英国における高等教育機関の研究評価において、各高等教育機関から評価対象として提出された成果物が、1988年から2013年にかけてどう変化してきたかをまとめたレポート”Publication patterns in research underpinning impact in REF2014”が2016年7月付けで公開されています。 同レポートは英国高等教育助成会議(HEFCE)の委託を受け、Digital Science社が行っていた分析結果をまとめたものです。英国では1998年から2008年までResearch Assessment Exercise(RAE)、その後は評価方法を変更したResearch Excellence Framework(REF)という枠組みで高等教育機関の研究評価を行っていますが、いずれも各機関に論文等の成果物や、研究の社会的・経済的インパクトをまとめた事例等
2016年7月12日、オープンアクセス(OA)雑誌を手掛けるPeerJが新たに基本無料の求人情報掲載サービスを開始しました。 大学・政府・企業等の研究関連の求人情報を誰でも無料で掲載可能とのことです。ただし現在のところ、掲載できる分野は生物学、医学、生命科学、コンピュータ科学等、PeerJが扱う分野に限るとしています。また、PeerJ本体のその求人に近い分野の論文表示時に、画面脇に求人情報が表示されるようにする等の有料のサービスも設定されています。 Advertise your academic, government or industry job at PeerJ for free(PeerJ Blog、2016/7/12付け) https://peerj.com/blog/post/115284878873/advertise-your-academic-government-or-
2016年4月、知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会 次世代知財システム検討委員会より「次世代知財システム検討委員会報告書~デジタル・ネットワーク化に対応する次世代知財システム構築に向けて~」が公開されています。 この報告書では、デジタル・ネットワーク化に対応した次世代知財システムのあり方として、①デジタル・ネットワーク時代の著作権等知財システム、②AI、3D、BD等の新たな情報財の創出に対応した知財システム、③デジタル・ネットワーク時代の知財侵害対策について、課題と方向性の整理が行われています。 次世代知財システム検討委員会報告書~デジタル・ネットワーク化に対応する次世代知財システム構築に向けて~ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2016/jisedai_tizai/hoko
新たに開発された1万分の1ミリ四方程度の大きさの素子。1キロバイトに相当する160単語の英文が記録できる(デルフト工科大提供・共同) 【ワシントン共同】超小型の素子に膨大な情報を盛り込める記憶装置を開発したと、オランダ・デルフト工科大のチームが18日付英科学誌ネイチャーナノテクノロジー電子版に発表した。面積当たりの情報量は現在のハードディスクの500倍で、理論的には、切手ほどの大きさで世界の全ての書物を記録できるという。 チームが開発した素子は、コンピューターで扱う最小単位の1ビットの情報として、原子1個の配置の違いを利用する仕組み。銅の基板の上に塩素の原子が整然と並んでおり、1万分の1ミリ四方程度の大きさに、160単語の英文(1キロバイト)の情報が記憶できた。
レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営している武雄市図書館の2015年度収支は796万円の赤字だった。赤字は3年連続だが、前年度より半減し、2年連続で縮小した。
Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.
