いわゆる「ゲリラ豪雨」をはじめ、今年は荒天の日が多かった。 とくに夏を中心に雷が多く、10月末には24日目の雷が観測され、88年ぶりに最多記録を更新した。 「雷のときに『くわばらくわばら』って言うでしょ。あれは、このあたりが元になってるんですよ」 兵庫県三田市での取材中、地元の人にこんな話を聞いた。 確かに雷が鳴っているときに「くわばらくわばら」と、呪文のように唱えることがある。 そういわれてみれば、なんで雷のときには「くわばらくわばら」なのか。そもそも「くわばら」って、なんだ? そして、それが三田市発祥になっているというのはなぜか。気になる。 三田市役所の生涯学習課にたずねてみると、 「市内にある、欣勝寺(きんしょうじ)というお寺、そこに伝わるお話が元になっているんです」 と、こんな民話を教えてくれた。 その昔、あわてんぼうの雷の子供が、雲の上から落ちてしまった。その落ちたところが欣勝寺
![「くわばらくわばら」ってなぜ雷のときに唱える? - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7c6513cf75ffbce6658a1e32510eb448fb4285a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FExcite%2Fbit%2F2008%2FE1228050634645_1.jpg)