い」は殺人の婉曲か、人間の尊厳を表現する究極の形か---ベルギーで法案が通過した未成年の安楽死について 今週のテーマは、とても難しい問題。安楽死だ。それも、未成年の安楽死。 ベルギーの新しい法律で、まもなく未成年者の安楽死が認められるようになる。私は一応、安楽死と訳したが、これは延命措置をしないという意味ではなく、積極的に手を貸して患者を死なせてあげるということだ。たとえば注射で。 賛否両論を巻き起している未成年の安楽死 現在、EU内で成年の安楽死が認められているのは、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3ヵ国。しかし、そのベルギーにおいても、この度の法案についての議論は、テーマがテーマだけにとても激しく、また、感情的なものだったという。その結果、2月13日、予想に反して85対46という大差で法案は通過した。棄権は12票。 社会党など左派は、概ねこの法案に賛成だ。「苦しみに年齢
ケータイなしでも何の問題もない 今、三女が日本に来ているのだが、日本で使うためにドイツで注文し、日本の住所に送られてきたスマホのSIMカードが機能しない。 設定は間違いがないが、どうしてもうまくいかず、テレフォンショップで見てもらってもダメだし、サポートの電話に掛けると、なぜか案内メッセージの後にプツリと切れる。しかも、サポートの時間帯が9時から11時の間だけというから、なんとなく「騙された」っぽい感じはするが、仕方がない。 そこで娘は、ケータイなしで日本での20日間を過ごすと宣言した。彼女は、日本語は"読めず、書けず、ほとんど喋れず"なので、東京ではどのみち手探りで歩いているようなものだが、それ以後、何も無い状態に関しては結構快適らしく、一人で毎日出歩いている。 娘がケータイを持っていないという状態は、気づいてみると、私にとっても新境地であった。つまり、「いって来まーす!」と出かけて行っ
『パンドラの約束』というアメリカ映画を見た。一言でいうなら、原子力発電に関する誤解を解き、その長所を見直そうという映画だ。いや、違う。この映画の主張はもっと緊迫している。「地球の温暖化を今、食い止めるためには、原発を無くしてはいけない」という真摯な警告であるといったほうが正しいだろう。 脱原発を決めて2年半、CO2排出量は増える一方 2月26日、ドイツ。EFI(Expertenkommission Forschung und Innovation=研究・開発専門家委員会)という政府の調査機関が、衝撃的な調査結果を提出した。「再生可能エネルギー法は、気候変動防止にも技術の刷新にも役に立たない」というのだ。脱原発を高らかに掲げ、再生可能エネルギー法を伝家の宝刀として誇りにしてきたドイツ国民は、大きなショックを受けた。じゃあ、脱原発は今後どうなるのか、と。 再生可能エネルギー法は、自然エネルギー
あまりにも不可解なのが、最近起こった『アンネの日記』の破損事件だ。因果関係がまったくわからない。日本にユダヤ人問題はないはずで、ネオナチだって、あるとすればただのコピーだ。ましてや、シオニズムへの反発やユダヤ人憎悪が動機だとは、私には到底思えない。 ならば、わざわざ『アンネの日記』を破る意図は何か? 犯人の目的がたとえば日本の評判を貶めることだったとしても、それが成功したとは思えない。この犯罪には、あまりにも無知の匂いが強い。反ユダヤの土壌の一切ない国で、こんなことをしても意味はない。 これが日本人の感情を代表していないことは一目瞭然だし、筋道だった何らかの思想に基づいた犯罪でなさそうなことは、誰もが感じる。まさしく象のいない国で、違法な象狩りの摘発に対するテロをやったような違和感がある。無知な人間の行った浅はかな犯罪、それが私の受けた印象だ。 ユダヤ問題は、私たちが思っているよりずっと根
「ロシアが悪い、プーチンが悪い」は本当か!? クリミア編入騒動で浮き彫りになる西側の傲慢とダブルスタンダード ウクライナについての報道を見ていると、おかしなことばかりだ。ドイツのニュースはクリミア情勢一色で、欧米が対ロシア制裁に踏み切り、さらに日本がその列に加わったということまで逐一報道された。日本の動向をここまで仔細に取り上げるのは、珍しいことだ。 ドイツメディアの論調では、ロシアはウクライナの主権を踏みにじり、侵略し、国際法を破ったので、厳しく制裁しなければいけないという。独シュタインマイヤー外相は、「今になって既存の国境を変更するというのは、信じられない事態であり、これが認められるなら、将来、エンドレスの紛争があちこちで始まることになる」と言った。 この主張、「ロシアが悪い、プーチンが悪い」というのは、アメリカの言い分の通りで、それにEUが追随している状況だ。そして日本も同様に、17