7月14日に開催された「県立図書館の再整備に関する意見交換会(第1回横浜会場)」に参加して、意見を述べてきました。 「県立図書館の再整備に関する意見交換会」の開催 - 神奈川県ホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f534863/ 現在、パブリックコメントも行われているので、参考になるよう、自分がそこでどのような意見を出したのか、そして時間が無くて発言できなかった内容をここに記します。 県の側の出席者は以下の通り。 人見 生涯学習部長、堀端 生涯学習課長、江藤 企画推進GL 井出 神奈川県立図書館長、島田 副館長、目黒 県立川崎図書館副館長 神奈川県立図書館から水品さん、小林さん、県立川崎図書館から古根村さん 他に司会と記録、マイク担当で数名。 2時間の意見交換会のは 30分区切りで大きく4つのパートに別れました。 最初のパートでは、挨拶と「県立図書
the guardian誌7月12日付け記事“UK scientists dropped from EU projects because of post-Brexit funding fears”(試訳:Brexit後の研究助成への懸念から、英国の研究者はEUプロジェクトから除外)を紹介する。 欧州連合(EU)からの離脱が決定した英国の研究者に対し、欧州のパートナーとの共同研究を諦めざるをえないという圧力が高まっている。 英国のRussell Groupが秘密裏に行った調査によると、財政的負担の懸念から、英国大学はEU助成プロジェクトから去るよう、あるいはその主導的立場から退くよう迫られるケースが見られた。 ファンディングのうちの英国の分は保障されないため、英国パートナーすべてをコンソーシアムから除外することを研究責任者に勧めるEUプロジェクトオフィサーもいた。2017年1月に開始するプ
アメリカ微生物学会(American Society for Microbiology, ASM)は7月11日、今後ジャーナルWebサイト上でASMジャーナルのインパクトファクター(IF)を掲載しないと発表した。高いIFを不適切に強調するゆがんだ価値観への貢献を回避するためとしている。 [ニュースソース] ASM No Longer Supports Impact Factors for its Journals - ASM 2016/7/11 [関連記事] Beat it, impact factor! Publishing elite turns against controversial metric - ネイチャー 2016/7/8 [小欄関連記事] インパクトファクターは論文の被引用数を反映しない(記事紹介) 2016/07/12
フランスの図書館コンソーシアムCouperinによると、オープンアクセス(OA)に関する法律の最終案が6月29日採択された。7月20日に国民議会での採決を経て、9月に上院で決議される。以下、OAに関する第17条である。 Art. L. 533-4. – I. - 半分以上が政府、地方自治体あるいは公的機関、国の機関、欧州連合により助成される研究活動の成果が1年に1回以上ジャーナルで出版される場合、著作者が出版社に対し排他的権利を承諾する場合であっても、共著者の合意により、出版社がデジタルチャネルを介して無料で使用可能とし次第、あるいは最初の出版日から起算して一定期間内に、著作者は原稿のすべてのその後の版について、デジタルチャネルを介して、オープン形式で無料で使用可能とする権利を有する。一定期間とは、科学、工学、医学については最大6か月、人文および社会学については12か月である。 第1段落の
どうも。今井です。 大学はいよいよ前期末のシーズンになりまして,成績処理や最終試験の作成に追われる時期になりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて,7月11日(月)に私の勤務先である白百合女子大学よりプレスリリースが出されました。白百合女子大学の8月6日(土)に行われるオープンキャンパスで,「カーリルタッチ!」を使った特別企画を実施するというものです。 www.u-presscenter.jp また,カレントアウェアネス-Rでも,取り上げて頂きました。今回ご協力頂いたブレインテックさんのプレスリリース,白百合女子大学オープンキャンパスの公式ページを含め,各種リンクが充実しているので,これからこの話題について調べたい方はカレントアウェアネス-Rさんの記事をオススメします。 図書館利用者向けサービスの「カーリルタッチ!」、大学版が白百合女子大学のオープンキャンパスで活用 | カレントア
先日のシンポジウムのビデオが公開されました。 ○アンサーシンポジウム 【イベント記録】 日本の大学図書館員の論じる世界の大学と図書館 ~6/25開催のシンポジウムを振りかえりつつ~(同志社大学・2016/7/1) https://www.youtube.com/watch?v=GeazV807vak ・最初の2分ほどは、準備中の風景です。 私が最初にスマホ、PCをいじっているのは「やっぱり(食堂と一緒で)無線LANのシグナルが拾えないのかぁ」です。 ・私は(時間を意識しすぎたか)早口ですねぇ。口も開いていないし。反省。 ・やはり、皆さん、興味深い話をしています。 ・41:00辺り~ 同志社の井上さんのコメントも改めて興味深い。資料なしでどこまで学習環境として勝負できるか。 (図書館として何をアプローチ云々は、議論があるべきと思いますが、一人の利用者として) 最近同志社のラーニング・コモンズ
