Phil Davis氏が米国科学アカデミー紀要(PNAS)誌の依頼を受けて行った、論文の投稿種別と被引用数の関係に関する研究成果”Comparing the Citation Performance of PNAS Papers by Submission Track”をプレプリント・サーバで公開しています。論文の公開は2016年1月13日で、翌14日には論文の内容を紹介するブログ記事をDavis氏自ら、執筆者の一人として参加している”Scholarly Kitchen”で公開しています。Davis氏は学術情報流通分野で研究活動も行っていた元大学図書館員で、現在は独立してコンサルティング会社を立ち上げています。 PNAS誌には通常の査読プロセスのほかに、米国科学アカデミーの会員用の投稿枠(”Contributed”)が設けられています。この会員用投稿枠での投稿を選択した場合、投稿者は自ら査
2016年1月16日付けのThe Herald-News誌オンライン版記事で、デューイ十進分類を廃し、より「理解しやすい」と考えられる分類法を採用したイリノイ州トロイ学区の学校図書館の取り組みが紹介されています。 同記事はデューイ十進分類の廃止を主導したトロイ学区のLearning resource director、Brenda Bertino氏への聞き取りを中心に構成されています。Bertino氏は十進分類ではキーワード検索に慣れた子どもたちは図書を探せないと考え、各学校でのブレインストーミング等を経て、学区内のカリキュラムも勘案した、十進記号を用いない、より「理解しやすい」分類を構築したとのことです。 Libraries at Troy School District 30-C adopt Common Sense Categories(The Herald-News、2016/1/
政府・与党は消費税の軽減税率で検討課題としている「書籍・雑誌」について、適用に必要な基準づくりを今国会では見送る方針を固めた。対象とする書籍・雑誌の線引きで、有害図書を排除する仕組みづくりに時間がかかるため。2017年4月の軽減税率導入時の適用には間に合わない可能性が出てきた。有害図書に関しては、自治体が独自の判断で青少年に有害とされる図書類を「不健全図書」などに指定している。「有害」の基準は
本日、「青空文庫」にて2016年1月1日に著作権保護期間が満了した13人の作品が追加されたのを受け、「青空文庫POD」で谷崎潤一郎の「春琴抄」、江戸川乱歩の「二銭銅貨」など5作品をPOD書籍化しました。 青空文庫PODは、注文に応じて1冊ずつ印刷・製本できるPOD(プリント・オンデマンド)の利点と、NextPublishingの自動組版技術を活用することで、読者のアクセシビリティに配慮した3サイズ(大活字版・シニア版・ポケット版)を同時に発行する新しい出版形態です。 今回、青空文庫にて2016年1月1日に著作権保護期間が満了した13人の作品が公開されたことを受け、インプレスR&Dでもいち早くPOD書籍化して提供することにしました。 本来であれば、13人の作品すべてを対象としたかったのですが、POD書籍の製本上の最小ページ数に満たない作品がいくつかあり、結果として5作品のPOD書籍化を行いま
本としては判型も大きく表紙もシンプルなので、専門書かなとちょっと手を出しにくく感じるかもしれないが、内容としてはまさに「入門」で、読みやすい筆致で 基礎的なところを広範に解説してくれている。恐竜に関わることなら大半のことを網羅しているのではないか。 分岐図の下に共有派生形質が列挙されているところだけは、ちょっと初心者にはついていきがたいところだがw あと、サウリアとかサウリダエとかいった語が全く何の説明もなく放り込まれているのもちょっと戸惑うところかもしれない。 各章に章末問題がついているのが、アメリカの教科書っぽい。 出てきた単語の説明とか基本的にその章に書いてあったことを説明させる内容だけど、時々難しい問題も混ざってる。多分、大学のレポート課題とかにそのまま使えそうな奴。全然やってないけど。 個人的には、やっぱり各分類群について改めて勉強できたのが面白かった 植物食恐竜については、咀嚼
堀部さんは新たに立ち上げる本屋に「誠光社」という名をつけた。飾り気のない実直なイメージのネーミングからは幾分、固い印象を受けるが、堀部さんの本屋としての矜持を如実に表現している。同社のWEBサイトにもその心中が次のようなステートメントとして記されている。 「システムに無理があるならば、改善し、あらたなルールを提案すればいい。本屋の話はもうやめにして、本屋をはじめてみよう」 「土地に根付き、お客さまに影響され、店主自身も勉強しながら商品構成が変化し続ける。姿形はこれまでに親しまれてきた街の本屋でありながら、経営のあり方はこれまでと一線を画する。そうして出来た店が、これからの当たり前の本屋であることを願っています」 「誠光社について」より) 記事の前篇では、左京区の文化コミュニティの中で培われ、恵文社一乗寺店を牽引して、ネット時代の流れの中で逆転の手法で頭角を現した成功例として、堀部さんのこれ
