TOPプログラムの契約締結を発表し、笑顔のトヨタ自動車の豊田章男社長（当時・左）とIOCのバッハ会長＝2015年3月、東京都千代田区 トヨタ自動車が、国際オリンピック委員会（IOC）と結ぶ最高位スポンサー契約について、今夏のパリ五輪を最後に終了する方向で調整していることが24日、分かった。2015年に結んだ契約を延長しない見通し。自社による直接的なアスリート支援やスポーツ振興に一層力を入れる。契約期間の最大のイベントだった東京五輪が終わったことで一定の区切りを付ける。 トヨタは同時に期限を迎える国際パラリンピック委員会（IPC）との最高位スポンサー契約については延長を希望。ただIOCは一方だけの継続はできないとしており、協賛の在り方を模索している。複数の関係者が明らかにした。

パリ五輪のバドミントン代表に内定したトナミ運輸所属の３選手が２２日、高岡市の本社で会見した。男子ダブルスの保木卓朗（２８）、小林優吾（２８）両選手と、女子シングルスの大堀彩選手（２７）はいずれも初出場ながらメダル獲得を目標に掲げる。「第二の故郷」と話す富山のためにも「勇気と感動を与えられるよう頑張りたい」と語った。　（松村裕子） 山口県出身の保木選手と宮城県出身の小林選手は福島県富岡高校の同級生で、ともに卒業後の２０１４年に入社。保木選手はチームの主将、小林選手は副主将を務める。福島県出身で同校の１年後輩の大堀選手は１６年に移籍し、同社唯一の女子選手。３人とも海外遠征や日本代表合宿以外は高岡市竹平記念体育館など県内で練習している。 「ホキコバ」と呼ばれる保木・小林組は２１年の東京五輪後に力を付け、日本人で初めて世界ランキング１位になった。保木選手は「五輪はトナミ運輸に入ってから目標にしてき

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掛川市倉真（くらみ）小学校の３～６年生３５人が２３日、ラグビーリーグワン１部・静岡ブルーレヴズ（磐田市）のコーチらを講師にラグビーを体験し、思いやりや夢を持つことの大切さを学んだ。　（築山栄太郎） チームの育成普及担当で、レヴズの前身のヤマハ発動機ジュビロで選手として活躍した藤井達也さんと小池善行さんが来校した。２人は「パスは思いやりと、もらう準備が技術と同じくらい大切」と説明。「ラグビーの試合終了は『ノーサイド』と呼ぶ。敵味方なく健闘をたたえ合うという意味で、どんな時にも大事にしてほしい」と呼びかけた。

豊橋市は、耳慣れた地元の方言でラジオ体操を楽しんでもらおうと、掛け声を豊橋弁に替えた「ラジオ体操第二」を制作した。2015年に制作したラジオ体操第一と2曲セットにしたCD、DVDも用意した。 「第一」と同様、担当職員らがオリジナルのラジオ体操を基に豊橋弁の掛け声を考えて吹き込んだ。「（腕を）大きく回します」を「でっかく回しんよー」と、「ももをたたきます」を「たたいちゃいん」などと“翻訳”。締めくくりに「今日も1日頑張りんね～」と、オリジナルにはない掛け声も加えた。...

三振に倒れ、渋い表情の阪神・大山。昨季の日本一に貢献した主砲は、打率１割台でいまだ本塁打なしと不振にあえいでいる＝１０日、甲子園球場（水島啓輔撮影） シーズンが開幕し、各球団とも他の５球団との対戦が一巡したプロ野球のグラウンドで、感覚的な異変を訴える声がとても多い。複数のコーチや選手は異口同音に今季の「ある傾向」を指摘するのだ。 昨季と同じボール？「ボールが飛ばない。打たれた投手が『あっ、ホームランや』と思って振り返ると外野フェンス前でボールが落ちてくる、と喜んでいる。逆に打者は『これは入ったやろ』と思って打球を追っていると全然いかない、と嘆いている。選手たちからは『ホンマに昨季までと同じボールか？』と疑う声も聞こえてくる。飛ばないボールに戻したという話も聞かないし、感覚的な話なんだけど」 空振り三振に倒れる阪神の大山悠輔。今季は打率１割台、０本塁打と極度の不振にあえいでいる＝１１日、甲子