東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2016/7/10現在) 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報(E1797ほか参照)に続き,2016年4月上旬から2016年7月上旬までの主な情報をまとめた。 ●被災地の図書館等の活動 4月16日,岩手県立図書館が,同館の東日本大震災情報ポータルの関連資料目録に,ブックリスト「5年目の3.11~震災関連資料コーナーの資料から~」を掲載した。 https://www.library.pref.iwate.jp/books/booklist/list/201602_ex_sinsai.html 4月28日,図書館共同キャンペーン「震災記録を図書館に」が,震災の発生から5年を迎えた図書館(岩手県立図書館,福島県立図書館及び東北大学附属図書館の3館)が所蔵する震災関連の資料目録(2016年3月11日現在)を公開した。 http://www
全米が「図書館に夢中」:OCLCによる6年間のキャンペーンが終了 ビル&メリンダ・ゲイツ財団の資金援助を受け,2009年からOCLCによって米国内で繰り広げられたキャンペーン“Geek the Library”(「図書館に夢中」)が2015年6月に終了した。2009年からの6年間で参加した公共図書館の数は1,779(図書館システムでは959)にのぼる。キャンペーンはいくつかの段階を踏んでおり,2010年4月までは,ジョージア州,イリノイ州など5つの州にある100館ほどが参加する試行期間であった。その後,その結果を分析するとともに内容の改善を図り,2011年6月以降は全米の図書館が「図書館に夢中」に参加できるようになった。試行期間についての報告書は2011年に発表され,2016年4月にも報告書“Local Action and National Impact”(以下最終報告書)が発表された。
成人の図書館利用の実態(英国) 公共図書館(以下図書館)に関する調査の実施,図書館界に対する指導性の発揮,図書館サービスの再活性化支援を目的にコミュニティ・地方自治省に設置されている英国のLibraries Taskforceが,2016年4月28日,成人(16歳以上)の図書館利用の実態について調査した報告書“Taking Part, focus on: libraries”を公開した。 この報告書では,文化・メディア・スポーツ省が毎年実施している,国民の文化・スポーツ活動への参加状況に関する調査“Taking Part”の2015/16年調査のデータに基づき,過去1年間の図書館利用の有無,利用方法,利用者の属性,利用目的,サービスへの満足度等を分析している。本稿では,その分析結果の概要について紹介する。 まず,利用の有無であるが,利用したことがある成人は33.9%で,2005/06年調査
研究用ソフトウェアの持続可能性 研究データ管理の重要性が最近声高に叫ばれているが,研究データを読み取るには,研究機関で開発され研究目的で使用される研究用ソフトウェアをはじめとするソフトウェアが必要であることは言うまでもない。しかしそのソフトウェアの持続可能性,すなわちソフトウェアを将来にわたって利用できるようにする取組みについては,あまり注意が払われていない。ソフトウェアがないとデータを読み込んで解釈することができないが,ソフトウェアがあっても現在の環境で動作しなかったりバージョンが違ったりするとデータを正しく読み取れない可能性があるので,ソフトウェアの持続可能性は重要な問題となる。 2016年3月,高等教育・研究向けインフラの開発と活用を目的とするプロジェクトKnowledge Exchangeが,“Research Software Sustainability: Report on
2016年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告> 国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1664,CA1733参照)の総会(E1683等参照)及びウェブアーカイブ会議が,2016年4月11日から15日にかけて,アイスランドの首都レイキャビクで,アイスランド国立・大学図書館主催により開催された。IIPC非加盟機関からの参加者も含め約150人が参加し,国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。 従来は総会期間中にオープンセッションがあり,一般参加者も参加できたが,今回から,加盟機関のみ参加可能な2日間の総会と,加盟機関以外の参加者に開かれた3日間の会議に,プログラムが明確に分けられた。 総会1日目は,今回の総会に先立って改訂された,今後5年間のIIPC協定及び新たに定められた細則の説明や,IIPCによる取組の最新状況の報告等が行われた。続いて,新たに細則に定められたツール
認知症と図書館について考えるシンポジウム<報告> 2016年3月7日,筑波大学東京キャンパスにおいて,シンポジウム「認知症と図書館」を開催した。昨年の「インタージェネレーション:高齢社会における図書館」(E1669参照)に続く,同大学知的コミュニティ基盤研究センター主催の「高齢社会の図書館」を考えるシンポジウムの第二弾である。当日は,全国各地の公共図書館や大学図書館,福祉関係団体等から131名の参加を得た。 ◯シンポジウムの概要 下記の5つの講演と,筑波大学の溝上智恵子氏をコーディネータとする講演者5名によるパネルディスカッションで構成した。 「認知症と図書館」呑海沙織(筑波大学)「認知症の理解と図書館サービス」小川敬之氏(九州保健福祉大学)「コミュニティセンター図書館における認知症の人にやさしい図書館」 成合進也氏(社会福祉法人日向市社会福祉協議会)「地域包括ケアシステムと川崎市立宮前図