IR(Institutional Repository:機関リポジトリ)とCRIS(Current Research Information System)の連携というか関係の類型についてまとめる。IRとCRISは似たようなシステムと言えるけど細かい部分で違うところがあってでも最近その違いが分かりづらくなっている(元ネタの#1参照)。最近はこの連携のなかにAPCやRDMといったキーワードも入ってきている。個人的にはこの上でオープンアクセスモニタリングについて考えている。 以下、元ネタはCOAR ObservatoryのIR and CRIS特集(2014年10月)で、引用部分はすべてここから。 https://www.coar-repositories.org/activities/repository-observatory/third-edition-ir-and-cris/7-thi
知らなかった……。以下、己を恥じつつ無言で。たぶん対象はauthor manuscriptだよね。 The new German legal [Law of October 1, 2013 (BGBl. I S. 3714) Gesetz zur Nutzung verwaister und vergriffener Werke und einer weiteren Änderung des Urheberrechtsgesetzes], modifies Section 38 of the German Copyright Act (Urheberrechtsgesetz o UrhG) and regulates the main obstacle to the green road of OA: copyright management. The rule is intended t
日本語情報が見当たらなかったのでメモ。 ドイツ研究振興協会(DFG)の特別収集領域(Sondersammelgebiete:SSG)について調べていたら、気になるニュースを見つけた。 During a three-year transition period (2013-2015), the previous DFG-funded special subject collections were transferred to the new "Specialised Information Services" funding programme. Transfer of Special Subject Collections to the "Specialised Information Services" Programme (DFG) http://www.dfg.de/en/rese
アライアンス・ライセンス参加機関の著者が上記出版社に投稿した論文については、エンバーゴ無しで機関リポジトリでのオープンアクセス(以下OA)を認めさせた、という点も重要な成果と言える(8)。 CA1828 - ドイツにおける、電子ジャーナルの戦略的な供給・流通の動向 / 坂本 拓 http://current.ndl.go.jp/ca1828 このDFGのAlienz-lizenzenで認められた「エンバーゴ無し」という権利があんまり活用されてないという問題意識から、2016年1月1日からDeepGreenという2年間のプロジェクトが開始したらしい。 Die Erfahrung der seit 2011 getätigten Allianz-Abschlüsse zeigt jedoch, dass der Kreis berechtigter Autorinnen und Autoren
http://www.ub.uni-bielefeld.de/english/ 申し訳ないことにビーレフェルトという大学にあんまり強い印象を持ってなくて、ここがOpenAIREのテクニカルなインフラにおいて重要な役割を担っていると言われてもいまいちピンと来てなかった。ドイツでテクニカルな話題と言って頭に浮かぶのは、TIB、KIT、MPDL、とかだったので。 が、以下のくだりを読んでいろいろと断片的な知識がつながり、すとんと腑に落ちた。というか、単に自分が無知だっただけであることが分かった。 The main areas of expertise to be contributed to OpenAIRE is resulting from the work on information infrastructures, specifically on aggregating and net
(05/04)テスト (04/04)テスト (03/04)テスト (02/26)2/26 (02/04)テスト (01/05)yesterday’s lunch (01/04)テスト (01/01)today’s osechi & zouni (12/25)today’s lunch (12/18)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/04)テスト (12/04)テスト (08/16)事務連絡 : egamiday3 終了のお知らせ (07/10)2023年5月・6