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が早稲田大学に提出した博士論文について、学位審査員の一人だった米ハーバード大教授のチャールズ・バカンティ氏が「読んでいない」と話していることが分かった。 英科学誌「ネイチャー」のウェブサイトが2014年3月18日に掲載した記事によると、同誌の取材に対し「彼女の博士論文のコピーをもらったり、読むように頼まれたりしたことはなかった」と回答しているのだ。一体どういうことなのか。 東大教授「試験答案なしで採点したことと同じ」と仰天 早稲田大学によると、小保方氏の博士論文審査は指導教員だった常田聡教授が主査を務め、他に早大の武岡真司教授、東京女子医科大の大和雅之教授、そして留学先の指導教官だったハーバード大のバカンティ教授が副査を担当した。小保方氏は審査に合格し、2011年に博士号を取得した。 ところがバカンティ氏は、内容を審査する前に論文を「もら
番組アーカイブは下記をクリック下さい (4/10 0時~)台湾立法院(国会)を学生らが占拠【アーカイブ】 (4/9 0時~)台湾立法院(国会)を学生らが占拠【アーカイブ】 ■最新情報 4/7(月)夜に学生リーダーらが記者会見を行い、 議長にあたる王金平 立法院長が学生の要求に歩み寄りを見せたことを受けて、 4/10(木)の18:00(台湾時間)に議会から退去する方針を表明しました。 ■番組内容 中国・台湾間の市場開放を目指す「サービス貿易協定」の批准に反対する 民間団体の学生たちが台湾立法院(国会)を占拠しました。 Longson Chang 氏からの映像提供にて、現地立法院(国会)の中の映像を 生中継でお届けいたします。 節目標題「台灣學生團體佔據立法院 實況轉播」 反對「服務貿易協議」強行通過, 民間團體的學生們佔據了台灣立法院。 影像提供來自議場内Longson Chang 先生,
2014年03月21日03:22 台湾!!日本の皆!助けて!! Tweet 1: 名無しさん 2014/03/21(金)01:15:28 ID:Bu5GycDSK 世界中がウクライナを見てるなか中国が仕掛けました 台湾を中国に売るも同然の法案、支持率9%の法案を党首が無理矢理通して可決しました 怒った学生、医者軍団、弁護士軍団が国会議事堂を占拠しました 日本のマスコミはスポンサーからの圧力で大々的に報道出来ません ニコニコ動画で国会議事堂の内分映像の生放送が見れます 既に73万再生されてます 突入まで生放送するつもりです よかったらみてください 台湾立法院(国会)を学生らが占拠 生中継 http://live.nicovideo.jp/watch/lv173117558 去年台湾に行った時の画像貼ってく http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/44
NTTデータは2014年3月20日、バチカン市国のバチカン図書館が所蔵する文献のデジタル化プロジェクトを受注したと発表した。受注額は約23億円。3000冊の文献を、NTTデータが提供するデジタルアーカイブシステムで管理できるようにする。バチカン市国が民間企業と大型の有償契約を締結するのは、世界的にも珍しいという。 バチカン図書館は、2世紀から20世紀にかけて執筆された約8万冊、4000万ページに及ぶ手書きの文献を所蔵する。同館はこれら全てをデジタル化し、長期保存する計画を立てている。バチカン図書館とNTTデータは約23億円で初期契約を結び、まずは4年間で約3000冊をデジタルアーカイブ化。順調に進めば、残りの文献についても取り組む予定だ。 文献のデジタル化から、デジタルアーカイブシステムの構築、メタデータの付与・管理、検索アルゴリズムの開発までを、トータルでNTTデータが手掛ける。バチカン
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