蒲郡市の海陽ヨットハーバーを拠点に活動している名城大体育会ヨット部が6月、イタリアで開催される世界大学セーリング選手権大会に出場する。3月に開かれた全国大会で優勝を惜しくも逃したが、優勝校が辞退したため世界への出場権を得た。練習用ヨットは同市在住のヨット部OBが無償で貸してくれるなど、周囲のヨットマンに支えられた。「目標はメダル獲得」と部員は意気込んでいる。

被災地を励まそうと、大相撲の追手風部屋（埼玉県草加市）が１０日、穴水町川島の公立穴水総合病院前で特製ちゃんこ鍋の炊き出しをした。力士が場所前に食べるという縁起物の鍋を、医療従事者や町職員、住民らに振る舞った。　（小林大晃） 部屋の追手風親方（５７）＝本名・山崎直樹、元前頭大翔山＝は同町川島の出身。用意したのはキャベツや大根など野菜をふんだんに使い、しょうゆベースの甘口に仕上げたちゃんこ鍋。二本足で「手をつかない」ことから相撲部屋では縁起が良いとされる鳥肉も入れた特別メニューで、前日に病院の調理室で千食分を仕込んだ。 会場では午前１１時半の開始前から住民らが列をつくったため、予定を前倒しして提供。追手風親方や同町志ケ浦出身の大翔（だいしょう）（２３）＝本名・橋本虹太、序二段＝ら力士４人が一杯ずつ手渡した。「頑張って」「また来て」と声を掛けられた大翔は「元気そうな顔を見られて安心した。今度はい

豊橋市を拠点とするプロバスケットボールBリーグ1部（B1）三遠ネオフェニックスの運営会社と愛知大が連携・協力に関する協定を結んだ。三遠の情報発信や観戦満足度の改善に向けた協力や、三遠から愛知大への講師派遣などを想定している。 協定は「スポーツを通じたまちづくりを進め、地方創生を実現し、持続的な地域の発展に資する」目的で、地域貢献やスポーツ振興、教育・人材育成といった分野を列挙。これまでも両者は、三遠がホームタウン商店街とする市内の大豊協同組合（大豊商店街）の活性化事業で連携してきた。...

JR貨物東海支社の愛知機関区（稲沢市）で29日、同市拠点のバレーボール・Vリーグ男子1部「ウルフドッグス名古屋」のラッピング機関車が公開された。稲沢－四日市間で、1日1～2往復程度運行する。 ラッピングしたのはDF200形式電気式ディーゼル機関車で、愛称は「ウルド号」。チームカラーである赤色の車体をそのまま生かし、チームのロゴや、マスコット「ウルドくん」のイラストを描いた。 チームの練習拠点である豊田合成記念体育館（エントリオ）が、旧国鉄の稲沢操車場の跡地に建てられた縁もあり、同社とチームは合同でイベントを開くなど交流を続けてきた。今回はJR貨物側から提案し、ラッピングが実現した。

ソフトボール女子・JDリーグの選手たちの写真で車内を埋め尽くしたJR東海の車両が26日、大垣市南一色町の大垣車両区でお披露目された。JR東海によると、一団体の広告で車両を占拠するテーマトレインは初めて。27日から10月末まで大垣－豊橋間を中心に運行する。 6両編成の車内に、194種類、288枚の広告を掲げ、リーグの全16チームの選手50人が登場する。試合中の打撃で見せる真剣なまなざしや出塁場面で見せる笑顔など、さまざまな表情を楽しめる。...

中日ドラゴンズの人気マスコットキャラクター「ドアラ」は1994年に誕生し、今年30周年を迎える。ドラゴンズでは等身大モニュメントの制作やイベント開催などがめじろ押しだ。 モニュメントを作ろうと、2月16日からクラウドファンディングを開始。わずか5分で目標額を達成し、3月24日時点で目標の5倍を超える2600万円以上を集め、支援者も延べ2600人を突破した。26日まで募集している。イベント推進部の担当者は「予想以上のドアラ人気」と驚く。モニュメントは、5月26日のヤクルトスワローズ戦「マスコットデー」でお披露目する。 単純比較できる数字ではないが、ドラゴンズでは山本昌さんの現役生活32年が最長で、ドアラはドラゴンズ「現役最長」にあと一歩。イベント推進部の担当者は「球界でも唯一無二の存在」。今シーズンも球場を盛り上げる。