ロバート・D. パットナム編著『流動化する民主主義: 先進8カ国におけるソーシャル・キャピタル』猪口孝訳, ミネルヴァ書房, 2013. 先進国における「社会関係資本」を扱った論文集。米国におけるその衰退を報告した『孤独なボウリング』を受けての議論で、英国、米国短期、米国長期、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、オーストラリア、日本が俎上に載せられている。邦訳は2013年であるが、原書Democracies in Fluxは2002年刊と少々古く、扱われているデータも1990年代(主に前半)までである。 政党、労働組合、教会、各種ボランティア、スポーツクラブなどへの参加および関心の度合いを各国の世論調査などをもとに描きだし、だいたい1930年代から90年代までの変動をみるというのが議論の基本線である。その上で各執筆者が、対象とした国の社会関係資本の状況、およびその民主制への影響につい
2016年1月12日、英国図書館長協会(Society of Chief Librarians:SCL)は、利用者による図書館体験を観察し、公共図書館のデジタル化のためのアプローチについて概説した報告書“Essential Digital Infrastructure for Public Libraries in England: A Plan moving forward”を公開しました。 報告書では、 ・今日の図書館のIT技術は概ね30年前にデザインされたもの ・図書館のウェブサイトは利用者に不満をもたらしている ・現在の図書館のデジタルインフラは、図書館が、聴衆や資源を、非営利団体や政府と、オンラインで共有しないようにしている ・現在のデジタルインフラは、図書館が他の優良事例を採用することを防止し、それを推進するよりも、改良を阻止している ・各々の図書館システムが、単一の共通語彙で
2016年1月11日、米国図書館協会(ALA)傘下のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)の“Notable Books Council”が、2016年の注目図書のリストを公表しました。 米国で出版された成人向けの26冊で、フィクション、ノンフィクション、詩が含まれます。 2016 Notable Books List: Year’s best in fiction, nonfiction and poetry named by RUSA readers’ advisory experts(ALA,2016/1/11) http://www.ala.org/news/press-releases/2016/01/2016-notable-books-list-year-s-best-fiction-nonfiction-and-poetry-named-rusa 参考: New Yo
図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織EIFLの資金提供のもと、パレスチナにおいてオープンアクセス(OA)に関するワークショップが開催されたようです。 “Open access: How to maximize the impact, efficiency and availability of your research”と題された同ワークショップは、16機関から100名以上の参加を得て、2015年12月6日から9日まで、An-Najah National University、Birzeit University、Palestine Polytechnic Universityの3大学にて開催され たとのことです。 参加者は、研究者や研究管理者、図書館員、情報技術スタッフが含まれていたとのことです。 各機関でOAを促進する方法を考案することに加えて、ワークショップ
2015年12月15日、韓国図書館協会が、2015年の韓国図書館界10大ニュースを発表しています。 1.公共図書館950館開館達成 2.図書館、地域の書店を活用 ※改正図書定価制を受けて、地域の中小書店を介して書籍を購入 3.「図書館法」の全編改正法案発議 ※図書館の基本理念の新設、大統領所属図書館政策委員会の機能拡大、地域代表図書館関連内容の体系化 4.公共図書館行財政システム一元化の推進 5.「大学図書館振興法」の国会本会議の通過と「大学図書館振興法施行令」の制定 6.公共図書館「道の上の人文学」事業が280館の図書館で実施 ※「近所の図書館で人文科学に会う」のスローガンのもと2,600回プログラムを実施し、7万人が参加 7.国立中央図書館、開館70年目で、蔵書1千万冊を達成 8.新しい評価指標として「2015年度全国図書館運営の評価」を実施 ※評価の結果、大統領賞として、道峰図書館(
