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昨年10月3日、福岡市中央区の新天町商店街で事件はおきた。 「店のシャッターが閉まりだした20時頃だったと思います。商店街を若い男がドドドっと凄い形相で全速力で走り去り、後ろから白衣を着た店員が追いかけていきました。『待てー！』『泥棒！』という声がアーケード中に響き、万引きだとすぐわかりました。後で、その犯人がタレントだったと聞きました」（商店街店主） その男こそ、名古屋発の男性アイドルグループ「BOYS AND MEN」（ボイメン）の人気メンバーで、元仮面ライダー俳優の小林豊（33）だった。小林は福岡市内の薬局で万引きをし、その後店員に捕まり、警察に連行されていたことが「文春オンライン」の取材でわかった。万引きした品物は、ヘアワックスや化粧品など6点で被害額は9000円程度だった。

小松市役所で意気込み　小松市出身でサッカーＪ２のツエーゲン金沢で活躍する豊田陽平選手（３６）が七日、同市役所を訪問。ツエーゲンが市民四百人を招待し、十六日に県西部緑地公園陸上競技場（金沢市）で行われるヴァンフォーレ甲府戦に向けて、意気込みを語った。 元日本代表ＦＷの豊田選手は、サガン鳥栖（佐賀県）に十二年間在籍。「Ｊ１に昇格した時、スポーツの力で佐賀の雰囲気が変わるのを経験した。ツエーゲンも昇格を目指している」と熱く語った。さらに今シーズンの活躍へ「石川でサッカーを盛り上げるきっかけになるため、地元に帰って来た。チームのためにプレーする」と誓った。

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江戸時代、日本で独自に発展した数学「和算」の問題や解答を書いた絵馬の一種「算額」が、三重県伊賀市上野東町の菅原神社（上野天神宮）に奉納されている。2010年に拝殿が全焼した火災で損傷したが修復され、12年ぶりに復活した。 菅原神社の算額は1854年、喰代（ほおじろ）村（現伊賀市）出身の商人が奉納したとみられる。縦82センチ、横173センチのケヤキ板に、円や直線を組み合わせた図形と、それを使って解く5問の問題と解答の文字が彫られている。たとえばこんな問題だ。 正方形の中に円が入り、その中にひし形が入り、さらにその中に大小の円が四つ入っている。一番小さい円の直径が3尺5寸5分のとき、ほかの円の円周や直径、正方形とひし形の1辺の長さを求めよ。 算額は難しい問題を考えたり解いたりした人が、神仏に感謝して奉納したとされる。町衆の教育や学問の貴重な史料として、2001年に市有形民俗文化財に指定された。

ほぼ満開になった桃の花への人工授粉作業が、愛知県豊田市猿投地区の桃畑で始まった。桃は豊田の夏を代表する果物。桃源郷さながらにピンク色の景色が広がる中で、JAあいち豊田桃部会の役員らが、容器に入れていた花粉を毛ばたきに付け、花を優しくなでていった。 部会長の森敏康さん（56）の畑では7日、花粉の少ない品種「川中島白桃」の雌しべに、「白鳳」から取った花粉を付けた。この日は風もなく、乾燥した好天に恵まれ、「授粉には絶好の天気」。四方八方に伸びる枝に「花粉の付け忘れがないように」と気を配りながら作業をした。 川中島白桃は7月下旬からお盆ごろにかけて出荷され、贈答用などに喜ばれる。生育は今のところ順調だという。JAあいち豊田によると、地区では部会員の48戸が約52・4ヘクタールで桃を栽培。昨年は408トンを出荷した。（中川史） ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パー

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魚津市の魚津水族館は、「バイ貝」の名で知られる食用巻き貝と、市内で古くから行われているバイ漁を紹介する企画展を開いている。五月三十一日まで。 バイ貝は全国的には浅瀬にすむ巻き貝の一種、バイ科のバイを指す。ただ、魚津市では深海にすむオオエッチュウバイ、カガバイ、ツバイ、エゾボラモドキの四種を総称している。

