暖かくなり、花粉飛翔も一段落したので、妻と散歩とついでのブランチが多くなりました。 食べて歩くと血糖値が下がる、と言うので、散歩と食事のセットです。 出掛ける度に、近所の自治体中央図書館と行きつけの大規模書店には必ず立ち寄りブラウジング(目的無くぶらぶら眺める)します。 きょうは、図書館で、筆者が大学を出た年に出版された『世界の名著 51 ブレンターノ・フッサール』を借りました。近時、哲学の「現象学」(直接経験=志向的体験を解明する学問)に興味をもっているので、哲学の棚で見付けたのです。 横道にそれますが、師のブレンターノも教え子のフッサール(純粋現象学・超越論的現象学)も、長い人生で理論をアップ・デートしていますので、どの時点の理論から学ぶのかが難しい。そこで、この様な解説付きの代表的名著を読むのが役に立つと思いました。 この際、もう一冊、谷透『これが現象学だ』(講談社現代新書)も借りま