プロ野球中日ドラゴンズＯＢ会長で、志賀町（旧富来町）出身の小松辰雄さん（６４）＝星稜高卒＝が１８日、故郷の役場前で炊き出しを行った。「被災者はもちろん、頑張っている職員らも応援したい」との思いで、地震後に初めて能登に入った。　（染谷明良） 「地元に協力したいとずっと思っていた。大変な時期が続く中、タイミングをみて、ようやく足を運ぶことができた」。訪れた顔見知りの住民らにサイン色紙やドラゴンズグッズを手渡すなど交流。握手や記念撮影に笑顔で応じた。

昨年１０月、ハンぎょボールのぬいぐるみを脇に挟んでプレーする児童＝富山県氷見市ふれあいスポーツセンターで 能登半島地震の影響で福島県に会場を移して開かれる第１９回全国中学生ハンドボール選手権大会（２３～２７日）で、氷見市発祥のゆるスポーツ「ハンぎょボール」が披露されることになった。日本ハンドボール協会が「大会の準備をしてきた氷見市の名を残したい」として企画した。

石川県輪島市では毎年、競歩の全国大会が開かれています。中学から高校までは毎年、その後も何回も出場しています。優勝した2019年の世界選手権への出場権を得たのも輪島市での大会で、男子50キロ競歩で当時の日本記録（3時間39分7秒）をマークして代表権を勝ち取りました。 そんな思い出がある場所なので、今回の被災はショックです。コース近くの海岸沿いや、火災のあった朝市の通りは練習で歩いたこともあり、なじみのある風景でした。あの辺りには試合前日に食事に行ったお店や、泊まったことのある民宿もあります。毎年のように顔を合わせていた人たちなので、大丈夫なのかなと心配です。 実家は加賀地方の石川県能美市で輪島市からは距離がありますが、能登地方に行くと、やっぱり石川県だな、という同じ「におい」を感じるんです。海が近くて、田んぼが広がっていて。あと、似た方言があるのも大きいかな。ホームタウンみたいなイメージがあ

","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!--koshien-banner-PC BGN-->\n<div class=\"koshien-banner\">\n <style>\n .koshien-banner {\n margin: 0 0 15px;\n }\n .koshien-banner p {\n display: block;\n }\n .koshien-banner p a {\n display: block;\n }\n .koshien-banner p a img {\n width: 100%;\n max-width: 660px;\n height: auto;\n }\n </style>\n <p><a

大阪観光局が大阪へのF1誘致を目指すと報じられたことについて、鈴鹿市の末松則子市長は25日、定例会見で「一朝一夕にできるものではない。（鈴鹿市として）春開催に向け、最高のレースになるよう全力で協力していくところに変わりはない」と述べた。 「世界最高峰のレース。回数をこなし、信頼関係をつくってきた。本市にとっては宝。継続開催に向けて、しっかり働きかけをしたい」との姿勢を強調。大阪開催は「今のところ難しいと思う。素晴らしいコースができたらF1が開催できるわけではない。（開催に向けた）ネットワークの構築は並大抵のものではない」と話した。

七尾市を拠点に活動する男子プロバスケットボールＢ３金沢武士団（サムライズ）に昨年まで所属していたウクライナのヤキブ・ティトブ選手（２４）が現在所属する３人制バスケットボールチーム「ｅｓＤＧｚ（エスディージーズ）　ＯＴＡＫＩ（オオタキ）．ＥＸＥ（エグゼ）」（千葉県大多喜町）から、避難所になっている同市の田鶴浜体育館に無洗米１・５トンが支援物資として贈られた。 報道で大地震の発生を知ったヤキブ選手。昨年まで一緒にプレーをしていた選手や友人から送られてきた写真で街の様子を知った。「ウクライナから避難してきた時にたくさんの人に助けられた」とヤキブ選手。チームに「何か出来ることをしたい」と持ちかけたところ、チームが所有する田んぼで取れた米「籠米（かごめ）」を送ることが決まった。 ヤキブ選手が田鶴浜体育館を訪れると、サムライズの選手ら１４人が出迎えた。選手らで、体育館に米や水を運び込み、贈られた米を使