2015年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2015年の10大ニュースを発表しています。 1.シャルリー・エブド襲撃事件 2.ビリントン氏の米国議会図書館長退任 3.3Dプリンターによるサービスが主流に 4.OCLCがカード目録の作成を中止 5.企業の合併・買収により、図書館に関係する出版社・アグリゲータ―・サービスプロバイダーの数が減少 6.Elsevier社が発行する言語学の雑誌‘Lingua’の編集委員が退任 新雑誌を発行 7.Googleブックスをめぐる著作権侵害訴訟の控訴審判決 8.ボストン公共図書館(貴重書亡失)、ニューオーリンズ公共図書館(資金流用)、オレゴン大学のアーキビスト(解雇)を巡るスキャンダル 9.オープンソースのテキストブックが成長 10.ハーパー・リーの『アラバマ物語』(原題:To Ki
2016年1月13日、図書館振興財団が主催する第19回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品が発表されました。 今回の応募総数は70,056点で、31作品・3団体が入賞、優良賞110作品、推奨賞209作品、佳作972作品が選ばれています。 図書館振興財団 トピックス http://www.toshokan.or.jp/ ※「2016/01/13 第19回図書館を使った調べる学習コンクール審査結果を発表しました。31作品3団体の入賞をはじめ、優良賞110作品、奨励賞209作品、佳作972作品の受賞が決定しました。受賞された皆様、おめでとうございます。」とあります 受賞作品一覧(PDF:35ページ) http://www.toshokan.or.jp/contest/19result.pdf 応募総数 http://www.toshokan.or.jp/contest/19_oubo
2016年1月14日、AP通信は、ロシア当局が、 ロシアのイデオロギーとは懸け離れているという理由で、50冊以上の書籍を燃やし、大学図書館から500冊以上の書籍を除去したと報じています。 書籍の大半はソロス財団の資金で出版された人文書で、11月には「望ましくない手段」と宣言され、ロシアでの活動を停止させられたとのことです。 書籍は、北西のコミ共和国の2つの大学の図書館から除去されて、その後、大学の校庭で燃やされたとのことです。 コミ共和国の教育大臣は、ソロス財団の資金で出版された書籍は流通から外すことを要求する大統領特使からの命令を実行するために燃やされたと述べているとのことです。 一方、ロシア連邦の文化大臣は、この事件は知らなかったが、書籍を燃やすことは誤りであると語っているとのことです。 Russian authorities burn books published with Sor
2016年1月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、職業教育学校Vocational Education & Training(VET)における図書館情報サービスの卒業認定資格の内容が更新されたと発表しています。 図書館業界の近年の動向に対応した技術の訓練を保証するための更新で、 急速に進化するデジタル技術やICT技術に焦点をあてた変更であるとのことです。 Updated VET Diploma of Library and Information Services(ALIA,2016/1/15) https://www.alia.org.au/news/13835/updated-vet-diploma-library-and-information-services BSB52115 – Diploma of Library and Information Services
2015年12月16日、米国図書館協会(ALA)は、米国国内で、巡回展示“Native Voices: Native Peoples’ Concepts of Health and Illness”を2016年2月から2020年まで、全米の104館で実施すると発表しています。 同展は、2011年から2015年まで米国国立医学図書館(NLM)で実施されていた展示で、米国先住民、アラスカ先住民、ハワイ先住民の健康・病気・文化生活の相互関連性を探求しており、伝染病・連邦法・土地の損失の影響と、今日の先住民とそのコミュニティの健康文化の阻害要因を明らかにするものとのことです。 巡回館は、6週間の展示貸出と、250ドルの助成金、ウェビナー(ウェブセミナー)による展示に関する学習の機会と、オンラインでのプロジェクト支援素材、地域でのプロモーションのためのキットを受け取るとのことです。 104 libr