2016年7月12日、文部科学省のウェブサイトで、文教施設における公共施設等運営権の導入に関する検討会(第2回、2016年6月22日開催)の配付資料が公開されています。 第2回検討会の議題は、「施設類型ごとの現状・課題等について」「論点整理(案)について」「その他」で、コンセッション方式についての言及があります。 文教施設における公共施設等運営権の導入に関する検討会(第2回)配付資料(文部科学省大臣官房文教施設企画部施設企画課、2016/07/12) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/040/shiryo/1374259.htm 参考: 文教施設における公共施設等運営権の導入に関する検討会(第1回)の配布資料が公開 Posted 2016年6月7日 http://current.ndl.go.jp/node/31746
2016年8月11日、京都府立図書館で、「宵の図書館 -音楽と宇宙と笹と-」が開催されます。 同館が所在する京都・岡崎地区のイベント「岡崎プロムナード 星の響宴」との連携イベントです。 京都府立桃山高校吹奏楽部による野外演奏会、京都大学と連携した「4次元デジタル宇宙シアター」(全2回/各回定員45名・先着順)、京都府立大学の学生による企画「笹に願いを」が行われます。 当日の資料閲覧・貸出業務は17:00で終了します。 宵の図書館 -音楽と宇宙と笹と-(8/11)(京都府立図書館) https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=6776 チラシ http://www.library.pref.kyoto.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/libraryatdusk.pdf 岡崎プロムナード 星の響宴(京の七夕連携事業)の開催について
2016年7月11日付の、公益財団法人日本交通公社の「研究員コラム」のVol.308として、「観光研究図書の独自分類から見えてきたこと」と題した記事が掲載されています。 同財団の、旅の図書館副館長である大隅一志氏が、旅行・観光に関する研究書、実務書、ガイドブック、雑誌などを所蔵する旅の図書館において、観光研究資料を分類する際の独自分類について、紹介・説明したコラムとなっています。 歴史学や地理学、社会学など様々な学問領域を用いて観光の諸事象を分析する観光学において、観光研究資料を日本十進分類法(NDC)のみで分類することは難しいとし、同館の収蔵図書・資料を「財団コレクション資料(F分類)」、「観光研究資料(T分類)」及び「基礎資料(NDC資料)」に分けていることが紹介され、「観光研究資料(T分類)」について、図表を用いて解説されています。 観光研究図書の独自分類から見えてきたこと(日本交通
2016年7月12日、ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、同館が提供する電子書籍のブラウジング・貸出・閲覧が容易にできるアプリ“SimplyE”(iOS、Android)の提供を開始しました。 アプリはオープンソースのソフトウェアを用いて開発されており、ウェブブラウザ版は現在開発中とのことです。 “SimplyE”開発のために用いられた技術は、低所得層の子どもが無料で電子書籍を閲覧できるようにする取組み・アプリである“Open eBooks”の強化にも使われました。 また音声読み上げ機能を追加することでプリントディスアビリティのある利用者でも利用可能とすることがアプリ開発チームの優先事項であるとされ、現在、全米視覚障害者連合(NFB)、ベネテク、National Center for Accessible Media、米国デジタル公共図書館(DPLA)と共同で、“SimplyE”“Ope
2016年7月12日、W3CのWeb Annotation Working Group(WAWG)が、“Web Annotation Protocol”の勧告候補(Candidate Recommendation)を公開しました。 W3C Invites Implementations of Web Annotation Protocol(W3C,2016/7/12) https://www.w3.org/blog/news/archives/5674 Web Annotation Protocol W3C Candidate Recommendation 12 July 2016 https://www.w3.org/TR/2016/CR-annotation-protocol-20160712/ 参考: W3Cのワーキンググループ、“Web Annotation Protocol”の公
2016年7月13日、欧州研究図書館協会(LIBER)が、LIBERの2018~2022年のビジョン・戦略方針の素案を、オンラインで文書に関して議論しコンセンサスを得るためのサービス“Discuto”上で公開し、意見を募集しています。 2022年に向けたビジョンと、(1)革新的な出版のプラットフォームとしての図書館、(2)デジタルなスキル、サービスのハブとしての図書館、(3)研究インフラと協同する図書館という3つの戦略方針からなります。戦略方針は、LIBER加盟図書館がビジョンの実現に向けて取り組む内容を示したものです。 Discutoでは、例えば「(2022年に)オープンアクセスは卓越した出版形態である」など、数十件の文章が列挙されており、それぞれについて「はい」「いいえ」の投票と、コメントを寄せることができるようになっています。 2016年6月29日から7月1日まで開催されていたLIB
