県埋蔵文化財センター(金沢市中戸町)の内部を職員の解説付きで見学できる「まいぶん・バックヤード・ツアー」が、同センターで開かれている。二十八日まで。(小佐野慧太) 子どもたちの夏休みに合わせて、センターが毎年開催。出土品の破片を職員が接合する整理室や、木製や金属製の出土品の保存処理室など、普段は見られない部屋を公開している。 十八日には、家族連れら五人がツアーに参加した。出土品の収蔵庫では、市内で見つかった江戸時代の木製の棺おけや、越前焼の骨つぼなどを間近に見学。参加者からは「中の人骨はどう取り扱っているのか」という質問があり、職員は調査を行った上で、主に近くのお寺で供養してもらっていることを説明した。