2016年1月13日、イタリアの国立統計研究所が、イタリアの読書に関する統計を発表したとのことです。 ・6歳以上の国民の42パーセントは、学校や仕事以外の目的で、少なくとも1冊以上の本を読んでいる ・9.1%の世帯は書籍を所持しておらず、64.4%の世帯は多くて100冊は保有している ・女性のほうが書籍に親和性があり、48.6%の女性は読書を行なうと推定される一方、男性は35%である ・11歳から19歳までが読者層の50%以上を占めている(最も読書するのは15歳から17歳) ・学校は不十分で、家族が重要な要因となっており、両親が読書をする6歳から14歳の若者の66.8%は読書を行ない、両親が読書をしない若者は30.9%しか読書をしない などと分析されています。 Book reading in Italy(Istituto nazionale di statistica,2016/1/13)
国立国会図書館関西館では、2016年2月18日から3月15日まで、第19回小展示として「おそれと祈り-まじないのかたち-」を開催します。 人のおそれや祈りが作り出したものに焦点を当て、絵馬、お守り、お札、呪文、神託、言霊、禁忌、生贄、人柱、都市伝説などの資料を約100点展示します。 また、関連イベントとして、2016年3月5日、国立国会図書館関西館で、国立歴史民俗博物館研究部教授の関沢まゆみ氏による講演会「おそれと祈り-魔除け・厄除けの民俗を中心に-」も実施します。 第19回関西館小展示「おそれと祈り-まじないのかたち-」(国立国会図書館) http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_201602.html チラシ (PDF:2.5MB) http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/kansai_
2016年1月16日、名古屋市図書館は、2015年11月に市民から募集し、12月に各館にて投票を行った「マナーアップキャッチコピー募集」について、大賞作品を発表しています。 合計529点の応募があり、大賞に決定した作品は1年間、各館でのマナー啓発のために活用されるとのことです。 大賞作品発表!!マナーアップ・キャンペーン2015「マナーアップキャッチコピー募集 あなたのキャッチコピーが図書館を守る」(名古屋市図書館,2016/1/16) https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20160116_01.html 参考: 「あなたの1票があなたの図書館を守ります」 名古屋市図書館、利用者のマナー向上のためのキャッチコピー大賞を選ぶ投票を受け付け中 Posted 2015年12月25日 http://cur
ドイツ図書館協会(Deutscher Bibliotheksverband)が、2015年10月15日付で公開したドイツ国内の図書館の現況に関するレポート“Bericht zur Lage der Bibliotheken 2015”の英語版である“”Report on the State of Libraries””を公開しています。 ドイツの図書館の現況を評価するとともに、DBVの立場を俯瞰しするもの、とのことで、公共図書館における電子書籍、メディア・情報リテラシーと図書館員、学校図書館におけるメディアリテラシー教育、難民のための図書館サービスへの追加投資、異なる政治レベル間の持続可能な図書館界の形成に関する対話、基本的なサービスへの資金増加などについて現状の数値とともに、まとめられています。 dbv-English(DBV) http://www.bibliotheksverband
2016年3月6日、奈良県立図書情報館において、奈良県立図書情報館10周年記念「これからの図書館を考える」トークセッションが開催されるとのことです。 電子書籍をはじめとする電子化の進展や少子高齢化、インバウンドなどにより交流人口の増加といった現況をふまえ、公共図書館のあり方とこれらの図書館像について語り合うとのことです。 長尾真氏(国際高等研究所所長・前国立国会図書館館長)による基調講演「昔の図書館、今の図書館」のほか、千田稔氏(奈良県立図書情報館館長)の進行によるクロストーク「これからの図書館を考える」が行われるとのことです。 クロストークのスピーカーは、長尾真氏(国際高等研究所所長・前国立国会図書館館長)、片山信子(国立国会図書館関西館館長)、山崎博樹氏(秋田県立図書館副館長)、湯浅俊彦氏(立命館大学教授)です。 参加には事前の申し込みが必要です。 奈良県立図書情報館10周年記念「これ
2016年1月15日、Wikipediaは2001年1月15日に開設されてから15周年を迎えました。 Wikimedia財団のブログでは、現在Wikipediaは、3,600万本に及ぶ記事を有すること、8万人に及ぶボランティアがWikipediaのウェブサイトに貢献していること、2001年は英語のみで始まり、年内に18の言語に、現在は約300の言語において提供されていること、などが言及されています。また、Wikipediaの永続的な運営・活動資金源となることを目的とした、“Wikimedia Endowment”についても言及されています。 15周年を記念したウェブサイト“Wikipedia 15”が開設されており、15年間におけるWikipediaに関する出来事15件の紹介、Wikipediaを編集している人の紹介、“Wikimedia Endowment”、米ドルで1,000ドル以上を
