東京都内の心療内科を取材すると在宅勤務などのテレワークで悩む人が増えているといいます。 金融機関で働いている女性は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて始まったテレワークと出社での勤務を繰り返す中で、不眠やうつの症状を訴えています。 女性に話を聞くとテレワークができる端末が全員分ないので、社員2人で1台を渡し合いながら働いているといいます。 さらに決済にははんこが必要なため、出社している3割の社員に業務が集中。休憩する余裕もないといいます。逆に在宅勤務の時には、出社している上司にささいなことでお願いをしないといけないこともあるほか、社員の間でコミュニケーションがうまくとれずにストレスを感じる日々が続いています。 金融機関で働く女性 「寝つきが悪かったり、朝起きても疲れがとれなかったりして、体も精神的にもすごいしんどい状態です。テレワークの人、会社に出勤している人、上司、社員全員が顔を合わせ