松野官房長官は、初閣議のあとの記者会見で、これまで閣僚が初閣議のあとに総理大臣官邸で順番に行っていた記者会見について、働き方改革の観点から見直しを行い、実施しないことにしたと明らかにしました。 この中で松野官房長官は、これまで閣僚が初閣議のあとに総理大臣官邸で順番に行っていた記者会見について「従来、実施時間が深夜に及び、職員やメディア関係者などが夜遅くまでの対応を余儀なくされた。前回の組閣時に実施方法への指摘があったことも踏まえ、働き方改革の観点から見直しを行い、官邸では実施しないこととした」と述べました。 初閣議のあとの総理大臣官邸での記者会見をめぐっては、河野 前規制改革担当大臣が、去年、みずからの記者会見が午前1時すぎから始まったことを踏まえ「各省に大臣が散って記者会見をやれば、今ごろ終わっている。延々とここでやるのは、前例主義、既得権、権威主義の最たるもので、さっさとやめたらいい」