飛騨市神岡町にある東京大の素粒子ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ(SK)」の研究内容を紹介する展示施設「カミオカラボ」(同町)で一日、建設中の次世代観測装置「ハイパーカミオカンデ(HK)」について解説するパネル展「第三世代のはじまり ハイパーカミオカンデ」が始まった。八月三十一日まで。...
分子科学研究所(岡崎市)で20日、3年に1度の一般公開がある。普段は目にすることができない最先端のスーパーコンピューターなどを間近で見ることができる。入場無料。 分子研は自然科学研究機構の一機関で、岡崎市にはほかに基礎生物学研究所や生理学研究所などがある。分子研は物質の正体や性質などを研究しており、医療や生命科学、天文学まで幅広い分野に関わっている。 今年は、1周53メートルの巨大なリング状装置「UVSOR」を公開する。高速の電子が放出する「シンクロトロン光」を使って物質の性質を調べる装置だ。小惑星「リュウグウ」に着陸を目指す探査機「はやぶさ2」が集める試料も、帰還すればここで分析される予定だ。 一般公開は午前10時~午後…
富士市出身の素粒子物理学者の故戸塚洋二さんを顕彰する展示施設「戸塚洋二ニュートリノ館」が二十三日、東名高速道路富士川サービスエリア上りに隣接する道の駅・富士川楽座(富士市)にオープンする。素粒子物理の世界を実験装置などで体感でき、若い世代に科学の魅力を発信する。 戸塚さんは岐阜県飛騨市の実験施設「スーパーカミオカンデ」の研究チームのリーダーとして、素粒子の一つニュートリノに質量があることを示す「ニュートリノ振動」を発見。ノーベル賞の有力候補と言われたが、二〇〇八年にがんのため六十六歳で他界した。同じチームの梶田隆章さんが昨年にノーベル物理学賞を受賞したのを受け、富士市が約三千八百万円を計上して整備を進めてきた。 ニュートリノ館は二階にある科学館の隣接スペース百平方メートルを改装した。浜松ホトニクス製の円形の光電子増倍管が無数に並ぶスーパーカミオカンデの内部をモチーフに、八十枚の丸形のパネル
リンク 核融合科学研究所 自然科学研究機構 核融合科学研究所 (NIFS ニフス) 私たちは海水から無限のエネルギーを取り出すための研究をしています。核融合科学分野を先導する大学共同利用機関。総合研究大学院大学。日本独自のアイデアに基づくヘリカル方式による高温・高密度プラズマの閉じ込め実験、シミュレーション科学、核融合炉工学等。 リンク オープンキャンパス(一般公開)☆核融合科学研究所 オープンキャンパス2016(一般公開) l 核融合科学研究所 大人から子供まで分かり易く楽しく知っていただこうと、きて、みて、さわってわかる沢山のイベントを用意しました。1億度のプラズマを作る世界最大の超伝導実験装置「LHD」の見学や、ドラマ「下町ロケット」の撮影に使用された制御室も公開、自分で体験できるロボット工作、科学実験教室もあります。研究所のマスコットが近くのゆるキャラくん達と一緒に皆さんをお迎えし
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大隅良典(おおすみよしのり)・東京工業大栄誉教授(71)が所属していた愛知県岡崎市の自然科学研究機構・基礎生物学研究所(基生研)は、八日に「生き物の不思議」と題した一般公開イベントを開く。 岡崎市明大寺町の基生研山手地区、岡崎コンファレンスセンターの二会場で開催。実際の研究室を公開するほか、各研究室がブースを設けて植物や昆虫、魚類、哺乳類などを対象に、普段取り組んでいる研究内容を紹介する。 今回は大隅さんの受賞を記念して、大隅さんが実際に使用していた顕微鏡を使って酵母を観察したり、研究内容をパネルで紹介したりする「大隅教授コーナー」を特設。若手研究者七人や大学院生らによる「サイエンストーク」やスタンプラリーもある。
「エピジェネティクス~何のしるし? ゲノムにつけられた”DNAメチル化”の意味」鈴木 美穂(形態形成研究部門)
プラズマって一体何?と思うかもしれませんね。プラズマというのは物質を作っている原子までもが更にばらばらになり、原子核(イオン)と電子に分かれた状態のことです。宇宙にある目に見える物質は太陽や恒星も含めてほとんどがプラズマ状態で、逆に言うとプラズマでない地球のような物質の方が珍しいのです。このプラズマの中で軽い原子核同士がくっつくと大きなエネルギーを出す(核融合反応と呼びます)ので、太陽のような光る星があるのです。そうです、プラズマはエネルギーを生み出すことが出来ます。でもそれには1億度というとてつもなく高い温度が必要です。そこで、プラズマの温度を高めよう、というのが私たちの行っている研究です。 オープンキャンパスでは研究所で行っているプラズマを中心とした研究の最前線をご紹介します。どうしたらプラズマからエネルギーを取り出すことが出来るのか、必要となる様々な原理や技術を、大人から子供まで分か
世の中を笑わせ、考えさせた研究や業績に贈られる今年のイグ・ノーベル賞の発表が22日、米ハーバード大であった。前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験で示した東山篤規(あつき)・立命館大教授(65)と足立浩平・大阪大教授(57)が「知覚賞」を受賞した。日本人の受賞は10年連続。 ハーバード大の劇場で開かれた授賞式に臨んだ東山教授は、股のぞきを披露しながら「股のぞきをすると、小さく、縮む。覚えて帰ってください。小さく、縮む……」などと研究内容を紹介した。 股のぞきをして景色を見ると、天地が逆さまになり、直立した姿勢で見た時より平らで奥行きが少ない印象を受ける。日本三景の一つ京都府の「天橋立」では、「股のぞき」をして景色を楽しむ風習があるなど、日本では昔から効果が知られてきた。 実験心理学が専門の東山教授が主に研究を行い、足立教授が統計分析に協
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