2016年1月18日、ProQuest社が提供する文献管理ツールRefworksの改良版がリリースされ、同社のFlowがRefworksへ統合されるとのことです。Flowのユーザーは、1月18日以降自動的に改良版Refworksを利用することになりますが、従来のRefworksユーザーは、完全に新しいRefworkへと移行する2016年の第2四半期以降まで、アップグレードを待つことも出来るとのことです。 ProQuest RefWorks Customer Resources(ProQuest、2016/01/15) http://support.proquest.com/apex/homepage?id=kA140000000GxPKCA0&l=en_US#flow User Guide – Upgrade from Flow to the New RefWorks http://cor
2016年1月13日、米国立公文書館(NARA)が、6か月のパイロットプロジェクト“History Hub”を開始したと発表しています。 “History Hub”は、NARAの主題専門家が、研究者や国民と関わりを持ち、情報を共有し、容易に協働するためのプラットフォームであり、米国の歴史に関心を持つ専門家と研究者が、コミュニケーションを取ったり協働したりするためのディスカッションボード、ブログなどの対話型ツールが提供されているとのことです。 Launch and Learn: Our New History Hub Pilot Project(AOTUS BLOG,2016/1/13) http://aotus.blogs.archives.gov/2016/01/13/launch-and-learn-our-new-history-hub-pilot-project/ What is
2016年2月29日、一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムは、文化庁、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館との共催で、早稲田大学小野記念講堂において、「脚本アーカイブズ さらなる展開へ向けて~脚本保存と利用の可能性を語る~」を開催します。 シンポジウムは2部構成で、座談会「設計図としての脚本・文学としての脚本」とパネルディスカッション「脚本を教育に活かす方法とは?」が行なわれるようです。 座談会は、早稲田大学演劇博物館の岡室美奈子を司会とし、俳優の岸惠子氏、演出家・脚本家の今野勉氏、脚本家で、同コンソーシアム代表理事の山田太一氏らが、パネルディスカッションでは、東京大学大学院情報学環の吉見俊哉氏を司会とし、東京大学・慶應義塾大学の鈴木寛氏、劇作家・演出家の平田オリザ氏、映画監督の諏訪敦彦氏といったパネラーの登壇が予定されています。 文化庁委託事業「文化関係資料のアーカイブ構築に関
2016年1月24日、名古屋市図書館が、イーブルなごやを会場に、シンポジウム「これからの図書館をみつめて~なごやアクティブ・ライブラリー~」を開催するとのことです。 各地の先進事例の紹介や、多角的に図書館を見つめる専門家のパネルディスカッションを通して、参加者の意見を交えながら、これからの図書館像を探っていくとのことです。 講師・パネリストは、小松尚氏(名古屋大学大学院環境学研究科准教授)、福永智子氏(椙山女学園大学文化情報学部教授)、吉成信夫氏(岐阜市立図書館館長)です。 入場無料で、定員は100名程度、事前申し込みは不要(先着順)とのことです。 手話通訳・要約筆記もあるとのことです。 シンポジウム「これからの図書館をみつめて~なごやアクティブ・ライブラリー~」≪開催日:1月24日(日)≫(名古屋市図書館,2016/1/14) https://www.library.city.nagoy
2016年1月15日、名古屋学院大学は、名古屋学院大学リポジトリで公開している全ての研究成果572件(紀要論文など566件・博士論文6件)に対して、デジタルオブジェクト識別子(DOI)を登録したと発表しています。 今後新規に登録するコンテンツに対しても、原則DOIを付与するとのことです。 名古屋学院大学リポジトリにおけるDOI登録について(名古屋学院大学,2016/1/15) http://www.ngu.jp/system/article/detail/4992 参考: 九州大学附属図書館、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)に登録された、同学の刊行物に掲載の論文等へのDOI登録について発表:QIRのコンテンツの半数以上にDOIが付与 Posted 2015年12月9日 http://current.ndl.go.jp/node/30171 九州大学附属図書館、九州大学の博士論文にDOI
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く