大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせ、森町は徳川家康ゆかりのハイキングコース「戦国夢街道」(同町三倉)を時代劇動画でめぐる新企画を始めた。コース沿いに設けた看板のQRコードをスマートフォンで読み取ると、家康にちなんだ短編ドラマを視聴できる。目の前の風景と戦国時代の臨場感がリンクする仕掛けだ。 (牧田幸夫) 町北部山間地の三倉地区は、徳川軍と武田軍が激しい合戦を繰り広げ、家康は命からがら逃げ延びたと伝わる。合戦や家康伝説が残る地をたどる「戦国夢街道」は一九九七年に整備。三つのコースが設定されており、今回、一周五・五キロの「三丸コース」沿いの五カ所に看板を設置した。動画制作やトイレ整備を含め...