米国議会図書館(LC)が、2016年7月から、レスポンシブウェブデザインを採用したオンラインカタログ(Beta版)を公開しています。 モバイルデバイスからのアクセス増加に対応したもので、障害がある人にとっても利用しやすいインターフェイスになっています。 8月には現在のインターフェイスと差し替えられますが、現在、LCではBeta版への意見を求めています。 New Online(LC,2016/7/13) http://blogs.loc.gov/loc/2016/07/new-online-2/ New Responsive Design in LC Online Catalog(LC) https://catalog2.loc.gov/vwebv/ui/en_US/htdocs/help/ LC Online Catalog(Beta) https://catalog2.loc.gov/
2016年7月18日、オープンデータ京都実践会主催の「京都まち歩きオープンデータソン2016 in 岡崎 vol.1」が、京都府立図書館を会場として開催されます。 「京都まち歩きオープンデータソン2016 in 岡崎 vol.1」は、京都の岡崎とその周辺地域(蓮院、円山公園、粟田神社)を歩き、京都の歴史・文化遺産をオープンデータにしていくイベントで、Wikipediaを地域の歴史情報等で充実させる“Wikipedia Town”と、OpenStreetMap(OSM)を充実させる「OSMマッピングパーティ」の2つが行われます。 定員は50名で、参加費は無料です。 京都オープンデータソン2016 vol.1(青蓮院、円山公園、粟田神社)(Doorkeeper) https://opendata-kyoto.doorkeeper.jp/events/48614 参考: 【イベント】鴨川運河と伏
2016年6月23日から24日にかけて米・ウェストバージニア州で発生した豪雨により引き起こされた洪水で、同州のレイネル公共図書館やカナー郡公共図書館クレンデニン分館が浸水被害を受けています。 ボランティアによる復旧活動が行われているほか、大型書店グループのブックス・ア・ミリオンが、ウェストバージニア州の店舗での7月16日以降の売上の20%を、被害を受けた図書館の改修・補修を目的に、ウェストバージニア図書館員会に寄付すると発表しています。 ウェストバージニア図書館協会のブログでは、レイネル公共図書館では、本の寄付は同館が受入準備ができるまでは待って欲しいこと、クレンデニン分館では、今後の見通しが立たないことから、募金や掃除道具・水などの提供が望ましいことが述べられています。 カナー郡公共図書館のエルクバレー分館でも、同館までの橋が落ちてしまったため、開館できない状況になっているようです。 W
2016年7月24日、埼玉県の杉戸町立図書館で、夏休み特別企画として、図書館お泊り会が開催されます。 対象は町内在住の小学6年生12名(男子6人、女子6人)で、参加費は朝食代として400円が必要です。 パジャマ、着替え、タオル、歯ブラシ、水筒、図書館利用者カード、寝具(マットレス、布団、寝袋等)、リクライニングチェア等(必要に応じて)を持参し、晩御飯とお風呂を済ませた後に参加することになっています。 図書館お泊り会の開催について(杉戸町,2016/7/13) https://www.town.sugito.lg.jp/cms/page9582.html 参考: 図書館に泊まろう!:川西町立図書館・遅筆堂文庫(山形県) Posted 2016年5月26日 http://current.ndl.go.jp/node/31669
2016年7月6日に米国など数か国でリリースされた、“Pokémon GO”について、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(ALSC)のブログをはじめ、米国を中心に、様々な媒体で図書館との関係が取り上げられています。 “Pokémon GO”は、スマートフォン等の端末の、カメラやGPS機能とAR(拡張現実)の技術を用いて、現実世界を舞台に、ゲームのキャラクターであるポケモンを捕まえたり、バトルしたりすることができる、Niantic社が開発したゲームです。プレーヤーは3つのチームに分かれてプレーすることになります。 ALSCのブログでは、“Pokémon Go”に関する説明のほか、図書館での活用事例、メディアに関する指導との関係などが説明されており、School Library Journal誌では、“Pokémon GO: What Do Librarians Need To
2016年7月13日、米国の国立芸術基金(National Endowment of Arts : NEA)は、2006年以来、同基金が中心となり全米規模で実施している読書推進活動“Big Read”の活動10周年を記念して、2017年秋開始のプログラム用に、現代作家の作品28点(うち新規タイトルは13点)を新たに選びました。 “Big Read”は、1つの文学作品を中心とした地域全体での読書推進活動に対し、助成金やその他の活動支援を行うというプログラムで、各地の主催者はこのリストから1作品を選ぶことになります。 National Endowment for the Arts Announces New Focus for NEA Big Read program(NEA,2016/7/13) https://www.arts.gov/news/2016/national-endowmen
