白い布に、白い絵の具で描いた大小さまざまな丸は、途切れることなくどこまでもつながっていく。丸だけで作品を生み出すアーティスト「maru」を名乗る京都市の神田葵さん(38)=愛知県西尾市出身=は、表現の一つで頭を丸めたこともあるほど「丸」に心酔する。「自分が生きている証しのよう」と語る作品を携え、18~26日に、岐阜県郡上市で個展を開く。 郡上市の浄因寺と、隣接する万華鏡古民家ギャラリー・町家プリズムで、白い布をつなぎ合わせた長さ60メートルの作品を含め、約90点を展示する。直径88センチの大きな丸や、10メートル四方の布に描いた色とりどりの丸は、すべて手描きだ。今回は「球息(きゅうそく)」...
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