七尾市で五月の大型連休中に開催予定の「青柏祭の曳山（ひきやま）行事」で、青柏祭でか山保存会は、コロナ禍を踏まえ高さ約十二メートルの山車「でか山」を巡行する場合でも、ルートを短縮すると決めた。感染状況を見極めながら最終的な巡行の可否を決める方針。 鍛冶、魚、府中の三町が奉納するでか山は、若衆や観光客ら約百人が引っ張るのが慣例。今年は感染防止のため、巡行する場合、引き手を地元民に制限。人手は半分ほどになる見通しで、ルート変更を決めた。 例年、三〜五日に巡行し、最終五日に能登食祭市場やＪＲ七尾駅前を巡るが、今年は取りやめる。巡行は御祓（みそぎ）川にかかる仙対橋や各町周辺にとどめる予定。保存会の中村巧会長は「目標は三基で巡行。少しでも皆さんに見てもらえたら」と話した。巡行可否は県の監視指標を目安に判断し、レベル２までなら巡行、３以上は展示のみとする方針。　（稲垣達成） ＜ユースクが調べます！＞　北

日本生態学会大会高校生ポスター発表会で優秀賞に輝いた（右から）示野安那さん、宮田愛彩さん、宮元凛さん、南優太さん＝七尾高で 生態学会 高校生発表会　七尾高校理数科ＳＳＣ（スーパーサイエンスクラブ）の生徒四人が研究したタンポポの種子の繁殖戦略に関する実験結果をまとめたポスターが、日本生態学会大会高校生ポスター発表会で優秀賞に選ばれた。全国の研究者が集まる大会で高評価を受け、初出場でベスト８入り。リーダーの宮田愛彩（あいさ）さんは「実験や考察を重ねた結果が受賞につながってうれしい」と喜んだ。　（大野沙羅） 発表会は三月十九日、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」によるオンライン形式で開かれた。参加者は実験の研究結果や分析をまとめたポスターを発表し、審査員の研究者らからインターネット上のメッセージを通じて質問を受け回答。高校生の発表は四十九件で、うち最優秀賞三件、優秀賞五件だった。 受賞した

県内の観光地を周遊してもらうきっかけにしようと、県観光連盟は、観光地の情報をまとめた「ふく旅カード」を作成した。　（波多野智月） カードは福井市の一乗谷朝倉氏遺跡や坂井市の東尋坊、敦賀市の気比神宮など、一枚につき一カ所を取り上げており、二十種類。連盟が二〇二〇年から実施している「インスタフォトコンテスト」で募集した約四万点の写真の中から、特に優れた一枚を選んだ。ＱＲコードを読み取ると、観光地に関する詳細な情報や、さまざまな季節や時間帯に観光地を撮影した写真を見ることができる。観光連盟の担当者は「福井の観光地への興味を広げ、ここ寄ってみようかと思ってもらえるようなカードになるとうれしい」と話している。 カードは県観光連盟のほか、福井市と敦賀市の観光案内所、道の駅「恐竜渓谷かつやま」（勝山市）、レインボーライン（美浜町・若狭町）、あわら温泉の「グランディア芳泉」（あわら市）の六カ所で配布する。

一九五〇〜六〇年代に流行した音楽「オールディーズ」のイベント「ウラカワオールディーズフェス」が十七日午後零時四十五分から、浜松市天竜区佐久間町浦川の浦川キャンプ村で開かれる。山あいのまちで理容師をしながら歌い、踊り続けてきた乗本和男さん（５４）が地域を元気づけようと初めて企画した。 世界的にヒットした「ダイアナ」などのオールディーズは、ベトナム戦争が激化する前の米国を中心に若者に親しまれた。小学五年で耳にしたという乗本さんは、自分で歌うだけでなく、理容店の内装もイメージを統一するほどの入れ込みよう。「希望に燃えていた時代の人の心を豊かにしてくれる前向きな曲ばかり。今でも年代を問わずに楽しめます」と魅力を語る。 商業地だった浦川は、繭や木材の取引で栄え、歴史的な「浦川の街並み」は市の地域遺産に認定された。近年は人口減少と高齢化が進み、乗本さんは移住者受け入れの活動を続ける。フェスは長年温めて

豊橋市に醸造工場を持つ「イチビキ」（名古屋市）などが開発したウナギの頭部を使った魚醤（ぎょしょう）「鰻能（ばんのう）　鰻（う）ナンプラー」が、２０２１年度の優良ふるさと食品中央コンクールの新技術開発部門で、最高賞の農林水産大臣賞を受けた。イチビキの中村光一郎社長（５９）らが３月３１日、市役所を訪れ、浅井由崇市長に報告した。（斎藤徹） 魚醤はウナギ養殖を研究する豊橋市の「海みらい研究所」が発案。丸崎敏夫代表（６２）が市内の水産加工会社「あつみ」を見学した際、ウナギの頭部を廃棄していることを知った。三谷水産高校（蒲郡市）の校長時代から魚醤作りで交流のあったイチビキに提案し、昨年三月に商品化にこぎつけた。