2016年7月14日、第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料の一部が公開されました。 ・ERDB-JPパートナー対象範囲変更 ・NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)(案)の改訂について などが議事となり、前者については、出版者及び情報システムベンダー等による参加の枠組みを整備し、パートナー(データ作成機関)拡大を図ること、後者については、方針の改訂案と2016年4月に行われた意見募集に寄せられたうち主なものの集約結果などが、公開された資料に示されています。 第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨および配布資料を公開しました(これからの学術情報システム構築検討委員会, 2016/7/14) http://www.nii.ac.jp/content/korekara/2016/07/14_1.html 参考: これからの
2016年7月14日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス“Google Scholar Metrics”の値を2016年版に更新しました。 Google Scholar Metricsは過去5年分の当該雑誌の掲載論文数とそれらの被引用数に基づいて算出される”h5-指標”と、”h5-指標”の集計に用いられた論文の被引用数の中央値である”h5-中央値”を雑誌の書かれた言語や分野ごとに提供するものです。2016年版では2011年から2015年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。 今回の更新では、言語別ページとして、ロシア語、韓国語、ポーランド語、ウクライナ語、インドネシア語のページが公開されました。 2016 Scholar Metrics Released(Google Scholar Blog, 2016/7/14付け) htt
2016年8月5日、トロンフォーラムと東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センターは、東京大学本郷キャンパスで「オープンデータ利活用セミナー」を開催します。 ●「オープンデータとその利活用」(東京大学教授・越塚登氏) ●「オープンデータを利活用した課題解決手法」(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所・新堂克徳氏) ●「公共交通オープンデータを利活用したシステム構築」(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所・別所正博氏) の3つの講座が開催され、オープンデータを利用してまちの課題やマーケティング上の課題など、身近な課題を解決する方法や、運行情報等のリアルタイムなオープンデータを利用して、公共交通機関の利用者に対するサービスやシステムの構築方法が解説される予定です。 参加費は無料ですが、申し込みが必要です。 2016年8月5日(金)「オープンデータ利活用セミナー」(無料)(ト
2016年7月13日、文部科学省は、同省のウェブサイトに、「科研費による研究成果展開」のページを開設しました。 科研費の助成を受けた研究の様々な成果展開事例について、地方別に掲載されており、それぞれの研究ごとに、研究者に関する情報、研究成果、(研究成果の)当初予想していなかった意外な展開、(研究成果の)(研究成果の)今後期待される波及効果、社会への還元などをまとめた資料(1枚)がPDFで掲載されています。 科研費による研究成果展開(文部科学省) http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1371592.htm 新着情報 最新1か月分の一覧(文部科学省, 2016/7/13付で「科研費による研究成果展開」とあります。) http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html 参考: 文部科学省、科研費改革の一環とし
2016年7月18日付の“Federal Computer Week”(FCW)で、米国議会図書館(LC)がDos攻撃の対象となっていることが報じられています。“Congress.gov”や米国著作権局の“U.S. Copyright Office”のウェブサイトもアクセス不能になっているようです。 FCWの記事では、LCの広報のゲール・オスターバーグ(Gayle Osterberg)氏のコメントが紹介されており、7月17日から発生していること、LCのイントラのウェブサイトや職員の電子メールにも影響が出ており、現在復旧に向けて作業しているところである、とのことです。 現在、原因は分かっていないとのことです。 FCWは、1105 Media社の、米国政府のIT等に関する情報を提供するPublic Sector Mediaグループが刊行する雑誌です。 Library of Congress w
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く